ジェシー・アイゼンバーグが初監督作で明かす葛藤「芸術に関わる仕事にはずっと罪悪感があった」
今回はこの作品と一緒に日本へ行けなかったことが本当に残念だったので、次回作では必ず日本に行きたいです!
―お待ちしております。それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。
ジェシーさんみなさんも自分の家族に対してがっかりすることはよくあるんじゃないかなと思います。そういうときは、この映画でも描かれているように他人の息子を自分の子どものように扱ったり、他の女性に母親のようなものを求めたりして、“家族の代わりの人”を外に求めることがあるかもしれません。
ときにはそれが素晴らしい場合もありますが、僕は家族なら諦めないでほしいと考えています。なので、家族との間で問題が起きたときは外に目を向けるのではなく、まずはお互いにしっかりと向き合うことが大事ではないかなと。そういった部分をぜひこの映画からも感じていただきたいです。
難しいからこそ面白いのが家族
ときには厄介ですれ違ってしまうこともあるけれど、かけがえのない家族の愛おしさと大切さに気付かせてくれる本作。
不器用でちょっぴり痛々しい親子の姿に、いつの間にか共感と温かさで胸がいっぱいになるはずです。
取材、文・志村昌美
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作品情報
『僕らの世界が交わるまで』
1月19日(金)