「ちょっと気になる金 (きん) 投資【前編】」お金の教科書Vol.39 #増やす
毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「ちょっと気になる金(きん)投資【前編】」です。
ちょっと気になる金(きん)投資【前編】
高山一恵さんファイナンシャルプランナー。Money&You取締役。Webメディア「FP Cafe」「Mocha」の運営ほか、多くの働く女性のマネーのお悩みを解決、サポート。頼藤太希さんとの共著に『はじめての資産運用』(宝島社)がある。
貯蓄未知子(ちょちく・みちこ/34歳・会社員)都内の賃貸で一人暮らし中。毎月の貯蓄は財形2万円+口座に残った分のみ。
奨学金は完済。昨冬のボーナスが想像以上に少なく、今年は投資で増やしたいと目論んでいるところ。
価値がゼロにならない“守りの資産”が金。
未知子:先日、両親がバブルの時に買った金のネックレスを売りに行ったんです。そうしたら、買い取り価格が20万円以上もして、びっくり!でもそれをきっかけに、金投資に対する興味がむくむくと湧いてきて(笑)。今日は金投資について、教えてください!
高山:昨年9月に初めて金の買い取り価格が1g1万円を超え、メディアでも盛んに金高騰のニュースが報じられていましたが、未知子さんは身をもって体験したと。