俳優の浅香航大(31)が、芸能事務所・トライストーン・エンタテイメントに所属することが22日、同事務所のホームページで発表された。「ご報告」と題したタイトルで「この度、浅香航大はトライストーン・エンタテイメントに所属しましたことをご報告させていただきます。今後とも応援よろしくお願い致します」と伝えられた。浅香は、1992年8月24日生まれ、神奈川県出身。2011年7月、ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』で連続ドラマ初出演。主な出演作として、映画『桐島、部活やめるってよ』(12年)、NHK連続テレビ小説『マッサン』(14年)、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』(17年)、ドラマ『あなたの番です』(19年)、映画『見えない目撃者』(19年)、ドラマ『今夜はコの字で』(20年)、映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』(23年)などがある。これまで所属していたA-teamが4月1日、公式サイトで「諸般の事情によりこの春から新規の芸能関係業務を休業することと致しました」と休業を発表していた。
2024年04月22日『哀れなるものたち』に続き、再びヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンがタッグを組んだ最新作『憐れみの3章』よりカンヌ版特別予告とティザービジュアルが解禁された。先日発表された第77回カンヌ国際映画祭のラインアップで、コンペティション部門への出品とワールドプレミア上映の決定が公式発表された本作。前作『哀れなるものたち』から時を空けず、再び、権威あるカンヌ国際映画祭の舞台に登場するヨルゴス・ランティモス監督の最新作だ。この度到着したカンヌ版の特別予告映像では、スウェーデンのアーティストCOBRAHによる「BRAND NEW BITCH」に合わせ、ランティモス作品お約束の斬新すぎるダンスをエマ・ストーンが踊り狂う。その最中、次々と本作の世界を彩る豪華キャストが映し出されていき、一目見たら忘れられない超高濃度の“ランティモスワールド”を否応なく体感させてくれる。スピーディーに切り替わるシーンの連続は、そのどれもが怪しげで独創的なものばかり。音楽との相乗効果も相まってどこか中毒性を秘めた映像となっている。併せて解禁されたティザービジュアルには、水滴滴る血まみれの手、切断された指、壊れたラケットの3つのモチーフが描かれており、観る者の胸をざわつかせる不穏な気配が漂っている。「憐れみの3章」と掲げるタイトルの通り、“3章”で展開される物語を紐解く「鍵」になるのか?まだ多くの謎に包まれた物語へと、想像と期待が膨らむビジュアルとなっている。『憐れみの3章』は2024年公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:憐れみの3章 2024年、全国にて公開©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月19日金運や恋愛運、健康運などの祈願、またはアクセサリーとして身につける人も多いパワーストーン。しかし、実はパワーストーンを持たない方がいい人もいることを知っていますか?パワーストーンの放つエネルギーと相性が悪ければ、かえって悪影響になる可能性があるのです。この記事では、パワーストーンを持たない方がいい人の特徴とその理由、パワーストーン以外で運気をアップさせる方法について紹介します。■パワーストーンを持たない方がいい人の特徴パワーストーンを持たな方がいい人の特徴として、主に気持ちの面で共通点が挙げられます。◇(1)持つだけで満足してしまうパワーストーンを手に入れて、それだけで満足してしまう人は注意が必要です。パワーストーン本来の力を発揮させるには、定期的な浄化が大切。手に入れただけで満足しそのまま放置していては、パワーを受け取りづらくなってしまうでしょう。◇(2)パワーストーンの力を信じないパワーストーンの力を信じていない人も、持たない方がいい人だといえます。パワーストーンは、身につける人の意識と共鳴することでその効果を発揮します。つまり、パワーストーンの力を信じていない人は、その効果を得られないのです。スピリチュアルな世界に拒否反応があったり、科学的根拠を求める現実主義の人だったりするなら、パワーストーンは向かないでしょう。◇(3)努力や感謝をしない自分で努力をしようとしない他力本願な人も、パワーストーンを持たない方がいいでしょう。パワーストーンはあくまでも物事を好転させるきっかけであり、一番大切なのはその人自信が意識を変えて行動を起こすことです。「パワーストーンを持っているから何もしなくていい」「うまくいっているのは、自分の実力だから周囲に感謝する必要はない」という考えは、幸運を遠ざけてしまうかもしれません。■パワーストーンを持たない方がいい理由パワーストーンは、石によってさまざまなエネルギーを持っています。また同じ種類の石でも、産地などによって違いがあるようです。感受性が強い人はパワーストーンのエネルギーを受けすぎてしまったり、合わないパワーストーンを持つことで普段と違う感覚に陥ったりすることも。そのため、感覚的に合わないと感じる場合は、無理にパワーストーンを持たない方がいいかもしれません。□あなたにぴったりのパワーストーンを診断以下の記事では、10の質問であなたに合うパワーストーンを診断します。ぜひチェックしてみましょう。関連記事はこちら▼【パワーストーン診断】あなたに力を与えてくれる石は?■パワーストーン以外で運気アップする方法パワーストーンと相性がよくないと感じたら、他の方法で運気アップをしてみましょう。関連記事はこちら▼即効で運気を上げる方法20選!仕事運・恋愛運アップの開運術◇(1)家の中を掃除する家の中や身の回りの掃除は、基本的な開運アクション。特に玄関や水回りは、いつも清潔に保ちましょう。また、古い物や長く使っていない物は断捨離するのがおすすめ。物を手放すことで、運気の流れがよくなります。◇(2)運がいい人と一緒に過ごす運がいい人は、いつもポジティブで感謝の気持ちを忘れません。一緒に過ごすことで、自然といい運気を引き寄せる行動ができるでしょう。◇(3)観葉植物を置く部屋に観葉植物を置くものおすすめ。悪い気を遠ざけていい気を呼び寄せてくれます。ただし風水的に、サボテンやドライフラワーは避けるのがベターです。◇(4)瞑想をする瞑想を習慣化するのもいいでしょう。「今この瞬間」に意識を集中させ、ネガティブな感情を手放します。毎日少しずつでも継続することで、徐々に変化を感じられるかもしれません。□パワーストーンを持たない方がいい人もいるパワーストーンを持たない方がいい人の特徴として、その力を信じていない人や他力本願で努力をしようとしない人などが挙げられます。何よりも大切なのは、あなた自身が「こうなりたい」「○○をかなえたい」と強い意志を持っていること。その気持ちがあれば、パワーストーンはきっと後押ししてくれることでしょう。(LIB_zine)※画像はイメージです
2024年04月18日パワーストーンを置いてはいけない場所とはどんな所なのでしょうか?自宅に飾る場合、できれば効果的な所に置きたいものですよね。本記事では、パワーストーンを置いてはいけない場所とその理由、置くと良い場所を紹介します。■パワーストーンを置いてはいけない場所早速、パワーストーンを置いてはいけない場所とその理由を見ていきましょう。◇(1)電化製品の近くパワーストーンは電化製品付近に置かない方が良いでしょう。電化製品から発せられる電磁波の影響で、パワーストーンの波動が乱れてしまう可能性があるためです。そうすると、石が持つ本来の力を発揮できなくなってしまいます。テレビや電子レンジ、冷蔵庫は特に電磁波が強いため注意しましょう。◇(2)直射日光があたる場所パワーストーンを太陽光にあてるのは良いことですが、長時間、直射日光にさらされる場所は避けた方が良いでしょう。石によっては変質・変色してしまう可能性があります。◇(3)高温になる場所キッチンなど火を使って高温になりやすい場所も、パワーストーンの置き場所としてはふさわしくありません。直射日光と同じく、石の変質や変色に繋がる可能性があります。◇(4)ホコリまみれな場所ホコリがたまっているなど、汚れた場所には負のエネルギーもたまるとされています。パワーストーンの波動に影響が出る可能性があり、汚れた場所に置くのは避けるのがベター。清潔に整えた場所に置く方が、パワーストーンが持つ本来の効果を感じやすくなるでしょう。◇(5)水回りお風呂場やトイレといった水回りは、パワーストーンとは相性の悪い湿気がある場所。石の種類によっては、水に濡れることで変色してしまう可能性があるため置かない方がベターでしょう。◇(6)不安定な場所高い所や傾斜のある場所など、不安定な場所にはパワーストーンを置かないようにしましょう。特に大きい石の場合、落下する恐れがあり危険です。石の種類によっては、割れてしまう可能性があるため注意してください。■パワーストーンを置くと良い場所パワーストーンはどんな所に置くのが良いのでしょうか?◇(1)玄関玄関は運気の出入り口ともなる場所。パワーストーンを置くことで、良い運気を運んでくれるでしょう。浄化効果のある石であれば、外から持ち込んだ邪気を払ってくれる効果も期待できます。◇(2)リビングリビングにパワーストーンを置くのもおすすめ。家族がそろう場所には、さまざまな気が入っていきます。そこにパワーストーンを置くことで気を調整してくれることでしょう。◇(3)仕事部屋仕事部屋にパワーストーンを置くと、集中力やひらめきを与えてくれるかもしれません。また、好きな色の石を選んでデスクに置いておけば、インテリアとして癒やしを感じられるでしょう。◇(4)寝室寝室にパワーストーンを置くのもおすすめ。パワーを与えてくれる石よりも、癒やし効果のある石が良いでしょう。寝ている間にあなたの波動を調整してくれるはずです。□パワーストーン適切な置き場所を知っておこうお守りとして、または開運アイテムとして人気のパワーストーン。石が持つ本来の力を発揮するには、置き場所も重要です。今回紹介した「置いてはいけない場所」を参考に、ぜひお気に入りのパワーストーンを大切にしてくださいね。(LIB_zine)※画像はイメージです
2024年04月18日エマ・ストーン主演映画『哀れなるものたち』が、ディズニープラス「スター」にて見放題独占配信されることが決定した。新たに最新作『憐れみの3章』の公開も決定し、いま勢いが加速中のヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーンの『女王陛下のお気に入り』タッグが贈る本作。自ら命を絶ったベラは、天才外科医ゴッドウィン・バクスターによって生まれたての女性として奇跡的に蘇生。日に日に回復するベラだったが、「世界を自分の目で見たい」という強い好奇心から、放蕩者の弁護士の誘いに乗り、大冒険に出て平等と自由を知り、時代の偏見から解き放たれていく。「第80回ヴェネチア国際映画祭」では金獅子賞、「第81回ゴールデングローブ賞」では作品賞、主演女優賞(ともにミュージカル・コメディ部門)、「第96回アカデミー賞」ではエマが『ラ・ラ・ランド』に続く2度目の主演女優賞、ほか衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞と計4部門で受賞した。Rotten TomatoesでもTOMATOMETERが驚異の92%(4/9時点)と絶賛。主人公のベラを演じたエマは「この原作を基に、このレベルにまで達する映画を作り上げられる監督は、(ヨルゴス・ランティモス監督の)ほかに思い当たりません」とコメントしている。『哀れなるものたち』は4月24日(水)16時~ディズニープラス「スター」にて見放題独占配信開始。(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月17日本年度アカデミー賞4部門を受賞した天才監督ヨルゴス・ランティモスと盟友エマ・ストーンとの最強タッグが贈る『哀れなるものたち』が4月24日(水)よりデジタル配信(購入)開始。これを記念して、主人公ベラの自由奔放な振る舞いや独特なダンスシーン、過去をにおわせる重要なシーンを含む本編の無料プレビューが公開された。優秀で型破りな科学者ゴッドウィン(ウィレム・デフォー)によって生き返った若き女性、ベラ(エマ・ストーン)。学ぶことに貪欲で、未知なる世界を知りたくてたまらないベラは、話術巧みな放蕩者の弁護士、ダンカン(マーク・ラファロ)と駆け落ちし、大陸を横断する目まぐるしい旅に出る。解禁された本編映像は、ダンカンに連れられてリスボンに到着したベラが、たくさんの初めての経験に歓喜し、貪欲に外の世界を吸収していく姿を描いている。ディナーの席では自由奔放に振る舞い、独特なダンスを踊るベラ。最初は遊びのつもりだったベラに、だんだん本気でのめりこんでいくダンカンの心の動きにも要注目。多くの女性と付き合ってきた色男ながら、ベラに予想外の思いを募らせていくダンカンを演じたラファロは、「ベラがありのままでいることを許容できたら、彼にとって彼女は完璧な女性なのです」と話している。また、初めて1人でバルに出かけたベラが帰ってきたホテルで、人違いながらも女性から声をかけられる場面は、ベラの過去にも繋がる重要な伏線となるシーンだ。