東京駅すぐのアートセンター「BUG」で、小中高生向けの夏の特別プログラム『Summer Studio 2024 トンコハウスとつくるワークショップ・展覧会』が7月27日(土)〜8月25日(日)に開催される。同展は、前身のクリエイションギャラリーG8で講師にデザイナーやイラストレーターなどを迎えて開催してきた「Creation Kids Lab」を発展させたもので、今回はトンコハウスを迎える。トンコハウスは、ピクサーのアートディレクターとして『トイストーリー3』などを手がけた堤大介とロバート・ゴンドウによるアニメーションスタジオ。米・カリフォルニア州バークレーで設立され、現在は石川県金沢市との2拠点で活動している。2014年に短編映画『ダム・キーパー』を共同監督したことをきっかけに結成され、2016年にはクリエイションギャラリーG8で展覧会「ダム・キーパーへの旅」が開催されている。『ダム・キーパー』 ©Tonko House Inc.6〜7月に行われたワークショップでは、トンコハウスのクリエイターが講師となり、61名が参加。トンコハウスの作品『ONI ~ 神々山のおなり』でも題材として扱われた「八百万の神(やおよろずのかみ)」をテーマとして、それぞれにオリジナルのキャラクターを描いた。中高生はさらにそのキャラクターによるストーリーやイラストレーションも描いている。『ONI ~ 神々山のおなり』 ©Tonko House Inc. / ©2022 Netflix今回の展覧会では、これらワークショップに参加した人々の作品と、トンコハウスのこれまでの作品を紹介。スケッチや模型、コンセプトアートといった制作過程をはじめ、実寸大にプリントしたキャラクターを展示する。アニメーション上映とスケジュールはウェブサイトやSNSをチェックしてほしい。ミニ制作体験コーナーもあり、子供から大人まで楽しめる展覧会だ。<開催概要>『Summer Studio 2024 トンコハウスとつくるワークショップ・展覧会』会期:2024年7月27日(土)~–8月25日(日)会場:BUG時間:11:00~19:00、金曜は20:00まで休館日:火曜、8月13日(水)~ 16日(土)公式サイト:
2024年07月25日NHK Eテレの番組『みたてるふぉーぜ』の制作に携わるなど、「見立て」の面白さを世に広めるアーティスト、鈴木康広さん。都内では初めての個展が間もなく始まる。「見立て」とは、そもそも和歌やお茶の世界で用いられてきた手法。利休が漁で使う魚を入れる魚籠(びく)を花入れとして取り入れたことも「見立て」なら、紅葉を錦になぞらえて詠むことも「見立て」。伝統的にその道を豊かにする遊び心やテクニックとして用いられてきた。「見立て」で発見!何でもないモノたちの別の顔。鈴木さんの作品ではりんごや葉っぱなど、どこにでもあるものが題材。見立ての力で想像力をジャンプさせ、ユニークな作品に仕上げて観る人を驚かせる。例えば、《りんごの天体観測》という作品は、じっとりんごを見つめていたら、表面の斑点が満天の星に見えてきたという自身の体験をきっかけにしているそう。「『何かに似ている』と気がついて、それを別の何かに置き換える。発見を別の形に転換するプロセスにこそ、鈴木さんの創作の源があります」と本展を担当するBunkamura ザ・ミュージアムの鳥屋めぐみさん。「作品を『こう見なきゃいけない』という正解はありません。鑑賞者の解釈が加わることによって、見え方も変わってきます」作品を観た人が作者と違う視点を見つけたら、隣で観ていた人がまた違った見方を発見する。そんな具合に、発見が発見を呼ぶことも見立ての楽しさだ。展覧会のタイトル「ただ今、発見しています。」は、鑑賞する私たちにもあてはまる。会場では《まばたきの葉》、透明な人型の風船のような《空気の人》をはじめ、代表作を含む50点あまりを展示。最初のひらめきからアイデアを膨らませていくプロセスなど、制作の舞台裏が垣間見えるのもここだけ。「展覧会を観た後は、何気ない生活の中でとんでもなく面白いことに出合っていることに気づかされるかもしれません」と鳥屋さん。「体験型の作品もあるので、子どもに戻った気持ちで楽しめること間違いなし。ぜひご来場ください」《まばたきの葉》開いた目と閉じた目を表と裏にプリントした葉っぱの形の紙を中央の円筒の差し込み口に入れると、巻き上げられ先端から吹き出す仕組み。くるくると舞う様子はまるでまばたきのよう。鈴木康広《まばたきの葉》2003年courtesy:ワコールアートセンターphoto:市川勝弘《足元の展望台》サイズでいうと70cmはありそうな足の形をした台。ここに上がって足元を見れば、自分の足がもっと間近に見えた幼少期の感覚が蘇ってくる。ひと味違うユニークな展望台。鈴木康広《足元の展望台》2014年photo:Seiji Toyonaga《りんごの天体観測》りんごの模型の内部に灯りをともすと、上からかぶせたアクリル製のドームに光が星のように浮かび上がる。斑点のあるりんごの表面を星空に見立てて生まれた作品。鈴木康広《りんごの天体観測》2006年、2021年photo:Jeni Katzner鈴木康広《りんごの天体観測》スケッチ©Yasuhiro Suzuki鈴木康広展 ただ今、発見しています。二子玉川ライズ スタジオ & ホール東京都世田谷区玉川1‐14‐1二子玉川ライズ7月20日(土)~9月1日(日)10時~19時(7/22~7/25は12時~、毎週土曜は~20時。入場は閉場の30分前まで)会期中無休一般1000円ほかオンラインによる日時予約制TEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)主催:Bunkamuraすずき・やすひろ1979年生まれ。アーティスト。身の回りの何気ない物事に対する気づきを独自の視点で作品に昇華。武蔵野美術大学で教鞭もとる。NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』(2023~)総合指導。photo:Timothee Lambrecq※『anan』2024年7月24日号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2024年07月24日建物の老朽化などによる改築工事のため、2025年度に休館予定の練馬区立美術館で、その改築を手がける建築家・平田晃久(ひらた あきひさ)の建築世界を紹介する展覧会が、7月28日(日)から9月23日(月・祝)まで開催される。1971年に大阪府で生まれ、伊東豊雄建築設計事務所勤務の後、2005年に独立した平田は、これまで自身の建築に対する思想を説明する際に「からまりしろ」という言葉を使ってきた。「からまりしろ」とは、人間によってくっきりと形づくられる空間領域とは異なり、植物や動物、異なる時空の文化なども含んだ広義の生命体が偶然にくっつき、絡み合う自然の情景、いわば「ふわふわとした隙間の錯綜」を示唆する言葉だという。