SHINee のTAEMINが日本武道館に帰ってきた! 約7年ぶりの武道館公演に感無量
は両手首をくくった布を口で外し、ヘッドセットマイクに絡んでしまうというアクシデントまでもが美しく、ダンサーを引かせてステージに一人残ってたっぷりダンスで魅せるブリッチも。花道を行きながらシャツのジッパーを全開にすると、激しい振り付けにシャツが翻り、上半身があらわになるたびに会場からは悲鳴のような歓声が上がる。
コンサート序盤から会場をTAEMINワールドへと染め上げると、息を切らしながらもセンターステージ上で今度は白いフリルシャツにお着替え。「まずは服から整理します」とはにかみながら話すTAEMINは、先ほどまで武道館を圧倒していた人と同じとは思えないほどあどけない表情を見せた。
写真・河村美貴(田中聖太郎写真事務所)
日本武道館はTAEMINが初めて日本でソロコンサートした場所でもあり、「僕にとっては意味のある場所で、みなさんとまたいつかここで会いたかったんですけど、またこうして会うことができてうれしいです」と感慨深げ。
「韓国語では『誘引』という曲です」という紹介で始まった「Impressionable」では抑制された動きがむしろ艶を増し、続く「Heaven」ではステージの一部がせり上がり、傾斜がついた板の上でのパフォーマンスとともに、磨きのかかったハイトーンでファンを魅了。