『哀れなるものたち』は4月24日(水)よりデジタル配信開始(購入)、5月8日(水)よりデジタル配信開始(レンタル)、ブルーレイ+DVDセット発売。『哀れなるものたち』4月24日(水)デジタル配信開始(購入)5月8日(水)デジタル配信開始(レンタル)ブルーレイ+DVDセット発売5,390 円(税込)© 2024 20th Century Studios.発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月16日映画『哀れなるものたち』が、4月24日(水) よりデジタル配信されることが決定。併せて本編プレビュー映像が公開された。本年度アカデミー賞とゴールデングローブ賞を獲得した『哀れなるものたち』は、ヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンがタッグを組んだ作品。優秀で型破りな科学者ゴッドウィン(ウィレム・デフォー)によって生き返った若き女性ベラ(ストーン)は学ぶことに貪欲で、未知なる世界を知るために放蕩者の弁護士ダンカン(マーク・ラファロ)と駆け落ちし、大陸を横断する目まぐるしい旅に出る――。公開された映像では、ダンカンに連れられてリスボンに到着したベラが、たくさんの初めての経験に歓喜し、貪欲に外の世界を吸収していく姿を描いている。ディナーでは自由奔放に振る舞い、独特なダンスを踊るベラに、ダンカンはだんだんと本気でのめりこんでいく。また、初めてひとりでバルに出かけたベラが、ホテルに帰ってきた際に人違いながらも声をかけられる場面は、ベラの過去にも繋がる重要な伏線となるシーンとなっている。なお本作のブルーレイ+DVDセットは、5月8日(水) に発売される。『哀れなるものたち』本編プレビュー映像<配信情報>『哀れなるものたち』4月24日(水) デジタル配信スタート5月8日(水) デジタル配信開始(レンタル)<リリース情報>『哀れなるものたち ブルーレイ+DVD セット』5月8日(水) 発売価格:5,390 円(税込)公式サイト: 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月16日『哀れなるものたち』『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンという映画界最高峰の最強タッグが送り出す衝撃の最新作『憐れみの3章』が、第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出決定、ワールドプレミア上映されることになった。本作は、監督・脚本を務めるヨルゴス・ランティモスと脚本家のエフティミス・フィリップコンビにとって、カンヌ国際映画祭の4度目のコンペティション部門出品作品となる。過去3回ではすべて主要賞を受賞しており、15年前の2009年、カンヌデビューとなった『籠の中の乙女』で第62回カンヌ国際映画祭“ある視点”部門 作品賞を受賞し、世界的な注目を集めるきっかけとなった。続く2015年に初の英語作品『ロブスター』をコンペティション部門で上映され審査員賞を受賞し、2017年の『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』では脚本賞を受賞している。ヨルゴス・ランティモス監督&エマ・ストーン Photo by John Shearer/Getty Images for Critics Choice Association今回、カンヌ国際映画祭にはランティモス監督に加え、エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーら豪華スターキャストが参加する予定。また、今回の出品決定に合わせて新たなる場面写真が解禁。本作は、選択肢を奪われ、自分の人生を取り戻そうと格闘する男、海で失踪し帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官、卓越した教祖になると定められた特別な人物を懸命に探す女、という3つの奇想天外な物語から構成される。ランティモス監督が描く、全く異なる展開を繰り広げる3つの物語で豪華キャストたちはどのような運命をたどることになるのか。『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』と映画界に未知の衝撃を送り続ける、ランティモス監督&エマ・ストーンの最強コンビが、超豪華キャストとともに未体験の高みへと私たちを導く最新作のゆくえに注目だ。『憐れみの3章』は2024年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:憐れみの3章 2024年、全国にて公開©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月11日映画『憐れみの3章』が2024年に日本公開。監督はヨルゴス・ランティモス。エマ・ストーン、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーなどが出演する。映画『憐れみの3章』3部構成の強烈な物語ヨルゴス・ランティモスが監督を務める新作映画『憐れみの3章』は、ストーリーやキャスト陣が演じる役柄がすべてが異なる3部作で構成。選択肢を奪われ、自分の人生を取り戻そうと格闘する男、海で失踪し帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官、卓越した教祖になると定められた特別な人物を懸命に探す女といった3つの奇想天外な物語を描き、“信念・強制・支配”がうごめく強烈な世界を映し出す。ヨルゴス・ランティモス×エマ・ストーン、3度目のタッグ出演者は、映画『哀れなるものたち』でプロデューサーと主演を務めたエマ・ストーンをはじめ、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結する。ヨルゴス・ランティモスとエマ・ストーンは、映画『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』に続く、3度目のタッグだ。そのほか、マーティン・スコセッシが監督を務めた映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』に出演したジェシー・プレモンス、映画『ザ・ホエール』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたホン・チャウ、ディズニー&ピクサーのアニメーション映画『マイ・エレメント』など話題作で活躍するママドゥ・アティエ、さらに映画『ハンガー・ゲーム0』で主人公のいとこを演じた新鋭ハンター・シェイファーなどが名を連ねる。エフティミス・フィリップが共同脚本共同脚本は、ランティモスが監督した映画『ロブスター』や『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』でも脚本を務めたエフティミス・フィリップが担当する。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品なお、『憐れみの3章』は第77回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、ワールドプレミア上映される。監督・脚本を務めるヨルゴス・ランティモスと脚本家のエフティミス・フィリップのコンビにとって、カンヌ国際映画祭の4度目のコンペティション部門出品となる。【作品詳細】映画『憐れみの3章』公開時期:2024年監督:ヨルゴス・ランティモス出演:エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファー原題:KINDS OF KINDNESS
2024年04月01日映画『憐れみの3章』が2024年に日本公開されることが決定。併せて予告編が公開となった。『憐れみの3章』は、今年度の賞レースを賑わせた『哀れなるものたち』の監督を務めたヨルゴス・ランティモスと、同作の主演を務めたエマ・ストーンが再びタッグを組んだ作品。ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーといったキャストに加え、『哀れなるものたち』とともに今年度の賞レースで熱戦を繰り広げた『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』など話題作に多数出演するジェシー・プレモンス、『ザ・ホエール』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたホン・チャウ、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』や『マイ・エレメント』(声の出演)など多数の大作で活躍するママドゥ・アティエ、さらに『ユーフォリア/EUPHORIA』、『ハンガー・ゲーム0』で注目を浴びる新鋭ハンター・シェイファーが出演する。公開された予告編には、ランティモス監督が贈る鮮烈で独特な物語を、その存在感で彩るキャスト陣が次々に投影される。本作はストーリーもキャスト陣が演じる役柄もすべてが異なる3部作で構成されており、信念、強制、そして支配が日常である強烈な物語が息つく間もなく展開されていく。共同脚本には、『籠の中の乙女』『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』などで知られるエフティミス・フィリップが名を連ねた。映画『憐れみの3章』予告編<作品情報>映画『憐れみの3章』2024年公開公式サイト: 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月29日エマ・ストーン2度目のアカデミー賞主演女優賞をはじめ2024年の賞レースを賑わせた『哀れなるものたち』の日本公開から約2か月。ヨルゴス・ランティモス監督とエマの最強タッグ最新作『KINDS OF KINDNESS』が邦題『憐れみの3章』として、2024年に日本公開決定。併せて、再び世界の度肝を抜く問題作となる予感満載の予告編が解禁となった。ランティモス監督とエマは『哀れなるものたち』で、第80回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞し、第81回ゴールデン・グローブ賞では作品賞、主演女優賞を受賞。さらに第96回アカデミー賞では主演女優賞ほか、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞の合計4部門に輝いた。ヨルゴス・ランティモス監督&エマ・ストーン Photo by John Shearer/Getty Images for Critics Choice Association今回もランティモス監督のもとには『哀れなるものたち』で壮麗で芸術的な唯一無二の世界を監督と共に作り上げた、エマ・ストーン、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結。マーガレット・クアリー Photo by Theo Wargo/Getty Imagesさらに『哀れなるものたち』とともに今年度の賞レースで熱戦を繰り広げた『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』や、数々の賞を席巻した『パワー・オブ・ザ・ドッグ』をはじめとする話題作に多数出演するジェシー・プレモンス、『ザ・ホエール』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたホン・チャウ、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』や『マイ・エレメント』(声の出演)など多数の大作で活躍するママドゥ・アティエ。ホン・チャウ Photo by Gilbert FloresVariety via Getty Imagesさらに「ユーフォリア/EUPHORIA」、『ハンガー・ゲーム0』で注目を浴びる新鋭ハンター・シェイファーといった、折り紙つきの実力者が勢ぞろいし、共同脚本に『籠の中の乙女』『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』のエフティミス・フィリップとの最強タッグが復活。ランティモス監督ならではのユーモラスでありながらも、ときに不穏で予想不可能な、独創的世界を描き出す。今回解禁となった予告編には、ランティモス監督の鮮烈で独特な物語をその存在感で彩るキャスト陣が次々に登場。異常なスピードを出すビビッドカラーのスポーツカーや、廊下を引きずられていく脱力した女性は、未体験かつ高濃度のランティモスワールド到来を予感させる。本作はストーリーも、豪華キャスト陣が演じる役柄も全てが異なる三部作で構成されており、信念、強制、そして支配が日常である強烈な物語が息つく間もなく展開されていく。『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』と映画界に未知なる衝撃を送り続けるヨルゴス・ランティモス監督と、俳優としての才能を遺憾なく発揮し続けるエマ・ストーンの三度目のタッグは、超豪華キャストとともに映画をさらなる高みへと導くだろう。