様々に区切られた空間や内外が絡まり合う空間が多くの市民に愛されている群馬県にある「太田市美術館・図書館」(2017年)は、この「からまりしろ」を実現した代表作のひとつだ。太田市美術館・図書館 (2017)(C) Daici Ano今回の展覧会は、この「からまりしろ」の建築は人間と動物の波打ちぎわに現れるとする視点から、「波打ちぎわ」という新しい言葉を軸に構成されている。その際のテーマとなるのが「響き」。無数の人々の思いの共鳴、過ぎ去った時間と現在との共鳴、あるいは今こことどこか遠くの場所との共鳴をもった建築は、私たちがかつて知っていた「人間」の意識を広げていくのではないか——そうした思いが「人間の波打ちぎわ」という言葉に込められているようだ。同展では、公共施設や集合住宅、個人住宅、商業施設など、20 件以上に及ぶ平田の建築がテーマごとに紹介される。大きな見どころは、建築のプロセスがうかがえるスケッチや模型、そして展示室同士をつなぐインスタレーションを中心に、「波打ちぎわ」を体験的に理解できる空間づくりが行われていること。建築を体験することで、平田の脳内イメージにアプローチする展覧会となっているのだ。ちなみに、練馬区立美術館と貫井図書館を融合する新たな文化複合施設は、2028年度に開館予定だ。建築コンセプトは、「21世紀の富士塚/アートの雲/本の山」。練馬に古くから存在する「富士塚」をテーマに、「美術と本」を街や人々とつなぐ場として構想されており、周囲の「美術の森緑地」の改修なども構想に含まれている。こうした具体的な建築作品を通して、平田の建築が内包する未来への展望にも注目したい。練馬区立美術館・貫井図書館 模型(C) 平田晃久建築設計事務所<開催概要>『平田晃久―人間の波打ちぎわ』会期:2024年7月28日(日)~9月23日(月・祝)会場:練馬区立美術館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜(8月12日、9月16日は開館)、8月13日(火)、9月17日(火)料金:一般1,000円、大高・65~74歳800円公式サイト:()
2024年07月23日没入型展覧会「モネ&フレンズ・アライブ」が、関西初上陸。デザイン・クリエイティブセンター神戸にて2025年1月4日(土)から3月30日(日)まで開催される。“印象派の世界”を五感で楽しむ没入型展覧会が神戸に!「モネ&フレンズ・アライブ」は、真っ暗で広い展示室の壁と床にフランス印象派の作品群が投影され、まるで来場者が作品に溶け込んでいくかのような感覚を味わえる新感覚の没入型展覧会。印象派絵画の数々に最新のイマーシブ技術を組み合わせることで、エンターテインメント性あふれる芸術体験を提供する。これまで世界を巡回し、多くの人を魅了してきた同展。日本では、東京に続く2都市目の開催となる。モネやルノワールの絵画を光や音の演出とともに会場では、19世紀半ばから20世紀初頭にかけて活躍した、クロード・モネや、カミーユ・ピサロ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、エドガー・ドガといった印象派画家の作品を投影。体を包み込むような迫力のクラシック音楽も流れ、来場者の五感を刺激しながら印象派の世界へと誘っていく。光、色、音、香りの演出とともに巨大スクリーンに投影される印象派作品の数々からは、大胆な筆遣いや色彩、描き出された風景の美しさを圧巻の迫力で体感できるはずだ。【詳細】没入型展覧会「モネ&フレンズ・アライブ」会期:2025年1月4日(土)~3月30日(日)休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、1月9日(木)会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸 1F KIITOホール住所:兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4開館時間:平日 11:00~18:00、土日祝 10:00~18:00 ※最終入場は閉館の60分前まで■チケット・1月平日来場限定早割チケット販売期間:2024年7月20日(土)10:00~8月2日(金)23:59料金:[平日] 一般 2,300円※在庫数に達し次第、販売期間中でも販売終了となる場合あり。詳しくはイベント公式HPを確認。・前売チケット販売期間:2024年11月2日(土)10:00~2025年1月3日(金)23:59料金:[平日] 一般 2,500円、高大生 1,700円、小中生 900円/[土日祝] 一般2,700円、高大生 1,900円、小中生 1,100円・当日券販売期間:2025年1月4日(土)0:00~3月30日(日)16:00料金:[平日] 一般 2,700円、高大生 1,900円、小中生 1,100円/[土日祝] 一般2,900円、高大生 2,100円、小中生 1,300円【問い合わせ先】キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~18:00、日曜・祝日休み)
2024年07月22日アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の10周年を記念した展覧会「PSYCHO-PASS サイコパス 10周年記念 展覧会 クロメスタジア スコープ(CHROMESTHESIA SCOPE)」が、2024年7月24日(水)から8月12日(月・振休)まで、松坂屋名古屋店で開催される。アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の10周年を記念した展覧会2012年にスタートしたオリジナルTVアニメーション作品「PSYCHO-PASS サイコパス」は、人間の心理状態を数値化・管理する巨大監視ネットワーク〈シビュラシステム〉が治安を維持している近未来を舞台に、警察組織に属する主人公・常守朱ら「公安局」の刑事たちの活躍を描いた人気SFアニメーション。没入型の展示で様々なストーリーを追体験その10周年を記念して企画されたのが、東京・大阪・福岡を巡回している本展「クロメスタジア スコープ」だ。初上陸となる今回の名古屋会場でも、展示と体験が融合した没入型の展覧会を通して、「PSYCHO-PASS」シリーズの様々なストーリーを追体験することができる。色相診断ゲートや「シビュラシステム」の実物大立像会場内には、エントランスで来場者の“色相”をチェックする「簡易色相診断エントランスゲート」や、本作の象徴であり物語の鍵を握る「シビュラシステム」の実物大立像など、ファン垂涎の様々な展示が用意されている。特殊拳銃「ドミネーター」体験また、本展ならではの企画として各地で人気を博した特殊拳銃「ドミネーター」体験も登場。ドミネーター体験付き入場券の購入者限定で、セレボ(Cerevo)製のリアルなスマートトイを使った、これまでにないドミネーター体験が楽しめる。展覧会限定のオリジナルグッズもさらに、展覧会限定となるオリジナルグッズもラインナップ。アクリルキーチャームやアクリルキーチェーン、ハードカバーノートなど、ここでしか手に入らないグッズの数々が販売される。開催概要「PSYCHO-PASS サイコパス 10周年記念 展覧会 クロメスタジア スコープ(CHROMESTHESIA SCOPE)」開催期間:2024年7月24日(水)〜8月12日(月・振休)場所:松坂屋名古屋店 本館7階大催事場入場時間:10:00〜18:00(19:00閉場)※最終日は16:00まで(17:00閉場)。入場料:一般・大学生1,800円(1,600円)、中高生1,000円(800円)、小学生700円(500円)、ドミネーター体験付き入場券2,200円(2,000円)※未就学児は無料(ただし、ドミネーター体験は不可)。※( )内は、前売料金。※展覧会の入場券は、前売券・当日券ともにローソンチケットのみでの販売。※会場での入場券の販売は行わない。
