ゆっきゅん、カラオケでヒットソングを歌って心の距離を縮めた日のことを振り返る。
歌い始めるとラッセン風なのかピクサー風なのかわからない海の生き物たちのカラフルなイラストがブラックライトで照らし出されるテンションの高い部屋は、別に曲の雰囲気を盛り上げるわけでもない。収録日がクリスマス直前だったのでJUDY AND MARYの名曲「クリスマス」をなんとなくYUKI意識の歌い方で二人で熱唱したりしました。なんか能町さんがリラックスしていつも通りの感じなのが伝わってきて、嬉しかったなあ。最高のステージでした。
カラオケBOXおよびヒットソングは人間と人間の心の距離を確実に縮めることができる。歌っている時も最高に楽しい時間でしたが、ただの会議室で「カラオケについて話す」ということはもっとたぶん珍しくかけがえないことだったな!?とふと思います。能町さんも「カラオケって最高なのに、詩的でも文学的でもないから語られない」とおっしゃっていたように、カラオケの文化的評価は高くないというか、完全に見過ごされているものです。人の本棚見るの好きな人っているじゃん、いやそれも好きだけど、私は人がカラオケで何歌うかってすごく気になるんだよね。
どう生きてきたか伝わってくるっていうか。だから苦手なんだよって人もいるか。