『憐れみの3章』は2024年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月29日ヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』のブルーレイ+DVDセットが5月8日(水)に発売されることが決定。4月24日(水)にはデジタル配信(購入)が開始される。『女王陛下のお気に入り』(18)のヨルゴス・ランティモス監督と、エマ・ストーンが再タッグを組んだ本作は、主人公・ベラの数奇な運命と壮大な旅を通して描く、現代にも通ずる、社会における女性の真の自由と平等についての物語。第96回アカデミー賞で衣装デザイン賞や美術賞含む4部門を受賞し、奇想天外な脚本から壮麗かつ緻密な美術、ユーモラスで情感あふれる音楽、華麗かつ大胆さを極めた衣装、度肝を抜くカメラワークを駆使した撮影により、唯一無二の作品世界を構築した。本編は劇場版と同じオリジナル無修正R18+バージョンを収録するなど、ランティモス監督の世界観を余す事なく堪能できる。■遂に映画化が実現したゼロから始める女性の物語2020年初め、ヨルゴス・ランティモスは受賞歴のあるプロデューサーであるエド・ギニー、アンドリュー・ロウ、彼らの会社エレメント・ピクチャーズ、そしてエマ・ストーンに、本作の製作に参加しないかと声を掛けた。ランティモスとストーンは、彼女がベラを演じることについて2017年より話し合いを続けていて、脚本、キャスト、スタッフについての意見交換も行なっていた。彼女がプロデューサーとしても大きな戦力になることは明らかであり、彼女自身も参加を快諾する。ギニーは『哀れなるものたち』についての初期の会話をこうふり返る。「ヨルゴスは長年映画化したいと望んでいたグレイの本について触れ、今は亡き著者ともかつて連絡を取り合っていました。彼は早い段階から極めて情熱的で、この物語と深い関わりを持っていました。アラスターはヨルゴスが彼の小説を真に理解してくれて、安心して任せられると感じていたと思います」。■全てを歩き回るのに30分はかかる巨大かつ壮麗なセット製作陣は当初、ブダペストやプラハといった都市をロケ地として探し始めたが、1930年代の映画にインスピレーションを受けたランティモスは、ゼロから自分たちの世界を作り上げるというアイディアを模索し始めた。彼はセットを作り込んでスクリーンで表現すること、それが究極的に映画の一部となることを望んでいた。「ベラが住む世界を作り上げる必要がありました」とランティモスは説明する。「それは単に現実的なものではだめです。私たちは時代を押し広げ、特定の時代をほのめかす要素を入れつつも、さらにおとぎ話や物事のメタファーとなるようなものを目指しました。ですから、SF的であったり、時代錯誤的であったり、空想的であったり、様々な要素が入り混じっているのです」。■エキセントリックな人物を作り上げたヘアメイクアップ・デザイナーヘア・メイクアップ&特殊メイクデザイナーのナディア・ステイシーは、ベラに対してその時代の究極のフェミニストであるという考えを持ち続けていた。ヴィクトリア朝時代の女性についての文献を読んだ際、彼女たちが従うべきルールについて多く書かれていることに気がついたのだ。ベラには何の足枷もなく、それが彼女を魅力的にし、そしてヴィクトリア朝時代のイギリスで期待されていたことに背を向ける存在の完璧な例だった。当時、女性的で男性から魅力的だと思われていたのはとても長い髪でしたが、その髪を下ろすのは家の中だけだったという。ステイシーは、ベラが髪をアップにすることはないと決めていて、自由に振る舞うスペインのリスボンでは特にそうだと語っている。『哀れなるものたち』ブルーレイ+DVDセットは5月8日(水)発売。4月24日(水)デジタル配信開始(購入)、5月8日(水)デジタル配信開始(レンタル)。『哀れなるものたち』4月24日(水)デジタル配信開始(購入)5月8日(水)デジタル配信開始(レンタル)、ブルーレイ+DVDセット発売© 2024 20th Century Studios.発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月25日『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス監督&エマ・ストーンが再タッグを組む『Kinds of Kindness(原題)』の全米公開日が、6月21日に決定した。配給会社のサーチライト・ピクチャーズが発表した。キャストはエマのほか、ランティモス監督作からは『哀れなるものたち』のウィレム・デフォーとマーガレット・クアリー、『女王陛下のお気に入り』のジョー・アルウィンが出演する。また、ジェシー・プレモンス(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)、ホン・チャウ(『ダウンサイズ』)、ハンター・シェイファー(「ユーフォリア/EUPHORIA」)、ママドゥ・アティエ(『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』)の出演も発表されている。公開まであと約3か月だが、本作の内容については明らかになっておらず、「アンソロジー映画である」ことは判明している。つい先日、『哀れなるものたち』でアカデミー主演女優賞を獲得したエマとランティモス監督の再タッグ作が、予期せぬ早さで公開されることにファンは大喜び。「6月って…明日みたいなものじゃないか!」「え?もう?心の準備ができていない!」「なんというサプライズ!」などのコメントをXに寄せている。ランティモス監督は、韓国映画『地球を守れ!』のリメイク版のメガホンを取ることが決定しており、この作品にもエマが出演する可能性がある。先月、エマが出演交渉中であることが報じられた。(賀来比呂美)■関連作品:女王陛下のお気に入り 2019年2月15日より全国にて公開(C)2018 Twentieth Century Fox哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月15日アリ・アスターがメガホンを取るA24の映画『Eddington(原題)』に、ホアキン・フェニックス、エマ・ストーン、ペドロ・パスカル、オースティン・バトラーがメインキャストに決まったことが分かった。ルーク・グライムス(「イエローストーン」)、ディードル・オコンネル(『ジョーズ・バケーション』)、マイケル・ウォード(『ブルー・ストーリー』)、クリフトン・コリンズ・Jr.(「ウエストワールド」)も出演する。『Eddington』は、崇高な志を持つニューメキシコの保安官を主人公とした物語。A24のXによるとジャンルは「現代西部劇」とのことだ。アスター監督は脚本も手掛けるという。また、アスター監督の『ミッドサマー』や『ボーはおそれている』を制作したラース・クヌーセンと共に、2人の制作会社「スクエア・ペグ」を通じてプロデューサーも務める。A24と「スクエア・ペグ」のコラボレーションは今作で6度目。撮影監督は『エビータ』と『バルド、偽りの記録と一握りの真実』で2度アカデミー賞にノミネートされたダリウス・コンジ。映画ファンは「『Eddington』は怖い話なのかな?ホラー映画だろうか?」「アリ・アスターの作品はいつだって楽しみだけど、こんな素晴らしいキャストが勢ぞろいするとすごいものになりそうだね」「最高のニュース。良い一日になった」「怖くもあり好奇心もそそられる。アスター監督が手掛ける西部劇って何だろう?」と『Eddington』に対する期待を膨らませている。(賀来比呂美)
2024年03月13日米国時間10日夜に行われた第96回アカデミー賞授賞式。助演男優賞を受賞したロバート・ダウニーJr.と主演女優賞を獲得したエマ・ストーンの壇上での振る舞いが「アジア人差別では」と注目を集めている。例年は、前回の受賞者1人がプレゼンターとして受賞者にオスカー像を手渡すが、今年は歴代の受賞者5人が登壇。主演女優賞の発表の際は、昨年のミシェル・ヨーを筆頭にサリー・フィールド、シャーリーズ・セロン、ジェシカ・ラング、ジェニファー・ローレンスが登場した。ヨーがエマ・ストーンの名前を発表すると、ストーンは背中のファスナーが壊れてしまったことを気にしながら舞台に登り、「ねえ見て」と言わんばかりに親友のローレンスに背中を向けて照れ笑い。その直後にミシェル・ヨーがオスカーを手渡したが、ストーンは像をローレンスに一度持たせ、彼女から受け取るような仕草を見せた。これがXなどで「アジア人のヨーではなく、白人であるローレンスから像をもらいたかったのだろう」という憶測を広げる原因となった。その数十分前に助演男優賞を受賞したロバート・ダウニーJr.も、昨年の受賞者キー・ホイ・クァンと目を合わせることなく像を片手で受け取り、握手やハグで喜びを分かち合うこともせず素通り。並んでいたティム・ロビンスの元へ直行した。その姿にも「まるでウェイターからドリンクをもらうようだった」と、X上に“人種差別では?”という声が広がったのだ。ヨーは翌日にInstagramを更新。議論を引き起こしたオスカー像贈呈の瞬間について振り返った。「おめでとうエマ!混乱させてしまったけど、オスカーを手渡すという素晴らしい瞬間を、あなたの親友であるジェニファーと分かち合いたかったの!!彼女は私の大親友、ジェイミー・リー・カーティスを彷彿とさせたわ。いつもお互いのために!!」ヨーが自ら像を持ってローレンスの元へと導き、彼女と一緒にストーンへ手渡したというのが真相のようだ。しかし、コメント欄には、《ストーンは無礼だったよ》《人種差別が根底にあるマイクロアグレッション(無意識に他者を傷つける行為)だ》といった声が絶えず、いまも騒動が続いている。
2024年03月12日3月10日(現地時間)に開催されたアカデミー賞授賞式にて、エマ・ストーン(『哀れなるものたち』)が主演女優賞を受賞。その際に、過去同賞の受賞歴があるシャーリーズ・セロン、ジェシカ・ラング、サリー・フィールド、ジェニファー・ローレンス、ミシェル・ヨーから舞台上で祝福を受けた。ジェニファーとエマは親友同士であり、ジェニファーはエマの受賞を特に喜んでいたようだ。前年の受賞者からオスカー像を受け渡すという慣例に従い、今年はミシェルがエマに渡すはずだった。しかし、エマが舞台に上がるとミシェルの隣にいたジェニファーが「ミシェルからオスカー像を取り、エマに渡した」というようにも見えたため、ジェニファーに批判が噴出。エマに対しても、「ミシェルとアイコンタクトを取っていない」「前回の受賞者に対してあまりにも敬意がない」「アジア人を軽視している」といった声がXに殺到した。この件に関して、ミシェル本人がインスタグラムで真相を語った。「おめでとう、エマ!混乱させてしまったかもしれませんが、私はあのオスカー像を渡すという素晴らしい瞬間をあなたの親友であるジェニファーとも分かち合いたかったのです。彼女は私の大親友ジェイミー・リー・カーティスを彷彿させます。いつもお互いに寄り添っています」。ファンはミシェルのこの投稿に「あなたは混乱なんてさせていません」「本当のことを言ってくれてありがとう」などのコメントを寄せている。(賀来比呂美)
2024年03月12日第96回アカデミー賞授賞式が3月11日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『哀れなるものたち』で主人公・ベラを演じたエマ・ストーンが見事主演女優賞に輝いた。2017年の『ラ・ラ・ランド』以来、2度目のオスカー主演女優賞獲得となる。『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンが再集結した本作は、主人公・ベラが辿る数奇な運命と冒険の旅を描く物語。原作は日本でも2008年に翻訳された、スコットランドの作家アラスター・グレイ著の傑作ゴシック奇譚「哀れなるものたち」(早川書房刊)。風変わりな天才外科医ゴドウィン・バクスターの手によって死から蘇った若き女性ベラが、世界を知るために大陸横断の冒険の旅へ出る。時代の偏見から解き放たれたベラは、平等と解放を知り、驚くべき成長を遂げていく…。本作にプロデューサーとしても加わっているエマ。オスカー前哨戦を振り返ると、第81回 ゴールデングローブ賞(ミュージカル/コメディ部門)、英国アカデミー賞(BAFTA)で主演女優賞を受賞している。1月26日から劇場公開された本作は、公開3日間(特別先行含む)の興行収入成績でFOX/Disney配給サーチライト作品として、『ブラック・スワン』(最終興収3.8億)、『シェイプ・オブ・ウォーター』(最終興収8.9億)に次ぐ、史上第3位という輝かしい大ヒットスタートを切った。エマはランティモス監督とタッグを組んだ前作『女王陛下のお気に入り』でもアカデミー賞助演女優賞にノミネート。現在は、ランティモス監督と再タッグを組んだ『Kind of Kindness』が待機している。受賞コメント少し声がかすれていますが、素晴らしい共演者の皆さん、ノミネートされた皆さん(4名の名前を挙げて)と一緒に受賞したと思っています。私は皆さんから、常に刺激を受けています。ご覧の通り、よくあることですが、昨晩はパニックに陥っていました。もしかすると、こんなことが起こるのではと思っていたら、ヨルゴス(ヨルゴス・ランティモス監督)が「自分を客観視しなさい」と言ってくれました。そう、彼は正しかったのです。この賞は私のためではなく、持てる力以上を発揮し、素晴らしいものを作り上げたチームのためのもの。これぞ、映画製作の醍醐味です。