2024年07月21日没入体験型展覧会「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」が、東京・渋谷のヒカリエホールにて、2024年12月3日(火)から2025年1月19日(日)まで開催される。ミュシャの傑作を“没入型”映像で体験19世紀末から20世紀初頭にかけてパリで活躍し、アール・ヌーヴォーの代表的存在となった画家、アルフォンス・ミュシャ。「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」では、高解像度のプロジェクションによってミュシャの傑作たちを映像へと落とし込み、没入型展示を通してミュシャの人生や画業、後世への影響などを紹介する。曲線&花で描く耽美な女性像など展覧会の冒頭では、まずミュシャがアール・ヌーヴォー様式を経て大画家へと上り詰めていく過程を辿ることができる作品を紹介。ミュシャの画業の源泉ともいえる曲線と花々で描く耽美な女性像をはじめ、創作活動のターニングポイントとなった1900年パリ万博のボスニア・ヘルツェゴビナ館の内装、他民族の支配による苦難と解放を壮大にまとめた「スラヴ叙事詩」などを大画面で堪能することができる。戯曲『ジスモンダ』のポスターをアレンジミュシャの様式の基盤が確立するきっかけ、大女優のサラ・ベルナールが演じた戯曲『ジスモンダ』のポスターも登場。ポスターの中の人物像を実在する俳優に置き換えた3Dアニメーションを展開する。スクリーンの中でポスターの主人公を演じる俳優たちに手が届きそうな、リアルな映像に仕上がっている。ミュシャに影響された現代作品もアール・ヌーヴォーが再評価され始めると、蛍光色や原色が際立つサイケデリック・アートや1970年代以降の日本の少女漫画などの中にミュシャを思わせる画風の表現が登場した。展覧会の終盤では、漫画家の波津彬子や、画家・キャラクターデザイナーの天野喜孝らによる現代の作品を、ミュシャの作品と並べながら映像で見つめ直していく。【詳細】展覧会「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」会期:2024年12月3日(火)〜2025年1月19日(日)※休館日未定場所:ヒカリエホール住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 9階時間:11:00〜20:00(最終入場 19:30)〈チケット情報〉発売時期:2024年10月料金:・前売券(平日) 一般 2,700円・当日券(平日) 一般 2,900円/大学生・高校生 2,000円/中学生・小学生 1,200円・当日券(土・日・祝日) 一般 3,300円/大学生・高校生 2,400円/中学生・小学生 1,500円※前売券の販売は、一般(平日)のみ。※未就学児は入場無料、保護者の同伴が必要。※会期中全ての日程でオンラインの事前予約が可能。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2024年07月15日展覧会「ポケモン×工芸展 −美とわざの大発見−」が、2024年7月6日(土)から9月9日(月)まで、静岡・熱海市のMOA美術館にて開催。2023年6月に金沢の国立工芸館で開催された巡回展となる。ポケモン×工芸の出会いロールプレイングゲームやカードゲーム、アニメ、映画など、メディアミックスで国内外のファンを魅了し続けるポケットモンスター、略してポケモン。「ポケモン×工芸展 −美とわざの大発見−」は、そんなポケモンを工芸で表現した展覧会だ。日本の人間国宝とされる匠から若手まで、20名のアーティストが手掛けたポケモンの工芸作品、約70点が一堂に会する。忠実に再現されたポケモンの姿会場は3つの展示構成からなり、まずはじめは、ポケモンの姿を忠実に再現した作品群にフォーカス。ポケモンのフォルムはもちろん、皮膚や毛並みなどこまかなディテールにもこだわった工芸品が並ぶ。優美に身体をしならせたギャラドスや、どっしりと構えるフシギバナなど、ポケモンの仕草や表情、そして気配や出現の瞬間をも的確に捉えた作品を楽しむことができる。ポケモンならではの世界観を工芸でまた、育成や進化、交換などポケモンの世界観に焦点をあてた工芸品もお目見え。たとえば、坪島悠貴の《可変金物ココガラ/アーマーガア》は、ことりポケモンのココガラから、カラスポケモンへ最終進化したアーマーガアへと姿を変えることができる作品となっている。ポケモン×暮らしのなかの工芸さらに、器や着物といった日々の暮らしに寄り添う実用的な工芸品とポケモンの出会いにも注目。迫力のあるリザードンの姿を表現した壺や、美しいルギアやホウオウの姿をあしらった香合などが展示される。なお、「ポケモン×工芸展 −美とわざの大発見−」では、静岡会場から初公開となる新作も並ぶ予定だ。展覧会概要「ポケモン×工芸展 −美とわざの大発見−」会期:2024年7月6日(土)~9月9日(月)会場:MOA美術館住所:静岡県熱海市桃山町26-2開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)休館日:木曜日 ※ただし8月1日(木)、8月8日(木)、8月15日(木)は開館。料金:・当日券 一般 1,760(1,430)円、高大生 1,100(770)円、中学生以下無料・オンラインチケット(日時指定あり/日時指定なし) 一般・65 才以上 1,540円、高大生 880円※高大生と65才以上の者は要身分証明。※日時指定券の会場販売は無し。※日時指定券の所持者を優先して案内。当日券は待つ場合あり。※10名以上の団体は事前予約が必要。MOA美術館へ要申し込み。※( )内は10 名以上の団体料金。※障がい者手帳の所持者と付き添い者(2名まで)は無料。【問い合わせ先】TEL:0557-84-2511©2024 Pokémon. ©1995-2024 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.TM, (R),and character names are trademarks of Nintendo.
