相手の心をキュンとさせる“恋文の書き方”とは? ラブレター代筆屋さんが伝授
例えば“あなたの横にいたいし、あなたに横にいてもらいたい”と書くことで、恋することから感じる孤独を伝えることができ、それが相手の心に響くのでは、と思っています」
デジタルの時代、手紙を書いて渡すということはとても非効率。でも思索を巡らせながら便箋や封筒を選び、文章を考え、手で書き、切手を買いに行ってポストに入れる。その“相手を思う”という行為こそが、恋愛の醍醐味。
「絶対に忘れてはいけないのは、下書きです。下書きをすることで自分の気持ちが再確認でき、さらに手紙が良くなっていく。大人になるとラブレターを書く機会は減ると思いますが、ぜひみなさんも筆を執ってみてください」
大人が書く恋文、「か・わ・い・く」の4か条。
【か】会話をするように書く
一方的ではなく、双方向のコミュニケーションになる。
「気持ちを独りよがりで語られると、読む方は疲れてしまいます。
会話するときのように、相手の反応を意識しながら書きましょう。また、文章の中に“お元気ですか?”などの問いかけを入れると、一方向のコミュニケーションになりがちな手紙が、会話のような双方向のやりとりになります」
【わ】分けて書く
書く時間を分けると、熱量と論理のバランスがとれる。