そして愛と光、心配りを映画製作に注いでくれたすべての人々と、この受賞を分かち合えることができて、とても光栄です。ベラ・バクスターという、一生のプレゼントをくださって、ありがとう。そして私の娘、3歳になるんです、彼女が私の人生を変えてくれました。本当にありがとうございました。(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月11日第96回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞など11部門にノミネートされたエマ・ストーン主演『哀れなるものたち』から、豪華キャストの存在感をより一層際立たせる、華麗かつ大胆なオリジナリティ溢れる衣装の数々を生み出したアカデミー賞ノミネートデザイナーの手腕が光る特別映像が解禁された。<生まれたての女性>として蘇り、世界を吸収しながら、真の自由を手にするために力強く進む主人公・ベラ(エマ・ストーン)の冒険を描いた本作。この度解禁となったのは、ベラをはじめとした登場人物たちの華麗で大胆な衣装の数々に迫った特別映像。ストーンは撮影中の衣装合わせを振り返りながら「ホリー(・ワディントン)の案はどれもすばらしい」と、本作で衣装デザイナーを務め、同じくアカデミー賞にもノミネートを果たしたホリー・ワディントンに絶賛を贈る。続けて、ヨルゴス・ランティモス監督は「いわゆる歴史映画ではないので通常では見られない華麗な衣装を使った」とこだわりの衣装コンセプトを明かす。監督のその言葉を裏付けるように映し出されたのは、マンゴーイエローと淡いホワイトで統一されたオリジナリティ溢れる2着のドレス。それらのドレスは、ともに肩に大胆なリボンが施されている。ワディントンが「この時代のドレスは肩を膨らませることで、女性らしい線を強調した」と説明するように、彼女は時代背景を組み込みつつも、各キャラクターに合わせて、他にはない唯一無二のコスチュームを作り上げていったようだ。また、マーク・ラファロも「ヴィクトリア朝時代の男は派手好きだ。衣装合わせは15回ほど。全部オーダーメイドだ」と、洗練されたスタイリングの数々にご満悦な様子。最後にストーンは「彼女のアイデアはどれも挑戦しがいがあり、考え抜かれていて、見事に作り込まれてる」とワディントンのデザイナーとしての手腕に賛辞を贈った。一流スタッフたちがその才能を惜しみなく注ぎ込み、<生まれたての女性>という前代未聞の設定を持つベラの空前絶後の冒険を描いた本作。世界を急速に吸収しながら自由な存在として成長するベラが、冒険の果てに見つけた結末は見逃せない。『哀れなるものたち』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年02月04日エマ・ストーン主演映画『哀れなるものたち』より、脚本を務めたトニー・マクナマラのオフィシャルインタビューが到着した。本作は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラ(エマ・ストーン)が、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって奇跡的に蘇生したことから、“世界を自分の目で見たい”という強い好奇心に導かれ壮大な大陸横断の冒険の旅へと出ていく物語。ストーンはプロデューサーも兼任。『女王陛下のお気に入り』でもタッグを組んだヨルゴス・ランティモス監督がメガホンを取った。先日発表された第96回アカデミー賞ノミネートでは、脚色賞のほか作品賞、監督賞、主演女優賞など全11部門で候補入りを果たしている。<脚本:トニー・マクナマラ インタビュー>ランティモス監督の前作『女王陛下のお気に入り』でも脚本を担当されましたが、一緒に仕事をすることになったきっかけを教えてください。初めて会ったのは確か、『女王陛下のお気に入り』について10分ほどのズーム会議をやったときだったと思います。私が以前に執筆した脚本を気に入ってもらえ、『女王陛下のお気に入り』の脚本を依頼されました。その作品を我々がそれぞれどう考えるのかについて手短に話し合ったのですが、お互いの見解が全く同じだったため、あまりにも短いミーティングだったのです(笑)。プロデューサーたちは、「まさか!わずか10分でもう終わるなんて!」と驚いていましたよ。その後、私がロンドンに渡り、一緒に作業を開始しました。私たちはただひたすら一緒に過ごしたのです。二人とも食べるのが大好きなものですから、何度も昼食を共にしていきながら、親交を深めていったというわけです。彼とはとにかく気が合いますね。私たちは世界の見方がとても近いのです。ご存知のように、彼の世界観は非常に独特です。また、ユーモアのセンスという点でも我々はよく似ていますね。お互いのことが手に取るように分かるのです。ヨルゴス・ランティモス監督お二人は、きっと波長が合うのでしょうね?そう、本当に波長が合うのです。アラスター・グレイの小説は独創的で、ある種荒唐無稽とも思われる設定の物語ですが、この作品の映画化を知らされたときの印象を教えてください。ヨルゴスから電話があり、「この本を読んでみてほしい。ぜひ映画化したいと思っているんだ」と言われたので、私も読みました。あなたがおっしゃったように、非常に独創的な世界観ですし、映画にうってつけの設定があります。また、これまで見たことのない形で複数のジャンルを組み合わせたものでもあり、自分にとって手強い作品であるように感じられたので、挑戦したいと思いました(笑)。というのも、私は難しいと思われるもの、自分にできるかどうか分からないと感じられるものを好むのです。自分にとって大きなチャレンジになると感じたので、この作品に惚れ込みました。また、ヨルゴスと一緒の仕事だということもありました。彼は間違いなく偉大な映画監督の一人です。そして、私の友人でもあり、一緒に仕事をするのが楽しいので、その決断に至るのは考えるまでもないことでした。「ええ、やるに決まっています」という感じでしたよ(笑)。オリジナル脚本と原作のある場合の脚本化の違いはどこにあるのでしょうか。オリジナル脚本だと、何もないところから全てを自ら構築していかなくてはなりませんが、原作のある場合の脚本化は、他人の作品を取っ掛かりとし、個々のアイデアを取り入れながらも、同時に作品を自分のものにしていくわけです。ただ、原作によって、作業するための材料が提供されます。まず物語の設定が与えられますので、そこから始めるのです。原作では、全てが男性の視点からとなっていますが、私はこれをベラの視点に変更しました。そこが違う点だと思います。これは、どちらも良いものですね。片方は大きなチャレンジで、全てを自ら創造する難しさがあり、もう一方は原作の中から何を紡ぐのか、何を再現するかを選び、原作に敬意を払いながら、その精神を尊重するという技術的な難しさがあるものです。また、ヨルゴスはグレイに会っており、彼に対して尊敬の念を抱いていましたから、私としてはそれを尊重したいと思いました。原作通りの作品とするわけではないことは分かっていましたので、我々ならではの作品としつつも、荒唐無稽で独創的、奇想天外でユーモアもある原作の精神が感じられるものとしたかったのです。それさえ押さえていれば、良い作品になると思いました。仕事として特に面白いと感じられるのは、まさに今おっしゃったようなところなのでしょうか?はい、そうです。私は原作のある作品の脚本を書くのが大好きです。いや、オリジナルの脚本を書くのも好きですよ。それもまた良いですね。どちらも好きなのです。どちらかだけをやりたいとは思いません。どちらもやるというのが良いのです。自分一人で書くのが良いと思うときもあります。原作を脚本化するのは難しいもので、あまりにもたくさんの要素がありますので、その中のどれを排除し、どれを残すべきかの判断がつきにくいこともあり、うまくいく方法を模索しなければならないからです。そういうのは、ちょっと厄介なものですからね。それでは本作の脚本化についてお聞かせください。ランティモス監督とはどのように脚本開発をされたのでしょうか。原作を初めて読んだとき、小説の構造が素晴らしいと思ったのですが、映画ではこの物語を男性の視点から語ることはできないと考えました。この役をエマ・ストーンに演じてもらいたいということも我々は分かっていましたので、彼女の視点で紡ぐ物語にしようということになりました。というわけで、我々が話し合ったのは主に、どのようにしてこの物語を描くべきか、ということについてでした。ベラがどんな世界で旅をするのか、どの国に行くのか、などといったこともありました。ただ、我々はとても波長が合うものですから、いつもあまり多くを語ることはしません。私が脚本を少し書いては、それについて二人で話し合うという感じでしたね。視覚的にどうなるかについて、彼が思うところを話してくれました。それは具体的にはどのようなことだったのでしょうか。うーん、思い出せない……。彼が言っていたのは確か、これはファンタジーであり、リアルな世界ではないということについてだったと思います。そして、グラスゴーではなく、ロンドンを舞台とすることに決めました。それ以外に何を決めたんだったかな……。やはり、主な点は、この物語をベラの視点で語るということについてでしたね。また、これが現実離れした世界であるということもあります。そして、エンディングも変えました。そういった原作とは異なる一連の要素についてだったのですが、よく覚えていません(笑)。ベラとダンカンが訪れる場所も原作と少し違っていて、リスボンは原作にはありませんでしたよね。その通りです。ベラのために世界一周旅行の構想を練っていたのですが、そこが原作から離れ始める箇所でした。つまり、それ以降、「さあ、ここからは映画版の物語を始めよう」ということなのです。映画は2時間ですから、それをどのようにして簡潔に語りつつ、楽しく、笑いもあり、観客にとってコンテンポラリーなものとするかということに、かなり時間を割いて入念に取り組みました。それからまた、話し言葉についてもそうで、ベラがどんな話し方をすべきか、といったことについても時間をかけましたね。原作の精神を取り入れることについて言及されましたが、原作のどんなところを大切にされたのでしょうか。原作には非常に巧妙なアイデアがあると思います。哲学的な要素の中には感銘を受けるものがあるのです。また、ベラの言い回しの中にも素晴らしいものがあり、そういった要素を取り入れたいと思ったので、原作のセリフをそのまま引用することもありました。これまでランティモス監督とお仕事されてきたあなたから見て、彼の個性はどのような点だと思われますか。彼が非常に特異な世界観を持っており、その実現に向けて全力を尽くし、断固たる信念を持って取り組んでいるということが、彼の個性を際立たせているのだと思います。偉大な監督で、映画制作の全ての要素を熟知しています。それを知る監督は他にも大勢いますが、彼の場合は自身も卓越した撮影監督で、脚本家としても優れている上、素晴らしいデザイナーでもあるというふうに、映画制作のあらゆる面で優れているのです。脚本という言語を真に理解しているだけでなく、撮影という言語も理解しているので、彼と共に仕事をするのは良いものです。そうではない監督もいますからね。彼はまた、俳優からも非常に慕われており、誰もが彼と仕事をしたがります。自身の職人芸に没頭し、それを愛し、断固として自分が思い描く通りに創作しようとします。だからこそ素晴らしい映画が作れるのだと思います。そんな彼が原作を読んで魅了されたというキャラクター、ベラについてお伺いしたいと思います。主人公ベラをどのような女性として描かれたのでしょうか。私にとってベラは、自立を求め、自分が何者であるかを自らが決め、自分自身を創造していく能力を追求するキャラクターでした。彼女がそういったことに対してとても勇敢であると、私には思えました。どんなときでも非常に楽観的で、いかなる経験をも恐れない、信じられないほど勇敢なキャラクターだったのです。また、自分の経験を悪いと決めつけるようなこともせず、それは自分の人となりのある一つの側面に過ぎないと考えています。私は彼女のそんな楽観的で勇敢なところや、人生という経験をしているだけであって、その過程で自分という人間が形成されるものだと考えているというのが気に入りました。彼女はそれを、社会の規範にとらわれることなく、非常に勇敢な形で追求していくのです。社会の決まりごとを知りませんので、ある意味、それを自ら創造することが可能であり、何をやっても自分を批判的な目で見ることはありません。何が正しくて、何が間違っているかも分かりませんので、彼女はただ、自分にとって何が正しくて、何が間違っていると感じられるのかという感情を知るようになるというわけです。私は彼女のそういった要素の全てが、とても気に入ったのです。また、彼女のキャラクターを通じて伝えたかったことは何でしょうか。うーん、私は作品を通して、あまり何かを伝えようとはしません。ただ、脚本を書くだけであって、物語を書くことを、ただ楽しんでいるだけなのです。正直なところ、何についての作品かといったことも、考えることはありません。そういうことは一切考えず、ただ「このキャラクターに惚れ込んだ。このキャラクターが望むものは何だろう?どのようにしてそれを手に入れようとするのだろうか?」と考えるだけです。というわけで、そういったことはあまり考えないですね。ただ、本作が世界に支配されないようにすることについてだということはあります。自らの運命を自分でコントロールしようとすること、そして誰もがお互いを支配しようとすることについてなのです(笑)。