2024年07月14日グッチ(GUCCI)は、展覧会「Bamboo 1947: Then and Now バンブーが出会う日本の工芸と現代アート」を、2024年8月2日(金)から9月23日(月・祝)まで、グッチ銀座 ギャラリーにて開催する。「グッチ バンブー 1947」ハンドバッグのアートピースを展示グッチの日本上陸60周年を記念した展覧会「Bamboo 1947: Then and Now バンブーが出会う日本の工芸と現代アート」では、ヴィンテージの「グッチ バンブー 1947」ハンドバッグに着目。日本の伝統工芸作家とコンテンポラリーアーティストの手によってヴィンテージの「グッチ バンブー 1947」ハンドバッグを再生し、作品に昇華したアートピース60点を展示する。グッチと日本のつながりを象徴する「グッチ バンブー 1947」ハンドバッグ「グッチ バンブー 1947」ハンドバッグ誕生の背景には、実はグッチが日本に本格上陸するよりも前から続く、日本とのつながりがある。戦後イタリアでは上質な素材を手に入れるのが困難だったことから、ブランド創設者であるグッチオ・グッチとフィレンツェの職人たちは、バッグのハンドルの材料に日本の竹を加工して使用。そうして1947年にバンブーハンドルのバッグが誕生し、やがてアイコンとなった。「グッチ バンブー 1947」ハンドバッグは、グッチと日本との関係性を象徴するアイテムの1つといえるだろう。人間国宝の伝統工芸作家やアーティストが参加会場では、主に1980年代から90年代に製造・販売された「グッチ バンブー 1947」ハンドバッグを用いたアートピースを紹介する。作品制作には、彫金家で人間国宝の桂盛仁とその弟子・北東尚呼、塗師の渡慶次愛、陶芸家の中里博恒、写真家の森山大道、画家の八重樫ゆいと横山奈美が参加している。アートピースの数々からは、伝統工芸作家やコンテンポラリーアーティストたちによる匠の技とクリエイティビティを感じられるばかりでなく、グッチの歴史やそれぞれのバッグが経てきた豊かな時間との対話を見て取ることができそうだ。なお、60点のアートピースは展覧会終了後に販売される予定となっている。【詳細】グッチ日本上陸60周年記念展「Bamboo 1947: Then and Now バンブーが出会う日本の工芸と現代アート」会期:2024年8月2日(金)~ 9月23日(月・祝) ※会期中無休場所:グッチ銀座 ギャラリー住所:東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座6-7階時間:11:00~18:00(最終入場 17:00)※8月2日(金)~4日(日)は17:00終了(最終入場 16:00)。入場:無料・予約不要※開催内容・時間は予告なしに変更となる可能性あり。※作品の販売については、展覧会終了後にグッチ銀座 ギャラリーにて、60点の作品の展示販売会を開催予定。販売会の来場の申し込みなどは、グッチ クライアントサービスまで要問い合わせ。【問い合わせ先】グッチ クライアントサービスTEL:0120-99-2177Courtesy of Gucci
2024年07月12日レストラン「été(エテ)」のオーナーシェフを務める庄司夏子の展覧会「été 10th Anniversary Exhibition」が、東京・カイカイキキギャラリーにて2024年7月24日(水)・25日(木)に開催される。庄司夏子とは?庄司夏子は、スイーツ店を併設するレストラン「été」のオーナーシェフ。2020年にアジアのベストレストラン50「アジアのベスト・パティシエ賞」、2022年には「アジアの最優秀女性シェフ賞」を受賞した。庄司が生み出す食の世界は、まるでアート作品のよう。中でも薔薇の花のようにデザインされたマンゴータルト「フルール・ド・エテ」は、「été」のシグネチャーの1つとして好評を博している。庄司夏子とフラワーアーティスト・東信コラボ展覧会「été 10th Anniversary Exhibition」は、「été」10周年を記念し、庄司とかねてより交流のあったフラワーアーティスト・東信とコラボレートした展覧会。アートとしての食を追求する庄司と、アートとしての花を追求し続ける東信による、まるで宝石のように輝くフルーツケーキと花々を競演させた作品が揃う。ケーキ×花々のインスタレーション、「食べられる展示」も会場では、ケーキとそのケーキの世界観に着想を得た9つの花のボックスを展示。巨大なケーキが並んでいるかのような空間を演出する。また展覧会1日目限定で、「食べられる展示」を実施予定。花で溢れるインスタレーションの中から、マンゴータルトや季節のフルーツなどを実際に手に取って味わうことができる。2日目には、インスタレーションに使用した花を来場者にプレゼント。花を配るために制作したオリジナルの袋に詰めて持ち帰ることができる。なお展覧会のタイトルロゴは、アーティストのVERDYが手掛けたものだ。開催概要「été 10th Anniversary Exhibition」開催日:2024年7月24日(水)・25日(木)会場:カイカイキキギャラリー住所:東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビルB1F開廊時間:11:00〜19:00
2024年07月11日グッチ製品が日本で初めて正式に紹介された1964年から、60年目のアニバーサリーイヤーを迎えた今年、グッチは日本でさまざまなプロジェクトやイベントを展開予定しています。そのひとつとして、日本の伝統工芸作家とコンテンポラリーアーティストがヴィンテージの〔グッチ バンブー 1947〕ハンドバッグを用いて作品を創り上げるというスペシャルなコラボレーションを軸に、ヴィンテージバッグを発掘し、アップサイクルする過去に類のないプロジェクトを立ち上げ、作品として完成した60点の〔グッチ バンブー 1947〕ハンドバッグをグッチ銀座 ギャラリーにて展示します。Courtesy of Gucci〔グッチ バンブー 1947〕ハンドバッグの誕生を振り返ると、そこにも日本とのつながりがあります。上質な素材を手に入れるのが困難だった戦後期のイタリアで、ブランド創設者であるグッチオ・グッチとフィレンツェのグッチの職人たちが日本の竹を加工してバッグのハンドルにしたのです。そして1947年に誕生したバンブーハンドルのバッグは、ひと目でグッチと分かるアイコンとなり、クラフツマンシップとラグジュアリーにおけるイノベーターとしてのグッチを象徴する存在であり続けています。今回のプロジェクトに用いられるのは、主に1980年代から90年代に製造・販売された〔グッチ バンブー 1947〕ハンドバッグです。時を重ねてもなおそのエレガントな美しさを保ち続けている60点のヴィンテージバッグをグッチの専任アーキビストが厳選しました。そしてその一つひとつに新たな生命を吹き込むのは、彫金家で人間国宝の桂盛仁(かつらもりひと)氏と、その弟子の北東尚呼(あい なおこ)氏、塗師の渡慶次愛(とけし あい)氏、陶芸家の中里博恒(なかざと ひろつね)氏、写真家の森山大道(もりやま だいどう)氏、そして画家の八重樫ゆい(やえがし ゆい)氏と横山奈美(よこやま なみ)氏です。