くらし情報『仕事を貫く確固たる私「I (アイ) 」 デザイナー・石岡瑛子に迫った展覧会が話題に』

仕事を貫く確固たる私「I (アイ) 」 デザイナー・石岡瑛子に迫った展覧会が話題に

デザイナー、アートディレクターとして、広告から舞台、映画まで様々な分野で活躍した石岡瑛子。’70年代にはパルコ、角川文庫など時代を席捲した媒体のキャンペーンや、ファッションショーを演出した他、’80年代にはNYを拠点に活躍。美術および衣装デザインなどボーダーレスに仕事の領域を広げ、数々の権威ある賞を受賞。そんな彼女の黎明期ともいうべき1960~’80年代の仕事を中心に、約500点もの作品を公開した展覧会が話題を呼んでいる。

石岡瑛子 I(アイ) デザイン
1938年生まれの瑛子は、働く女性がまだ少なかった時代に資生堂宣伝部に就職してデザイナーとしてのキャリアをスタート。男性の愛玩物としての女性像に疑問を抱いていた彼女は、’66年の「太陽に愛されよう 資生堂ビューティケイク」のキャンペーン広告で、人形のような美人のイメージを覆す健康的で意志的な女性像を打ち出した。

’70年にフリーランスとなり、’73年からパルコのキャンペーンを統括することに。彼女はここで性や国境、人種の枠組みを打ち破るべく、鮮烈なメッセージとともに斬新な表現を繰り広げる。
「創作のゴールは、国を超え人種を超え性別を超えたところに存在する」

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