本作で描かれる解放、自己発見といった側面がとても素晴らしいと思います。はい、そうですね。本作がそれについてであるというのは大きいと思います。自分が何者であるかというのを、他人は支配したがるものです。ですから、恐れることなく、自分が何者であるかを自らの意思で決めなければならないということを描いています。ただ、それでも他の人間を避けることはできませんし、他の人間たちにもそれぞれの思惑があるのでどうしようもない、と。そういうことなのです。まさに、そうですね。さて、エマ・ストーンとは『女王陛下のお気に入り』や『クルエラ』などで、これまでも何度かお仕事をされていますが、彼女をどのような俳優だと思われますか。彼女は偉大な女優の一人だと思います。実に素晴らしい。人間的にも素晴らしい上、大胆不敵な役者でもあります。だからこそ、あそこまで見事にベラ役を演じられるのだと思います。彼女は恐れを知りません。ただひたすら演じる役に身を投じ、素晴らしい演技の体験をしたいという一心なのです。彼女が映画を背負っているわけですし、本作の精神は彼女そのものです。ヨルゴスとの間には素晴らしい協力関係があり、二人は最高のパートナーです。また、とても面白い人で、人間性にあふれ、親しみやすいと感じられます。彼女がまるで私たちと同類であるかのような錯覚に陥りますが、実はそういうわけではない(笑)。そこが彼女の良いところなのです。脚本を執筆している段階で、彼女が演じることはすでに分かっていらっしゃったのですか?いや、当初はそうではなかったと思います。『女王陛下のお気に入り』の後に、判明しました。というのも、『女王陛下のお気に入り』以前にすでに草案を書いており、その後、同作品でエマに会ったのです。ヨルゴスがエマと会って一緒に仕事をするようになると、彼はすぐに『哀れなるものたち』でも、ぜひ彼女に演じてもらいたいと思ったようです。本作で彼女はプロデューサーも務めていらっしゃいますが、彼女と役柄についてなど、話し合われたりしましたか?ええ、彼女はプロデューサーの一人です。ただ、私は脚本家ですから、自分の部屋に隠れているだけなのです(笑)。もちろん、彼女と会うことはよくありますが、話し合いはもっぱら彼女とヨルゴスの間で行われましたね。彼女は本作に不可欠な存在ですから、ヨルゴスは伝えたいことがあったようです。そうは言っても、彼はギリシャ在住、私はロンドン在住、エマはアメリカ在住ということもありますからね(笑)。ヨルゴスとエマはよく会っていましたが、彼と私は脚本のことで会いました。我々全員による素晴らしい共同作業だったのです。そこが、ヨルゴスが素晴らしい所以で、ロビー・ライアン(撮影監督)やナディア(・ステイシー/ヘア、メイクアップ&補綴デザイン)もそうですし、同じスタッフが戻ってくることが多いので、一同の間で意思の伝達法が確立されています。つまり、それほど多くを語る必要はないのです。その後、役者たちも一緒にリハーサルし、それを私も見ていて、現場で質問されることもあります。人はお互いを支配しようとするものだというお話が出ましたが、ベラを支配しようとするゴッドウィン、ダンカン、マックスのキャラクター造形についてもお話しいただけますか。そうですね。彼らはそれぞれが異なる人物ではありますが、私には誰もがベラを支配しようとしているように思えます。マーサ(・フォン・カーツロック)やスワイニーにしてもそうです。出会う相手が誰であろうと関係なく、誰もが何らかの形で彼女を支配しようとする。そのほとんどが男たちだったものの、男だけではなかったという点が、私にとっては重要でした。誰もが皆そうだったのです。あえてそうしたわけではありませんでしたが、男たちがそうだったのはもちろんのことです。中でも最も酷かったのは最後に登場するアルフィー(・ブレシントン)でしょう。ダンカンは愚か者のようなところがある人物です。ゴッドウィンはベラのことを愛してはいるものの、そこには支配という彼なりの愛の解釈があります。ラミー(・ユセフ)が演じるキャラクター、マックス・マッキャンドレスは、ベラと出会った時点で、少し非力な弱者という感じです。そんなふうに、私は彼ら全員を欠陥のある人物としたかったのです。人間的に素晴らしいわけではありませんが、邪悪な人間として描きたくもありませんでした。ある種の愚か者としたかったのです。彼らは皆、自分が愛に突き動かされていると思っていますし、実際そうだったのですが、それは全て「支配」という形で現れます。つまり、彼らは自分が思うようなベラであって欲しかったということです。最終的には、バクスターもマックスも、自分たちが間違った形で彼女を愛していたのだと悟るのです。そういった側面が男にはあるもので、それは歴史を振り返ってみても見てとれるものだと思います。そして今も尚、男は女を、もしくは男同士が相手を支配しようとするものですから、そこには確かに性別による特性はあります。しかし、一方で人間なら誰でもそうだということもあるのです。人は誰もがお互いを支配しようとする。それが人の性だということです。それこそが、本作のタイトルが『哀れなるものたち』という所以なのかもしれませんね。我々は誰もが哀れなる人間たちで、自らの愚かさはどうしようもないのです。登場人物が皆、自分たちの考える女性像をベラに投影しており、やがて今おっしゃったように、一部のキャラクターたちがそうではなかったことに気づく。一方彼女は、そのような経験を通して人間として成長していくというのが素晴らしいと思いました。そうなのです。それこそがまさに、私がこのキャラクターに惹かれた点だったのだと思います。そして彼女が世の中のことを何も理解していないのはなぜか、ということもありました。何が正しくて、何が間違っているか、何が支配されるべきで、何がそうではないのか、そして自らのセクシュアリティに関してなど、彼女は何も知りません。ルールというものを一切理解していないので、そこがいいと思ったのです。彼女には、支配するという発想は一切ありません。「みんなはなぜ私のことを支配しようとするのだろう」などと不思議に思うのです(笑)。「全く解せない。理解に苦しむ」という感じです。というわけで、その考えを掘り下げていく自由があると感じましたし、ベラは実に自由奔放なキャラクターのように思えました。世間に教育されたわけではないので、彼女はとても自然で、誰もがそうするように、この世界で自分のアイデンティティを模索しているだけなのです。ただし、誰もが自分の生い立ちを背負っているものです。ところが、彼女の脳内には、生い立ちというものがありません。そんなわけで、楽しかったですね。この作品に世界が刮目していますが、完成した作品をご覧になっていかがでしたか?最高ですよ。心の底から素晴らしいと思いました。<作品情報>『哀れなるものたち』公開中公式サイト: 20th Century Studios. 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2024年01月30日『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンが再集結して描く映画『哀れなるものたち』が日本公開され、興収1億円を突破。アカデミー賞に絡んだ『ブラック・スワン』、『シェイプ・オブ・ウォーター』に次ぐサーチライト・ピクチャーズ史上第3位の大ヒットスタートとなった。昨年行われた第36回東京国際映画祭以外、一切の一般試写を実施せず、1月19日に1回限りの“有料試写”となる先行上映を全国200館で実施。1月26日の公開日目前、1月23日にはアカデミー賞11部門にノミネートと期待の高まりの中、待望の劇場公開となった本作は、公開3日間(特別先行含む)で公開中洋画1位となる興行収入9,615万800円、動員6万5,445人を記録(355スクリーン。18Dolby Atmos含む)。1月19日の先行上映を加えると公開初週成績は興行収入1億189万4,860円、動員6万9,168人とすでに1億円を突破。アカデミー賞受賞の『ノマドランド』や『ジョジョ・ラビット』(ともに最終興収4.3億円)を大きく上回り、『ブラック・スワン』(最終興収23.9億)、『シェイプ・オブ・ウォーター』(最終興収8.9億円)に次ぐ数字となった。SNS上でも「問答無用の大傑作!!」「映画館で観て良かったなあと心底思った」「間違いなくエマ・ストーンの代表作になる」「美しく、痛快。」「生涯ベスト級!」「いろいろ話したくなる作品!」「エマ・ストーンがかっこよかった。序盤の演技と終盤の演技の振り幅に痺れます」「衣裳、美術、ストーリー何をとっても最高!」「既に2024年の1位が決まってしまった」といった絶賛と熱狂の声が上がっている。なお、北米では公開8週目となる今週末に一気に2,300スクリーンに拡大公開され、興収ランキング7位に浮上。同週末公開のスペイン、イタリア、メキシコも大ヒットを記録、公開中のイギリス、フランス、ドイツ、オーストラリアなどでも驚異的な支持で客足が衰えず、このヒットは世界的な現象となっている。<生まれたての女性>という前代未聞の設定を持つ主人公ベラ。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望に駆られ、身を投じたベラのヨーロッパ横断の旅は激動の果てにどんな結末をもたらすのか。鑑賞者からは日本時間3月11日(月)発表の第96回アカデミー賞でも、ベラを演じたエマ・ストーンの2度目の主演女優賞受賞を有力視する声が高まっており、作品賞も、ゴールデン・グローブ賞で作品賞を分け合った『オッペンハイマー』との一騎打ちに注目が集まっている。『哀れなるものたち』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年01月29日第80回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞、さらに第96回アカデミー賞のノミネート発表では11部門へノミネートを果たした『哀れなるものたち』。この度、エマ・ストーンを演じる主人公・ベラが見て知って感じた世界を桁違いのスケールで“ゼロ”から構築した、世界最高峰の映画美術に迫る特別映像が解禁された。本作はロンドン、リスボン、広大な海に浮かぶ豪華客船、パリ…といった様々な土地や場所を舞台に、主人公・ベラ(エマ・ストーン)の映画史上最も大胆かつ空前絶後の冒険が描かれていく。そんな本作の壮麗で緻密な世界観を作り上げていくうえでの最も重要なポイントの1つとして美術セットが挙げられる。今回解禁された特別映像は、惜しみなく繰り出される、ため息が出るほどの美しい美術セットの数々と、豪華キャストたちの撮影の裏側を堪能できる映画ファン必見の壮大な映像。ストーンをはじめ、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフ、そしてヨルゴス・ランティモス監督といった豪華キャストとスタッフが登場。ランティモス監督が「本作では、ベラが見て感じるままの世界を創造すべきだと思った」と語り始めると、スタッフが高所作業車でセットを組み立てる様子や、街の一角に水辺を作り上げるといったまるで街全体を製作しているかのような大規模なメイキングシーンが映し出される。ロンドン・リスボン・パリの街並みや船内などのセットを捉えた散策映像と、ベラが育ったバクスター家の最終セットの3D映像からは、本作のために作り上げられた世界の壮大さが窺える。本作の美術を手掛けたのはジェームズ・プライスとショーナ・ヒースのタイプの異なる2人の世界的アーティストで、アカデミー賞にもノミネートされている。ストーンは「最初にセットのカタログを見たときは感動した。2人の異なる感性が見事に調和していた」と語り、続けてラファロは「彼らが作り上げた世界はビクトリア朝で夢のようできらびやか。視覚に強烈に訴えかける」、そしてデフォーは「我々が語る物語そのものだ。洗練された美意識とユーモアがある」と、様々な作品に出演してきた名優たちが口を揃えて彼らの手腕に賛辞を贈る。セットは壮大なだけではなく緻密さも兼ねそろえており、ストーンは“魚や海藻が描かれた天井”や“耳のついた鏡”、“街の景観が縫い込まれた寝室の壁”など本作でしか味わうことのできないオリジナリティあふれる美術の数々を紹介しながら「ベラの寝室で暮らしたい」と思い入れを語る。続けてユセフも「セットが自分と役をつなげてくれた。何も作る必要はなかった。すべてそこにあるからね」と称賛。また、映像の最後には最新技術とミニチュア模型や風景画などの昔ながらの手法を組み合わせて撮影が行われたことも明かされ、唯一無二の世界観を作り上げるうえでの並々ならぬこだわりが見て取れる。世界最高峰のスタッフが集結し、<生まれたての女性>という前代未聞の設定を持つベラの空前絶後の冒険を描いた本作。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望に駆られて身を投じたベラのヨーロッパ横断の旅は激動の果てにどんな結末をもたらすのか。第96回アカデミー賞に11部門ノミネートを果たした本作は、オスカーの最有力候補としても世界中から期待が高まっている。『哀れなるものたち』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年01月26日『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督と、エマ・ストーンが再集結した映画『哀れなるものたち』。第80回ヴェネチア国際映画祭では金獅子賞を受賞。