伝統工芸作家とコンテンポラリーアーティストが、自身の匠の技とクリエイティビティを通じて、グッチの職人たちの技の軌跡やそのバッグが過ごしてきた豊かな時間と対話しながら唯一無二の〔グッチバンブー 1947〕ハンドバッグを創り上げます。作品として完成した60点の〔グッチ バンブー 1947〕ハンドバッグは、8月2日から9月23日まで、東京・銀座のグッチ銀座 ギャラリーにて開催される「Bamboo 1947: Then and Now バンブーが出会う日本の工芸と現代アート」展にて一般公開され、アートピースとして販売される予定です。グッチ日本上陸60周年記念展「Bamboo 1947: Then and Now バンブーが出会う日本の工芸と現代アート」展会 期 :2024年8月2日(金)– 9月23日(月・祝) ※会期中無休場 所 :グッチ銀座 ギャラリー 東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座6-7階時 間 :11:00-18:00 (最終入場 17:00)※8月2日(金)– 4日(日)は、17:00終了(最終入場 16:00)入 場 :無料・予約不要U R L : nst/bamboo-1947-ginza※開催内容・時間は予告なしに変更となる可能性がございます。#GucciBamboo1947#Gucci60YearsInJapan#GucciGinzaGalleryGUCCI1921年、フィレンツェで創設されたグッチは、 世界のラグジュアリーファッションを牽引するブランドのひとつで す。ブランド創設100周年を経て、グッチは社長兼CEO ジャン=フランソワ・パルーとクリエイティブ・ディレクター サバト・デ・サルノのもと、クリエイティビティ、 イタリアのクラフツマンシップ、イノベーションをたたえながら、 ラグジュアリーとファッションの再定義への歩みを続けています。お問い合わせ:グッチ クライアントサービス0120-99-2177www.gucci.com
2024年07月10日詩人・谷川俊太郎の展覧会「谷川俊太郎 絵本★百貨展」が、2024 年7月20日(土)から9月16日(月・祝)まで、香川県の高松市美術館にて開催。東京・立川のプレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)でも開催された巡回展となる。谷川俊太郎の「絵本」に焦点を当てた展覧会谷川俊太郎は、楽しいことばあそびから、生きることの大変さや尊さ、死や戦争まで、多彩なをテーマをことばで表現する詩人。詩作のほか、エッセイや翻訳、脚本など幅広いジャンルで活躍を遂げており、展覧会「谷川俊太郎 絵本★百貨展」は、そんな谷川がさまざまな絵描きや写真家と共に手掛けた“絵本”にフォーカスした内容となっている。約20冊の絵本から原画やインスタレーションを展示会場では、谷川が原作や詩を担当した約20冊の絵本を紹介。画家や絵本作家として活動するタイガー立石との絵本『ままです すきです すてきです』をはじめとする計8作品では、貴重な原画も展示される。「谷川俊太郎 絵本★百貨展」は、谷川の絵本の世界を多彩なクリエイターたちが表現した作品展示も見どころのひとつだ。たとえば、アートディレクター/デザイナーのミンナ(minna)が手掛けた『おならうた』のドームでは、原画を鑑賞していると、くすっと笑ってしまうおならの音が鳴るなど、ユニークな仕掛けを施している。また、アートディレクターの柿木原政広がデザインした『ことばあそびうた』では、体を動かしながら言葉遊びを体感することが可能。このほかにも、映像作家や建築家らが手掛けた様々なコンテンツを“百貨店”のように見せた展示空間で楽しむことができる。さらに、代表作『もこ もこもこ』では、谷川の名朗読とともに、「もこもこ」「ぎらぎら」「ふんわふんわ」という言葉のリズムと愉快な絵の動きが呼応する映像インスタレーション作品を展示。谷川のことばに絵や写真が邂逅を果たした、絵本の世界観を堪能することができる。展覧会概要「谷川俊太郎 絵本★百貨展」会期:2024 年7月20日(土)~9月16日(月・祝)会場:高松市美術館 2階展示室住所:香川県高松市紺屋町10-4休館日:月曜日、8月13日(火) ※8月12日(月・振休)、9月16日(月・祝)は開館。開館時間:9:30~17:00(入室は閉館30分前まで)※金曜日・土曜日は19:00閉館。入館料:一般 1,200(960)円、大学生 600(480)円、高校生以下 無料※( )内は前売、20名以上の団体料金。※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料。※前売券は、高松市美術館 1 階受付、高松市役所生協、ゆめタウン高松サービスカウンター、宮脇書店本店及び南本店にて7月19日(金)まで販売。【問い合わせ先】高松市美術館TEL:087-823-1711
2024年07月05日さかなクンがお魚の世界を深堀りし、魅力満載の魚を“サカナ★スター”と名付けてその秘密を紹介するNHKの番組「ギョギョッとサカナ★スター」がこの夏、テレビを飛び出して展覧会に!7月12日(金)から9月23日(月・祝)まで大阪南港ATCギャラリーで「ギョギョッとサカナ★スター展〜お魚たちが教えてくれる海のこと〜」として開催されます。この展覧会では、さかなクンがいつも番組の最後に披露する約1.2メートルもの大漁旗イラストの中から20枚を展示。と同時に、魚たちの驚きの生態を紹介。精緻に書き込まれたさかなクンのイラストを間近で体感できるチャンスです。展示作品の一つ、オオカミウオちゃんの大漁旗イラスト。広い海を泳ぎ回る、マグロちゃん(大漁旗イラスト)。水深200メートル以上の深海に住む、タカアシガニちゃん(大漁旗イラスト)。大漁旗イラストのほかに、さかなクンが作成し、所有している数々のはく製たちの展示も!さかなクンが作ったウマヅラハギちゃんのはく製。また、番組に毎回登場する“黒ずくめの人たち”。魚たちの調査に欠かせないCTスキャンを使って体験調査できる企画もあり。写真のイシガキフグちゃん(CTスキャンデータ)を自分で操作しながら、お魚たちを徹底的に調べることができます。地球の表面約70%を覆う海ですが、2050年には魚の重量よりもプラスチックゴミの重量が上回るという、衝撃の研究結果が発表されました。今回の展示会では、海の豊かさを守るために私たちがどう海と関わっていけばいいのかを考えるコーナーも。©JAMSTEC写真は海に流れるプラスチックゴミ。今や世界中の海底にプラスチックゴミが存在するそうです。©JAMSTEC世界で一番深いマリアナ海溝(水深10,898m)で見つかったプラスチック。さかなクンの作品とともに、お魚たちの秘密や海のことを楽しみながら学べるイベント。夏休みにお子さんと一緒に体験してみてはいかがでしょうか?ギョギョッとサカナ★スター展〜お魚たちが教えてくれる海のこと〜会期:2024年7月12日(金)〜9月23日(月・祝)※8月26日以降は土日祝のみ開館開館時間:10:00〜17:00(最終入場16:30)会場:大阪南港ATCギャラリー 大阪市住之江区南港北2-1-10[ITM棟2F]アクセス:「トレードセンター前」駅下車直結料金:一般 1,800円(当日)、1,600円(前売)/中学生・高校生 1,000円(当日)、800円(前売)/こども(3歳以上小学生まで) 700円(当日)、500円(前売)※通常2,500円が500円引きの「前売セット券」(一般+子ども)は2,000円で販売(前売券のみ限定発売)※前売券は7月11日(木)までの期間販売★購入方法は公式サイトをチェック!公式サイト: NHK Eテレ「ギョギョッとサカナ★スター」©NHK2022年4月よりレギュラー放送中。出演者:さかなクン(東京海洋大学名誉博士)、香音(タレント)ほか放送:毎週金曜 夜7時25分〜、再放送 毎週土曜 夜9時30分〜公式サイト:
