くらし情報『島﨑信長、内田雄馬、浦和希が明かす『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』への思い』

島﨑信長、内田雄馬、浦和希が明かす『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』への思い

玲王にとってもそれは喜ばしいことのはずなのに、隣にいるのが自分じゃないことが許せなくて、拗ねてしまう。彼の、妙に素直になれない部分をなんだか親のような気持ちで見守ってしまいます」

TVシリーズに比べ、凪との出会いや学園生活など、玲王の生活も細かく描かれているが、演じ方に変化はあったのだろうか。

「TVシリーズのときは潔たちの視点の物語。ですが、今回は玲王たちの視点。本編では見えなかった、心の流れも描かれているので、素直に玲王が感じているものを出しています。本編では強大な敵、今回は普通の青年、ですね」

閉鎖された“ブルーロック”で引き出される“エゴ”は、経歴やプライドを超えたところに存在する。それが本作の魅力であると、内田さんは語る。

「サッカーアニメですが、人間ドラマがやはり面白いですね。
特に、これまでの自分を捨てていくところが。潔だって、“ブルーロック”の中でどんどん変わっていったので、玲王もまだまだ成長するはず。その過程にある玲王を、『エピ凪』では凪の視点から、TVシリーズでは潔の視点から体感できる、二度おいしい作品です」

うちだ・ゆうま東京都出身。主な出演作に、TVアニメ『呪術廻戦』(伏黒恵)

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