さらにアカデミー賞の前哨戦として注目される第81回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)と主演女優賞(エマ・ストーン)の2部門で受賞を果たした。ランティモス監督にしか成し得ない世界最高峰の才能を集めて構築された本作にはアカデミー賞最有力候補作品として期待が高まっているが、今回は本作と『女王陛下のお気に入り』、そして同じくエマ主演の『クルエラ』の3作品を支えた“ヘア・メイクアップデザイナー“の華麗なる仕事に注目。主人公をエキセントリックに彩るヘア・メイクの2つのポイントを探った。『ラ・ラ・ランド』(16)でアカデミー賞をはじめとする各映画賞で主演女優賞に輝いたエマ・ストーン。続く『女王陛下のお気に入り』(18)、『クルエラ』(21)でも映画賞にノミネートを果たし、記憶に残るキャラクターを演じ人々を魅了してきた。本作『哀れなるものたち』では“生まれたての女性”として蘇るという前代未聞の設定を持つ主人公・ベラを演じる。エマはこのエキセントリックなキャラクターを『クルエラ』で共にアカデミー賞にノミネートされ、『女王陛下のお気に入り』でも協働したヘア・メイクアップデザイナーのナディア・ステイシーと3度目のタッグを組み作り上げた。エマはステイシーと取り組んだ3作品は「ある意味似ている」と語っており、壮麗かつ華麗な世界観で彩られた本作のヘア・メイクのポイントとなる【歴史的要素へのひねり】と【ベラの長くおろした髪】について、ステイシーと共に解き明かした。おとぎ話にも見える【歴史的要素へのひねり】1つ目のポイントは、リアルでもあり、おとぎ話にも見える世界で一層際立つ【歴史的要素へのひねり】。本作はランティモス監督のアイデアにより、ゼロの状態からベラが住む世界を作り上げており、時代設定はあいまいになっている。ストーンはその設定こそがステイシーと取り組んだ『女王陛下のお気に入り』『クルエラ』と本作の似ている点だと挙げ、その理由を「あまり私たちと馴染みのあるような世界ではないからです」と説明する。続けて、「ステイシーはそれを見事に実現します。歴史的要素とリファレンス(文献)を組み合わせ、思っても見ないような方法でひねりを効かせるのです」と語り、馴染みのない世界観のなかでも歴史的要素をもとに、観る者にインスピレーションを与えるキャラクターを作り上げるステイシーの手法を明かす。本作では、女性に時代と場所を問わずまとわりつく偏見や社会的制約をテーマにしているが、ステイシーととmに作り上げたベラの真の自由と平等を見つける力強さを彼女のビジュアルから見出すことができるだろう。社会通念に左右されない、アレンジしない【ベラの長くおろした髪】2つ目のポイントは美しい佇まいの中で特に目を引く【ベラの長くおろした髪】。ベラは生い立ちや社会のルールを持たない自由な存在であり、ステイシーもそこに彼女の魅力を見出していた。その中でステイシーがベラのヘア・メイクアップを手掛けるうえで参考にしたのはヴィクトリア朝時代だ。当時、女性の長い髪は男性から見て魅力的だとされており、女性は家の中でだけ髪をおろすことが常であり従うべきルールであったという。だからこそステイシーは“ベラの髪をアップスタイルにすることはない”と決めた。「社会には常に、その時代のルックにそぐわない人々がいます。私たちはそのような人たちがどうだったのか、もし彼らが違う考え方をしていたらどうだったのかを探っていました。ヨルゴスの映画を常に面白くしているのは、そうした点だと思います」と語り、ベラをはじめとする一見エキセントリックに見えるキャラクターでもその内面を掘り下げてヘア・メイクアップを手掛けたことを明かした。本作にはベラだけでなく、自由を体現し自立した女性が続けて登場するが、彼女たちのビジュアルに込められた意図にも注目だ。一流スタッフが集結し、“生まれたての女性”という前代未聞の設定を持つベラの空前絶後の冒険を描いた『哀れなるものたち』。“社会における女性の自由について”を描く物語のなかで、世界を急速に吸収し、知性に目覚めていく彼女が冒険の末にたどり着く結末は必見。期待が高まるアカデミー賞ノミネートの発表は、現地時間1月23日の予定となっている。『哀れなるものたち』は1月26日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:女王陛下のお気に入り 2019年2月15日より全国にて公開(C)2018 Twentieth Century Foxクルエラ 2021年5月27日より劇場にて公開、2021年5月28日よりディズニープラスプレミア アクセスにて配信© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年01月21日『ソーシャル・ネットワーク』で世界的な注目を集め、名だたる映画監督たちから愛されている実力派俳優ジェシー・アイゼンバーグが監督に初挑戦。アカデミー賞をはじめ数々の賞に輝く名優ジュリアン・ムーアとの最強タッグに加え、人気女優エマ・ストーンがプロデュースを手掛けていることでも話題を呼んでいる1本です。『僕らの世界が交わるまで』【映画、ときどき私】 vol. 633DV被害に遭った人々のためのシェルターを運営するエヴリン。高校生の息子ジギーは、社会問題には関心がなく、ネットのライブ配信に精を出す毎日を過ごしていた。社会奉仕に身を捧げる母親と、自分のフォロワーのことしか頭にないZ世代の息子。いまではお互いのことがわかり合えなくなっていた。そんななか、ジギーは同じ高校に通う聡明な女子生徒に恋心を抱き、エヴリンは母親とともにシェルターに逃げ込んできた少年の世話に過剰にのめり込んでしまう。衝突を繰り返し、反発し合いながらも、実は似たような空回りを続けるエヴリンとジギー。お互いの世界が交わらない母と息子の思惑は、どこに向かっていくのか…。2022年サンダンス映画祭ワールドプレミア上映されたのち、第75回カンヌ国際映画祭批評家週間オープニング作品にも選ばれ、高い評価を得ている本作。そこで、こちらの方に作品の背景などについてお話をうかがってきました。ジェシー・アイゼンバーグ監督近年は劇作家や短編小説作家としても活躍の場を広げていますが、本作で待望の映画監督デビューを果たしたジェシーさん。オリジナルとなる脚本だけでなく、劇中のYouTubeで歌われている曲の大半も自ら手がけています。今回は自身が抱えている葛藤や創作活動の源、そして日本の好きなものなどについて語っていただきました。―これまで20年以上にわたる俳優活動のなかで、さまざまな監督の現場を経験されてきたと思いますが、それを踏まえたうえで監督として意識されたことはありましたか?ジェシーさんたとえば、僕が経験したなかで最悪だったのは、みんなが何をしているのかを監督がまったくわかっていなかった現場です。その監督は俳優のこともスタッフのことも何も理解していなかったので、とにかくひどい状況でした。でも、そういった経験があったからこそ、今回の現場で僕が目指していたのは、みんなのことをよく知り、全員がベストな仕事ができるような環境を作ること。自分が中心になってしまうのではなく、みんなが働きやすくなるためにどうすればいいかを考えました。謙虚な気持ちと好奇心を持って現場に挑んだ―逆の立場をよく知っているジェシーさんだからこその素晴らしい心がけですね。ジェシーさんそれに僕自身が「こんな映像が撮りたい」とか「こんな音がほしい」と思っていても、実際に形にしてくれるのは才能のある現場の方々ですから。僕としては、初めての監督作品ということもあり、謙虚な気持ちとともに、好奇心を持っていろんなことを学びたいという思いで現場に挑みました。―ちなみに、監督として影響を受けている方などはいらっしゃいますか?ジェシーさん素晴らしい監督はたくさんいるので何人もいますが、あえて名前を挙げるとするならば、『嗤う分身』という映画を一緒に作ったリチャード・アイオアディ監督。それから『アドベンチャーランドへようこそ』のグレッグ・モットーラ監督です。彼らは非常に心が広くて、俳優を自由にさせてくれるタイプの監督。でも、それだけでなく同時に自分が必要としているビジョンもしっかりと映画に落とし込んでいたんですよ。その様子を見たときに、監督というのは“独裁者”にならなくても自分がほしいものを得られるのだということを知りました。意義深いことに貢献できているのか自問自答している―また、ジェシーさんはご自身の家族の仕事と自分の仕事が持つ意義を比べてしまうことで、悩んでいた時期もあったとか。これだけ世界的な成功と人気を手にしているジェシーさんでさえもそう思っていたことに驚きましたが、それゆえにこういった作品が生まれたのだなとも感じました。この作品と向き合うことで、仕事に対する思いや心境にも変化が出てきたのではないでしょうか。ジェシーさん初めて聞かれたことではありますが、心理的に鋭い質問をありがとうございます。まず、僕の両親はふたりとも教師をしていて、僕の妻は「障がいに対する正義」というものをニューヨークの公立高校で教えています。なので、そういった彼らに比べると僕のような芸術に関わる仕事はすごくナルシシスティックで利己主義的で、虚栄心にまみれているような気がして、ずっと罪悪感がありました。だから僕は「本当に意義深いことに貢献しているのだろうか、それともただ好き勝手なことをやっているだけではないだろうか」とよく自問自答しているのです。映画のなかで、「息子のしていることにはまったく価値がない」と思っていた母親が最終的には「多くの人を幸せにしていて意味があることなんだ」と理解する姿を描きましたが、もしかしたらこれは僕が自分自身に言い聞かせたいことなのかもしれませんね。妄想と創造性がモチベーションの源―非常に興味深いお話です。本作では家族としてわかり合うことの難しさも描いていますが、ご自身が家族とのコミュニケーションで意識していることや気を付けていることがあれば、教えてください。ジェシーさんこれは僕の家族の“文化”なのかもしれませんが、僕たちは心のなかにあることをすべて言ってしまうところがあるんですよね。なので、そういう部分は劇中の家族とはまったく違うのかなと。映画では母親のエヴリンがすべてを隠して何も言わない性格というのもあって、ある種の緊張感が家のなかに漂ってしまうのだと思います。でも、僕の家族は誰かが怒っていると、お互いに叫び合ったりしているくらいですよ(笑)。1週間ほどケンカしてしまうこともありますが、何でも打ち明けられる関係性が築けていると感じています。―素敵ですね。現在は俳優業にとどまらず、執筆や音楽など幅広い活動をされているので、ジェシーさんの豊かな才能には刺激を受けます。ご自身の創作意欲を駆り立てているものは何ですか?ジェシーさんそう言っていただけるのはうれしいですね。僕のモチベーションの源は一種の“パラノイア”というか、妄想と創造性の両方によるものだと思っています。でも、そのいっぽうで「失敗してしまうのではないか」という心配がつねにあるのも事実。おそらくそういう不安があるから、何かを終えるとすぐに次のプロジェクトを始めてしまうのかもしれません。ときには1つではなくて、いくつものことを同時にしてしまうこともあるくらいです。あと、僕自身があまり社交性のある人間ではないので、自分のなかでストーリーやキャラクターについて考えるのがすごく楽しいんですよね。それが僕にとってのクリエイティビティだと考えています。家族なら問題があっても諦めないでほしい―では、日本についてもおうかがいしたいのですが、日本のカルチャーでお好きなものはありますか?ジェシーさん僕はいまニューヨークに住んでいますが、ニューヨークの人たちは日本の文化や映画、そして日本食が大好きなんですよ。家の近所にある日本の食品店では、日本がいかに素晴らしいかについて、みんなが話し合っているくらいですから。ちなみに、そのなかでも僕が大好きなのはお好み焼き。「広島には最高のお好み焼きがある」と聞いているので、いつか広島で食べてみたいです。それにアメリカ人として広島を表敬訪問すべきだとも考えているので、そういう意味でもぜひ広島には行きたいと思っています。今回はこの作品と一緒に日本へ行けなかったことが本当に残念だったので、次回作では必ず日本に行きたいです!―お待ちしております。それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。ジェシーさんみなさんも自分の家族に対してがっかりすることはよくあるんじゃないかなと思います。そういうときは、この映画でも描かれているように他人の息子を自分の子どものように扱ったり、他の女性に母親のようなものを求めたりして、“家族の代わりの人”を外に求めることがあるかもしれません。ときにはそれが素晴らしい場合もありますが、僕は家族なら諦めないでほしいと考えています。なので、家族との間で問題が起きたときは外に目を向けるのではなく、まずはお互いにしっかりと向き合うことが大事ではないかなと。そういった部分をぜひこの映画からも感じていただきたいです。難しいからこそ面白いのが家族ときには厄介ですれ違ってしまうこともあるけれど、かけがえのない家族の愛おしさと大切さに気付かせてくれる本作。不器用でちょっぴり痛々しい親子の姿に、いつの間にか共感と温かさで胸がいっぱいになるはずです。取材、文・志村昌美引き込まれる予告編はこちら!作品情報『僕らの世界が交わるまで』1月19日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国公開配給:カルチュア・パブリッシャーズ(c)2022 SAVING THE WORLD LLC. All Rights Reserved.