2024年06月29日この秋、東京・上野の国立西洋美術館で「モネ 睡蓮のとき」が開催されます。本展のアンバサダーと音声ガイドを務めるのは、俳優の石田ゆり子さん。展覧会の記者発表会に登壇された石田さんが、展覧会への想いを語りました。石田ゆり子さんがアンバサダー!石田ゆり子さん【女子的アートナビ】vol. 337「モネ 睡蓮のとき」では、印象派の巨匠クロード・モネ(1840-1926)が晩年に描いた作品にスポットをあてて紹介。世界最大級のモネ・コレクションを所蔵するパリのマルモッタン・モネ美術館から選ばれた作品約50点が来日し、日本国内にあるモネの名作も加わります。モネといえば睡蓮が有名ですが、本展では特に晩年の睡蓮作品を20点以上も紹介。しかも、2メートルを超える大画面の睡蓮作品が展示される予定で、リアルな絵画でモネの世界に没入することができそうです。そんな注目の本展でアンバサダーと音声ガイドを務めるのは、俳優の石田ゆり子さん。展覧会のテーマソング作詞と歌唱も担当された石田さんが、本展への想いを語りました。モネとの出合いは19歳の秋!――まず、アンバサダー就任を聞いてどのように感じられましたか。石田さん夢のようにうれしかったです。美術展のアンバサダーという役割にあこがれをもっていて、しかもそれがモネ。本当に私は心からモネが大好きで、こんなすばらしいご褒美のようなお仕事はほかにはないなと思いました。――石田さんとモネとの出合いはいつごろですか。石田さん19歳の秋です。はじめてパリに行き、とある美術スペシャル番組の撮影でオランジュリー美術館を訪れました。そこでふと見た空間がモネの「睡蓮の間」でした。そのときはモネのための撮影ではなかったのですが、思いがけずその空間を見ることができました。クロード・モネ《睡蓮》1916-1919年頃油彩/カンヴァスマルモッタン・モネ美術館、パリ© musée Marmottan Monet――当時、モネをご覧になりどう感じましたか?石田さん絵画というものに、こんなに心を奪われるという経験を当時したことがなくて、その空間にいるだけで本当に幸せな気持ちになり、あのときのことは忘れることができません。私にとって、モネはとても特別な存在です。テーマソングも制作!――石田さんは「lily」名でアーティスト活動もされています。本展テーマソングも石田さんが歌って作詞もされたのですよね。石田さん私は、本当にひっそりと歌をやっていまして、ほとんどの人が知らないと思いますし、知られていないままでいたかったというか、「誰なんだろう?」という程度でいいと思っていました(笑)。今回、テーマソングを歌ってほしいといわれて、どうしましょうと思ったのですが、大好きなモネですし、こんなチャンスは生きているうちに一回ぐらいしかないと思ったので、お受けいたしました。――曲のタイトルは『私のモネ』ですが、作詞やレコーディングで苦労された点はありますか。石田さん作曲とプロデュースを大橋トリオさんがやってくださり、詞は私が書きました。クロード・モネという偉大な画家に対して失礼があってはいけないと思い、たくさん文献を読み、映像も見ました。最初から曲がありましたので、すばらしいモネの世界を詞に落とし込んで、言葉を当てはめていきましたが、思ったよりも難しかったです。――ご自身のなかで、俳優と歌手との切り替えはありますか。石田さん表現をするという意味では歌うことも演じることも一緒なのですが、音楽は絶対的にリズムと音階があります。そこに自分の気持ちを乗せてオリジナルな表現をする、というのが全然新人なので……やはり、なるべくみなさんに知られたくなかったです(笑)絵画は感覚だけで見たいクロード・モネ《睡蓮の池》1918-1919年油彩/カンヴァスマルモッタン・モネ美術館、パリ© musée Marmottan Monet――石田さんは絵画を見るとき、何かこだわりはありますか。石田さんあまり前もって知識は入れずに、感覚だけで見たいという感じはあります。モネに関しても、いろいろな予備知識がないといけないと思っていらっしゃるかたがいるかもしれませんが、芸術はそれぞれの見方があっていいと思います。ひとりひとり心の中の受け入れ方も本当に千差万別なので、本展もまっさらな気持ちでただ浸っていただければいいのかなと思います。――本展は、どんな展覧会になると期待されていますか。石田さんたぶん日本に住むみなさんは、ほぼモネが好きだと思います。みなさんになじみがあるモネの展覧会のなかでも、晩年のモネに焦点をあてて、はじめて来日する作品もいくつかあるということで、私もとても楽しみです。きっとたくさんのかたが来てくださると思います。東京では10月5日から開催!石田さんは、コラボグッズのプロデュースもされていて、本展オリジナルのシルクスカーフが販売される予定です。デザインは、石田さんとも親交のあるShogo Sekineさんが担当。ほかにも、本展では多くのグッズが登場する予定です。本展は10月5日からスタート。東京のあと、京都と愛知に巡回予定です。Information会期:2024年10月5日(土)〜2025年2月11日(火・祝)会場:国立西洋美術館時間:9:30-17:30(金・土曜日は21:00まで)※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日、10月15日[火]、11月5日[火]、 12月28日[土]-2025年1月1日[水・祝]、1月14日[火](ただし 、10月14日[月・祝]、11月4日[月・休]、2025年1月13日[月・祝]、 2月10日[月]、2月11日[火・祝]は開館)観覧料:一般当日券 ¥2,300/ 前売券 ¥2,100大学生当日券 ¥1,400/ 前売券 ¥1,300高校生当日券 ¥1,000/ 前売券 ¥900
2024年06月23日展覧会「誕生85周年記念 トムとジェリー展 君が笑うと、僕も笑っちゃう」が、2024年8月7日(水)から8月19日(月)までの期間、銀座三越にて開催される。「トムとジェリー」誕生85周年を記念した展覧会ネコのトムとネズミのジェリーが、毎回あらゆる追いかけっこを繰り広げるドタバタコメディのアニメーションシリーズ「トムとジェリー」。「誕生85周年記念 トムとジェリー展 君が笑うと、僕も笑っちゃう」は、誕生から85年たった今もなお世界中の子どもたちと大人たちを笑顔にしている「トムとジェリー」の世界観を楽しめる日本初の体験型展覧会だ。展覧会では、ふたりの関係性や個性的な仲間たちにスポットを当てるユニークな展示やフォトスポットを通して、まるでトムとジェリーの日常に入り込んだような気分になれる。作品の歴史を辿る展示、遊び心あふれるフォトスポット会場には、1949年の初公開作品から最新作まで、「トムとジェリー」の歴史や概要をたどる展示を用意。何気ない毎日を笑顔で過ごすトムとジェリー、そして作品に彩りを与えてくれる個性豊かな仲間たちの魅力を存分に体感することができる。思わず笑顔になるような遊び心あふれる写真ブースでは、お馴染みのシーンと共に作品の世界観を楽しんで。ぬいぐるみバッジやTシャツなど、展覧会限定アイテム展覧会限定アイテムを含む豊富なグッズも見逃せない。ふたりが笑い合う愛しい姿をモチーフにしたぬいぐるみバッジをはじめ、キーホルダー付きのスマホショルダーストラップ、グラフィック入りTシャツなどが揃う。詳細「誕生85周年記念 トムとジェリー展 君が笑うと、僕も笑っちゃう」会期:2024年8月7日(水)~8月19日(月)会場:銀座三越 新館 7階 催物会場住所:東京都中央区銀座4-6-16展覧会グッズ価格例:・ぬいぐるみバッジセット 1,760円・スマホショルダーストラップ 1,760円・Tシャツ 3,960円(ホワイト / ブラック)■チケット情報発売日:2024年6月18日(火)購入期間:・前売券:6月18日(火)午前10時~8月6日(火)午後11時59分・当日券:8月7日(水)午前10時~8月19日(月)12:00 ※店頭販売は最終日17:30まで料金:・⼀般 / 大学生 当日1,400円(前売1,100円)・小 / 中 / ⾼校生 :当日 600円(前売400円)・ ⼀般 / 大学生ペア :当日2,400円(前売2,000円)・エムアイカード会員(当日券のみ) :一般 / 大学生当日 700円 / 小・中・⾼校生 400円©TOM AND JERRY and all related characters and elements © & TM Turner Entertainment Co. (s24)
2024年06月21日日本初のトムとジェリーの日常を楽しめる体験型展覧会「誕生85周年記念 トムとジェリー展 君が笑うと、僕も笑っちゃう」が銀座三越にて開催される。1940年に短編作品として世に送り出されて以来、世代を超えた名作として世界中で愛され続けている「トムとジェリー」。ネコのトムとネズミのジェリーが、毎回あらゆる追いかけっこを繰り広げるドタバタコメディ作品だ。今回催される展覧会は、ふたりの関係性や個性的な仲間たちにスポットを当てたユニークな視点での展示、フォトスポットなどを通して、トムとジェリーの日常を楽しむことができる。さらに会場では、展覧会オリジナルアイテムを含む多数のグッズも販売。前売りチケットは、本日より全国のセブン-イレブン、ローソンチケットにて販売がスタートした。前売券の販売は8月6日(火)午後11時59分まで。当日券も販売される。「誕生85周年記念 トムとジェリー展 君が笑うと、僕も笑っちゃう」開催概要会期:2024年8月7日(水)~2024年8月19日(月)[最終日午後6時終了]※入場は各日終了30分前まで会場:銀座三越 新館7階催物会場入場チケット料金(全て税込み):一般・大学生/当日1,400円(前売1,100円)小・中・高校生/当日600円(前売400円)一般・大学生ペア/当日2,400円(前売2,000円)エムアイカード会員(当日券のみ)/一般・大学生700円小・中・高校生400円主催:銀座三越企画・制作:トムとジェリー85周年記念展製作委員会協力:ワーナー ブラザース ジャパン合同会社TOM AND JERRY and all related characters and elements © & TM Turner Entertainment Co. (s24)(シネマカフェ編集部)
2024年06月18日東京・原宿に日本で最初のカルティエのブティックが誕生してから、今年で50年。その節目を記念して、カルティエと日本の深い結びつきを紹介する展覧会「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結 MUSUBI』展――美と芸術をめぐる対話」が開催中。1847年にパリで創業して以来、変わらぬ開拓精神で新しいスタイルを追求してきたハイジュエリー・メゾンが、実は日本と深いゆかりを持つことはご存じ?日本をはじめインド、中国の東洋文化がカルティエのクリエイションの主な源泉となったのは、3代目のルイ・カルティエがビジネスに参画してから。カルティエと日本を結ぶ過去、現在、未来へ続く物語。高い審美眼を持ち、美術愛好家としても知られるルイが集めた日本関連の書籍や骨董品は、デザイナーたちに無限のインスピレーションを与えたという。例えば、繰り返し登場する藤や桜のモチーフは、日本の美術から着想を得ているといい、市松模様などの染め物の型紙に見られる抽象的・幾何学的な紋様は、カルティエスタイルの形成に大きな示唆をもたらしたとか。会場の表慶館は、皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念して建てられた、明治期を代表する優美な洋風建築。建物の右翼エリアでは、メゾンが保有する1850年代から2000年代に及ぶアーカイブコレクションを中心に、約200点が展示される。帯留めをブローチ、印籠をバニティケースに変え、梅・桜・藤をモチーフにしたブレスレットやイヤリングなど、作品に息づく日本の美を目の当たりにできるはず。カルティエと日本の結びつきは、過去にとどまらない。カルティエ現代美術財団は、30年以上にわたって日本の多様な現代アーティストをいち早くヨーロッパに紹介する役割を果たしてきた。建物の左翼エリアでは、松井えり菜ら若手ペインターをはじめ、荒木経惟、川内倫子、束芋、村上隆、さらに北野武ら国内外16人の作品が並ぶ。歴史あるメゾンが日本のカルチャーやアートシーンへ飽くなき好奇心を持ち続けていることは、少し意外かも。けれど、未知のもの、評価の定まっていないもの、世界中のあらゆるものに潜む美を見出そうとする姿勢こそ、ルイ・カルティエから脈々と受け継がれた魂であり、枯れることのないエネルギーの秘密といえるのかもしれない。カルティエと日本 半世紀のあゆみ「結 MUSUBI」展――美と芸術をめぐる対話東京国立博物館 表慶館東京都台東区上野公園13‐9開催中~7月28日(日)9時30分~17時(金・土曜は~19時。