2024年01月17日1月26日(金) より公開される映画『哀れなるものたち』より、本編映像が公開された。本作は、『女王陛下のお気に入り』以来となるヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンのタッグで贈る作品で、第80回ヴェネチア国際映画祭では〈金獅子賞〉を受賞。さらにアカデミー賞の前哨戦として注目される第81回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)と主演女優賞(エマ・ストーン)の2部門で受賞を果たしており、アカデミー賞最有力候補作品としての期待が高まる。公開されたのは、読書に没頭するベラ(エマ・ストーン)が、彼女の関心を引こうとけしかけるダンカン(マーク・ラファロ)を尻目に、知性に目覚めていく様子を映し出した本編映像。〈生まれたての女性〉として何も知らない状態で蘇り、「世界を自分の目で見たい」という強い欲望に駆られ、色男で放蕩者のダンカンの誘いに乗り旅に出たベラ。それまでは純粋無垢な子ども同然のフィルターで世界を捉えていたベラだが、旅の途中、船上にて年配の淑女マーサ(ハンナ・シグラ)と彼女の連れの若い男性ハリー(ジェロッド・カーマイケル)と出会ったことにより知性に目覚めていく。そんな彼女の自立への力強い足取りを感じることができるシーンとなっている。マーサ、ハリーと並び、船のデッキで椅子に身を預けながら本を広げるベラは、本の内容についてダンカンらに「2人の議論の内容が頭と心を刺激する。嵐の光明のように」と目覚め始めた知性を感じさせる、詩的な比喩表現を口にし始める。そのまま本に視線を落とすベラに対し、ダンカンは彼女の顔を覗き込み「近頃、本を読んでばかり。愛らしい喋り方が失われていく」と自分への関心の薄さが如実に表れているベラの態度を嘆くかのように話しかける。するとベラは「成長しているからよ。誰でもそう」と自身の変化を当然のものとして返答する。ベラの話が船上で出会ったマーサとハリーに及ぶと、ダンカンは苛立ちを見せ彼女を連れて移動しようとけしかけるが、ベラはそんなダンカンを意に介さずに「太陽の邪魔よ」とあしらい再び視線を本に戻す。ベラが見せた態度に唖然としたダンカンは、彼女の手元から本をもぎ取り海へと投げ捨てるが、そのやり取りを見守っていたマーサは新たな本をベラに渡す。本を受け取ったベラは、ダンカンの稚拙な行動に呆れた様子でまた読書の世界に身を投じるのだった。本映像には知性に目覚めていくベラを許容できない、哀れなダンカンの様子が描き出されている。そんなダンカンについてストーンは「私にとって、ダンカンは有害な男らしさを体現しています。抑圧的で、不安定で、男性支配者的なメンタリティを持っています」と説明する。一方、マーサについては「彼女は当時としてはエキセントリックな服装をした年配の女性で、とても自立しています。ベラは瞬時に彼女に触発されます」と、純真無垢で自由奔放に生きるベラの人生で出会う、正反対の2人の登場人物について語った。『哀れなるものたち』本編映像<知性の目覚め><作品情報>『哀れなるものたち』1月26日(金) 公開公式サイト: 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年01月16日『女王陛下のお気に入り』のエマ・ストーンとヨルゴス・ランティモス監督が再集結して描く『哀れなるものたち』。ランティモス監督やマーク・ラファロらも大絶賛するエマが本作で挑んだ役柄は<生まれたての女性>。映画史上、前代未聞の主人公に迫る特別映像が解禁となった。『ラ・ラ・ランド』ではアカデミー賞をはじめとする各映画賞で主演女優賞に輝き、『女王陛下のお気に入り』『クルエラ』でも様々な映画賞にノミネートされるなど、その比類なき活躍で世界中の注目を集め続けるエマ・ストーン。本作では主人公ベラを演じるだけでなく、プロデューサーとしても企画の立ち上がりから製作に参加している。この度解禁となったのは、ランティモス監督に加え、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォーといった名優らがエマの貢献ぶりを絶賛するとともに、彼女が挑んだ映画史上初となる前代未聞のキャラクターであるベラに迫る特別映像。エマが、人生に絶望し自ら命を絶ったものの、天才外科医ゴッドウィン・バクスターの手によって<生まれたての女性>として奇跡的に蘇ったベラを「今までで一番難しい役だった」とふり返りながらも、俳優とプロデューサーの両面から大胆かつ唯一無二の魅力を放つキャラクターを創り上げた揺るぎない自信と確かな才能を感じられる映像となっている。「2017年にヨルゴスと構想を練り始めました。“真新しい脳”を持つとどうなるのか」と、この壮大な物語の始まりをふり返るエマ。誰も出会ったことのないキャラクターをともに掘り下げていったランティモス監督は「ベラという役柄に驚かされました。これまでにない存在です。エマのおかげでより撮影に力が入りました」と、彼女によって本作に多くのインスピレーションがもたらされたことを明かした。また、ベラというキャラクターについてエマは「彼女は“あるべき姿”を教えこまれていません。それって素敵なこと」と楽しげに語る。続けて、ベラを誘惑し外の世界に連れ出そうとするものの、徐々に彼女の魅力にのめり込み翻弄されていく弁護士ダンカンを演じたマークは「女性が生涯求められるあらゆることに彼女は縛られない。面白い展開になります」と、ベラの社会の偏見にとらわれない純真無垢さが物語を大きく動かしていくことを明かした。しかし、前代未聞の設定を持つベラを表現することは相当な胆力が必要とされること。本作の撮影の裏側について、自宅兼実験室であったゴッドウィンの邸宅でベラを観察していくうちにその魅力に惹かれていくマックスを演じたラミー・ユセフは「エマはすごい。脳の成長はとても微妙なんです。撮影の順番が前後しても彼女は過程を演じ切った。声に加えて体でもね」と、<生まれたての女性>が世界を吸収しながら<自立した女性>へと成長していく様をストーンがそのすさまじい演技力で表現したことを明かし、賞賛の言葉を贈っている。“女性の自由についての物語“を描く本作では、ダンカンやマックス、そして天才的な外科手術によってベラを蘇生させたゴッドウィン・バクスター博士といったベラと密接に関係する様々な男性が登場するが、“ベラをコントロールしたいという男性たちの欲望”も1つのテーマとなっている。ベラと男性たちとの関わりについて、エマは「男性たちはそれぞれ独自のやり方でベラをコントロールしようとしますが、彼女はそれを受け入れようともしません。彼女はあまりにも自立しているのです」と語る。エマとともにプロデューサーとして本作に参加したエド・ギニーは「エマはストーリーテリングに関して素晴らしい素質を持っています。プロデューサーとして、どのように物語を発展させ、どのようにそれをこの世界に生み出すかという点において、彼女は極めて重要な存在です」と、ベラの冒険物語において、役者としてだけでなくプロデューサーとしてエマの感性や才能が発揮されていることを明かしている。『哀れなるものたち』は1月26日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年01月01日映画『哀れなるものたち』が2024年1月26日(金) に公開される。このたび、エマ・ストーン演じる主人公・ベラに迫る特別映像が公開となった。『ラ・ラ・ランド』ではアカデミー賞をはじめとする各映画賞で主演女優賞に輝き、『女王陛下のお気に入り』『クルエラ』でも様々な映画賞にノミネートされるなど、注目を集め続けているストーン。本作では主人公を演じるだけでなく、プロデューサーとして企画の立ち上がりから製作に参加している。公開された映像では、本作のメガホンを取ったヨルゴス・ランティモス監督に加え、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォーといった名優らがストーンの貢献ぶりを絶賛するとともに、ストーンが挑んだ前代未聞のキャラクターである主人公ベラに迫っている。人生に絶望し自ら命を絶ったものの、天才外科医ゴッドウィン・バクスターの手によって“生まれたての女性”として奇跡的に蘇ったベラを、ストーンは「今までで一番難しい役だった」と振り返りながらも、俳優とプロデューサーの両面から大胆かつ唯一無二の魅力を放つキャラクターを創り上げた彼女の揺るぎない自信と確かな才能を感じられる内容となっている。ストーンは「2017年にヨルゴスと構想を練り始めました。“真新しい脳”を持つとどうなるのか」とこの壮大な物語の始まりを振り返る。誰も出会ったことのないキャラクターをストーンとともに掘り下げていったランティモス監督は「ベラという役柄に驚かされました。これまでにない存在です。エマのおかげでより撮影に力が入りました」と、彼女によって本作に多くのインスピレーションがもたらされたことを明かした。また、ベラというキャラクターについてストーンは「彼女は“あるべき姿”を教えこまれていません。それって素敵なことね」と楽し気に語ってみせる。続けて、ベラを誘惑し外の世界に連れ出そうとするものの、徐々に彼女の魅力にのめり込み翻弄されていく色男の弁護士ダンカンを演じたマーク・ラファロは「女性が生涯求められるあらゆることに彼女は縛られない。面白い展開になります」と彼女の社会の偏見にとらわれない純真無垢さが物語を大きく動かしていくことを語った。しかし、前代未聞の設定を持つベラを表現することは相当な胆力が必要とされることであり、本作の撮影の裏側について、自宅兼実験室であったゴッドウィンの邸宅でベラを観察していくうちにその魅力に惹かれていくマックスを演じたラミー・ユセフは「エマはすごい。脳の成長はとても微妙なんです。撮影の順番が前後しても彼女は過程を演じ切った。声に加えて体でもね」と、生まれたての女性が世界を吸収しながら“自立した女性”へと成長していく様をストーンがそのすさまじい演技力で表現したことを明かし、賞賛の言葉を贈っている。映画『哀れなるものたち』特別映像<作品情報>『哀れなるものたち』2024年1月26日(金) 公開公式サイト: 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年01月01日『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンが再集結して描く映画『哀れなるものたち』。本作で、エマ・ストーン演じる主人公ベラを誘惑し、“新しい世界”へと連れ出す放蕩者の弁護士を演じたのは、マーベル作品のハルク役で知られるマーク・ラファロ。不純な心を隠しながら大人の雰囲気を醸し出すダンカン・ウェダバーン役で新境地を魅せている。世界的大ヒットとなったマーベルスタジオの『アベンジャーズ』シリーズでブルース・バナー/ハルク役を演じた俳優マーク・ラファロ。『キッズ・オールライト』(10)でアカデミー賞、英国アカデミー賞に、『フォックスキャッチャー』(14)でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞にノミネートされた後、実話を基に製作された『スポットライト 世紀のスクープ』(15)で実に3度目のアカデミー賞にノミネートを果たしているハリウッドきっての実力派だ。その確かな演技力は本作でも遺憾なく発揮されており、先日発表された第95回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では助演男優賞を見事受賞。さらに第81回ゴールデン・グローブ賞でも共演のウィレム・デフォーとともに助演男優賞へノミネートされ、アカデミー賞をはじめこれからの映画賞にも期待がかけられている。そんなマークが本作で演じるのは、籠の鳥だった主人公ベラ(エマ・ストーン)をリスボンへ連れ出す弁護士ダンカン・ウェダバーン。ベラを生みだした天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)から彼女と助手のマックス(ラミー・ユセフ)の結婚契約書の作成を依頼されゴッドウィン邸にやってくるものの、いままで自身が出会ってきた数多くの女性とまるで違うエキセントリックな魅力を放つベラを一目で気に入り、「世界を自分の目で見たい」と瞳を輝かせるベラを誘惑して旅へと誘う。マークにとって、この役はこれまでにない経験となったという。「邪悪で、淫らで不遜なユーモアに満ちていました」とふり返り、「私はヨルゴス(監督)の大ファンなので、出演して彼を失望させないかと緊張していました。そしてこれまで英国アクセントの役を演じたことがなく、この時代設定も初めてです」と打ち明ける。「最終的には、友人から“常に不安に挑戦することで成長できる”と言われました」と続け、輝かしい彼のキャリアをもってしてもダンカンという役は挑戦となった様子だ。また、欲望にまみれ、ときには目も当てられないほどベラに翻弄されていくダンカンを彼が演じていることについて、エマは「ヨルゴスのキャスティングが見事だったということです。マークのように感情豊かで繊細な人が、この種の人物を演じるなんて想像もしないでしょう。そして彼は見事に演じました。彼がこの領域に踏み込むのを見るのは衝撃的でした」とコメントし、ヒーローや温厚な役柄を演じるイメージの強いマークが本作で魅せた新境地について賞賛を贈っている。反抗的で大胆なベラと支配欲が強く猛烈なナルシストのダンカンは、まるで「ヴィクトリア朝時代のシドとナンシー」とマークは表現。強烈に惹かれ合い、恋に落ちていく危うい2人の関係性にも注目しつつ、ベラの冒険の旅を見守ってほしい。『哀れなるものたち』は2024年1月26日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年12月24日エマ・ストーン主演・プロデュース、『女王陛下のお気に入り』ヨルゴス・ランティモス監督とともに描く『哀れなるものたち』。12月8日より全米での公開を迎え、昨年の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を大きく超える、この秋最高の館アベレージを記録。さらに豪華キャスト&スタッフ集結のN.Y.プレミアも実施された。原作は、日本でも2008年に翻訳された、スコットランドの作家アラスター・グレイ著の傑作ゴシック小説「哀れなるものたち」(早川書房刊)。その類稀な世界が映画界随一の鬼才ヨルゴス・ランティモスの手によって映像化。物語は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラが、天才外科医ゴッドウィン・バクスターの手によって奇跡的に蘇生することから始まり、蘇ったベラは“世界を自分の目で見たい”という強い欲望に導かれ、放蕩者の弁護士ダンカンと壮大な大陸横断の冒険の旅へ出る。第80回ヴェネチア国際映画祭では惜しみない大絶賛を受け、最高賞である金獅子賞を受賞し早くもアカデミー賞最有力との声が鳴り響く。そんな本作がついに12月8日より、アメリカ4都市9劇場で公開を迎え、週末の3日間で興行収入64万4,00ドル(館アベレージ7万2,000ドル)を稼ぎ出した。この館アベレージは今年の秋公開作品として群を抜く成績で、より少ない館数で公開した『アステロイド・シティ』(6劇場)、『ボーはおそれている』(4劇場)に次ぐ今年3位。さらに、昨年アカデミー賞を独占し、10劇場でアメリカ公開スタートした『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の興行収入50万1,305ドル(館アベレージ50,130ドル/最終全世界興収1億3940万ドル)をしのぐ大ヒットスタートを切った。また、現地時間12月6日にニューヨークで行われたプレミアのレポートも到着。主演のエマ・ストーンを始め監督のヨルゴス・ランティモス、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフなどの豪華主要キャスト&スタッフ陣が参加、ハリウッドにおける歴史的な大規模ストライキが明けた後のプレミアはマスコミからも大きな注目を集め盛り上がりを見せた。また、エマとは10代の頃からの友人という人気歌手のテイラー・スウィフトも登場し、エマとカメラに向かう貴重な場面も!テイラー・スウィフト、エマ・ストーンエマは本作について「この映画は一人の女性の自己発見の物語です。(主人公の)ベラは彼女自身から生まれた存在ですが、いろんな経験に積極的かつ興味津々で、大胆な女性です。彼女のキャラクターは私のお気に入りで、とても想像をかき立てられました」とコメント。「この作品は人によっていろんな受け取り方ができますが、それ以上に多くの疑問を投げかける映画かもしれませんね」と自身が演じた自由奔放で好奇心旺盛なヒロイン・ベラと、観る者によって受け取り方が変化するという本作の魅力について語った。エマ・ストーンエマとは『女王陛下のお気に入り』以来2度目の強力タッグとなったランティモス監督は「自分自身の視点で世界を体験する女性の物語です」と紹介し、「キャストの皆さんは素晴らしかった。私たちはお互いに多大な信頼を置き、一緒に取り組みました。このチームを続けたいとさえ思います」と絶賛。マーク・ラファロ、ラミー・ユセフ、ウィレム・デフォー「私は映画の撮影中に緊張していましたが、キャストの皆さんはリハーサルの時から大いに楽しんでいました。映画そのものがとても面白い作品なので、(私自身も)色々と考えをめぐらせることは非常に楽しかったです。(この映画を観た方が)私たちがどのように社会や社会常識を作り、それぞれの経験や背景など様々なことに興味関心を持ってくれると嬉しく思います」と本作の出来栄えについて自信を覗かせた。ヨルゴス・ランティモス監督なお、全米での大ヒットを記念して、唯一無二の世界観へと没入できるオリジナル・サウンドトラックも配信されている。『哀れなるものたち』は2024年1月26日(金)より全国にて公開。<R18+>(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年12月11日東京都中野区にあるなかむら硝子工房株式会社は、2015年に販売を開始した本当に履けるガラスの靴「エマ」の子ども向けサイズの製作を発表しました。これまでに4,000足以上の製作を記念し、誰もがシンデレラになれるエマをより多くの人に体験してもらうため、「エマ・子供サイズ(16cm)」を限定3足無料でプレゼントするクリスマスキャンペーンを実施。応募期間は2023年12月18日までとなり、クリスマスまでにお届けします。リトルシンデレラサイズの履けるガラスの靴 1■取り組みの経緯ガラス職人の中村 昌央が、「最後の工程まですべて、型を使わず、カット加工も使わず、実際に履けるガラスの靴を、吹きガラス技法一本で仕上げるというむずかしい製作をあきらめたくない」という想いのもと、8年がかりでガラスの靴「エマ」を完成させました。2015年の発売以来、4,000足を製作し、多くのお客様のご愛顧に感謝を込め、誰もがシンデレラになれる「エマ」を体験してもらうため、クリスマスキャンペーンを実施します。クリスマスに合わせて、子供サイズのエマを製作し、3足限定でプレゼントします。今回のキャンペーンの反応をもとに、子供サイズの販売を検討する予定です。■「履けるガラスの靴エマ」について2015年の発売依頼、本当に履けるガラスの靴としてプロポーズや結婚式で使われるなど、4,000足超を製作。型を使わず、カット加工も使わず、手作りの吹きガラス技法はAERA(朝日新聞出版)で「夢をかなえる技術100」に選ばれる。TBSのプロポーズ大作戦や渋谷ヒカリエで開催されたバレエ「シンデレラ」、乃木坂46のミュージックビデオ「君に叱られた」等に採用されました。また世界最大級のガラスメーカーAGC株式会社が、国連の定める「国際ガラス年2022」を記念し、特別企画展「ガラスの正体」を開催した際、エマが特別展示されました。■キャンペーン詳細キャンペーン内容:本当に履けるガラスの靴「エマ・子供サイズ(16cm)」3足(右足)限定プレゼント応募期間 :2023年12月9日~2023年12月18日発送予定日 :2023年12月20日(発送の遅延などには対応できませんのでご了承ください。)応募方法 :エマInstagramアカウント(nakamuraglass_emma)をフォロー&キャンペーン投稿にいいね、をする。(フォロー済みの方はいいね、のみ)また投稿をリポストやストーリーシェアいただけますと当選確率がアップします。当選発表 :2023年12月19日当選者の方にDMにてお知らせいたします。応募条件 :・日本国内在住の方・当選した方は着用した写真をご提供ください。ホームページなどで利用させていただきます。・お子様のお顔出しがOKな方・投稿写真の二次使用OKな方注意事項 :・報酬は発生いたしません。・参加いただくにあたり、応募条件に同意いただいたものとみなします。・当選連絡の際にいただくご連絡情報は当選のご案内および商品の発送以外には使用しません。備考 :右足片方のみ■中村 昌央プロフィール吹きガラス職人歴33年イタリアの職人(マエストロ)からヴェネチアングラスの技術を習得その後、ヒルトン東京にて個展、銀座香十各店、その他ギャラリー・ショップなどで作品を展開現在、東京都中野区でスタジオ&ショップを運営【会社概要】名称 :なかむら硝子工房株式会社代表者:代表取締役 中村 昌央所在地:〒164-0002 東京都中野区上高田2-42-4設立 :2002年2月 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月11日マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)の2023年リゾートコレクションより、「ラインストーン(RHINESTONE)」の新作バッグが登場。華やかに煌めく「ラインストーン」新作バッグ華やかに輝きを放つラインストーンを全面に配した「ラインストーン」。スタイリングにアクセントを加えてくれる新作バッグとして、フロントに配した「J マーク」がアイコニックな「ザ ラインストーン J マーク バッグ ミニ」や「ザ ライン ストーン J マーク カーブ スモール」の2型がラインナップする。いずれも、アルミニウムメッシュを使用し、軽くて持ちやすいバッグに。全面に施されたラインストーンは、まるでミラーボールのように煌めいている。カラーは、シルバー、ブラック、ゴールドの3色で展開される。厚底「キキ ブーツ」やアクセサリーもまた、2023年秋コレクションに登場し話題となった「ザ キキ アンクル ブーツ」もラインストーンを纏い「ザ キキ ラインストーン アンクル ブーツ」としてアップデート。足首をしっかりとホールドしてくれるマルチストラップと、ボリュームのある厚底ソールが印象的だ。ブラックとクリスタルの2色を取り揃える。「ザ キキ ラインストーン アンクル ブーツ」や、ブランドのアイコニックなバッグをモチーフにしたネックレスやピアスも用意。首元や耳元で美しく光り、クリスマスシーズンを盛り上げてくれる。【詳細】マーク ジェイコブス 2023年リゾートコレクション新作「ラインストーン」取扱店舗:全国のマーク ジェイコブス ストア、公式オンラインストアアイテム例:・ザ ラインストーン J マーク バッグ ミニ(L19×H11.9×w4cm) 78,100円・ザ ラインストーン J マーク カーブ スモール(L23×H18.5×W3.5cm) 86,900円・ザ キキ ラインストーン アンクル ブーツ(ヒール 16cm、プラットフォーム 8cm) 102,300円・キキ アンクルブーツ ネックレス 19,800円・キキ クリスタル ブーツ イヤリング 23,100円※バッグは共にシルバー、ブラック、ゴールドの3色展開。ゴールドのみ公式オンラインストア限定カラー。【問い合わせ先】マーク ジェイコブス カスタマーセンターTEL:03-4335-1711
2023年12月09日