入館は閉館の30分前まで)月曜(7/15は開館)、7/16休一般1500円TEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2024年6月19日号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2024年06月16日展覧会「WIND BREAKER(ウィンドブレイカー)展」が、2024年8月16日(金)から9月4日(水)まで、東京の松屋銀座 8階 イベントスクエアにて開催される。今後は、京都や福岡など全国の巡回も予定している。新世代のヤンキー漫画『WIND BREAKER』初の展覧会『WIND BREAKER』は、週刊少年マガジンの公式アプリ「マガジンポケット」にて連載されている、にいさとるの漫画作品だ。喧嘩のトップを目指すため、超不良校として名高い風鈴高校に入学した主人公・桜遥(さくらはるか)は、現在の風鈴高校が“防風鈴”と名付けられた街を守る集団になっていることを知る。防風鈴の一員となった桜は街を守るべく戦いに挑むという、新世代のヤンキー漫画となっている。2024年4月からはアニメ化もされ、話題を呼んだ。描き下ろしイラストやフォトスポットそんな『WIND BREAKER』の初となる展覧会「WIND BREAKER展」では、原作のにいさとるや、アニメーション制作のクローバーワークス(CloverWorks)が新たに描き下ろしたイラストをはじめ、作品の世界観に入り込んだ写真が撮影できるフォトスポットなどを用意。また会場では、描き下ろしイラストを使用したオリジナルグッズも販売される。漫画からアニメまで、『WIND BREAKER』の魅力を存分に堪能できる展覧会だ。展覧会概要展覧会「WIND BREAKER展」会期:2024年8月16日(金)~9月4日(水) ※一部日時指定制。場所:松屋銀座 8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1開場時間:11:00~20:00(最終入場は閉場30分前まで)※8月18日(日)、8月25日(日)、9月1日(日)は19:30閉場。※9月4日(水)は17:00閉場。入場料:一般 1,800(1,600)円、高校生 1,300(1,100)円、小中学生 800(600)円、グッズ付き 3,900円※( )内は前売金額。前売券は8月15日(木)までローソンチケットにて販売。※来場者特典のステッカーは当日入場時に配布。※情報は予告なく変更になる場合あり。展覧会公式サイトを要確認。※グッズ付き入場チケットには「フォト風カードセット」(PVC ホルダー付き)が付属(数量限定・なくなり次第終了)。【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)
2024年06月14日女優の川栄李奈が12日、東京・六本木ミュージアムで行われた「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」オープニングプレビューに出席。ミニ丈のボトムスから美脚がのぞくコーディネートを披露し、笑顔を見せながら撮影に応じた。パルファン・クリスチャン・ディオールは、新しいミス ディオール パルファンの誕生を記念し、世界中を巡ってきた同展覧会を、6月16日から7月15日まで東京・六本木ミュージアムにて開催。ディオールが受け継ぐアーカイブコレクションやクチュールドレス、オブジェをはじめ、国際的に活躍する7人のアーティストとのコラボレーションによって創り出されたアート作品が楽しめる。オープニングプレビューには、このイベントのために来日したミス ディオールのフェイスを務めるナタリー・ポートマン、ファッション&ビューティのグローバルアンバサダーのジス(BLACK PINK)や、ディオール ビューティー アンバサダーの新木優子、吉沢亮、山下智久、Cocomiら豪華ゲストが来場した。
2024年06月12日俳優の北村匠海が12日、東京・六本木ミュージアムで行われた「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」オープニングプレビューに出席。胸元がざっくり開いたライトグレーのスーツに身を包み、クールな表情で撮影に応じた。パルファン・クリスチャン・ディオールは、新しいミス ディオール パルファンの誕生を記念し、世界中を巡ってきた同展覧会を、6月16日から7月15日まで東京・六本木ミュージアムにて開催。ディオールが受け継ぐアーカイブコレクションやクチュールドレス、オブジェをはじめ、国際的に活躍する7人のアーティストとのコラボレーションによって創り出されたアート作品が楽しめる。オープニングプレビューには、このイベントのために来日したミス ディオールのフェイスを務めるナタリー・ポートマン、ファッション&ビューティのグローバルアンバサダーのジス(BLACK PINK)や、ディオール ビューティー アンバサダーの新木優子、吉沢亮、山下智久、Cocomiら豪華ゲストが来場した。
2024年06月12日女優の有村架純が12日、東京・六本木ミュージアムで行われた「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」オープニングプレビューに出席。黒のミニ丈のワンピースに黒のブーツを合わせ、美脚を披露した。パルファン・クリスチャン・ディオールは、新しいミス ディオール パルファンの誕生を記念し、世界中を巡ってきた同展覧会を、6月16日から7月15日まで東京・六本木ミュージアムにて開催。ディオールが受け継ぐアーカイブコレクションやクチュールドレス、オブジェをはじめ、国際的に活躍する7人のアーティストとのコラボレーションによって創り出されたアート作品が楽しめる。オープニングプレビューには、このイベントのために来日したミス ディオールのフェイスを務めるナタリー・ポートマン、ファッション&ビューティのグローバルアンバサダーのジス(BLACK PINK)や、ディオール ビューティー アンバサダーの新木優子、吉沢亮、山下智久、Cocomiら豪華ゲストが来場した。
2024年06月12日女優の広瀬アリスが12日、東京・六本木ミュージアムで行われた「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」オープニングプレビューに出席した。パルファン・クリスチャン・ディオールは、新しいミス ディオール パルファンの誕生を記念し、世界中を巡ってきた同展覧会を、6月16日から7月15日まで東京・六本木ミュージアムにて開催。ディオールが受け継ぐアーカイブコレクションやクチュールドレス、オブジェをはじめ、国際的に活躍する7人のアーティストとのコラボレーションによって創り出されたアート作品が楽しめる。オープニングプレビューには、このイベントのために来日したミス ディオールのフェイスを務めるナタリー・ポートマン、ファッション&ビューティのグローバルアンバサダーのジス(BLACK PINK)や、ディオール ビューティー アンバサダーの新木優子、吉沢亮、山下智久、Cocomiら豪華ゲストが来場した。広瀬は、白のブラウスに黄色のスカートを合わせたコーディネートで、デコルテを披露。笑顔を見せながら撮影に応じた。
2024年06月12日俳優で歌手の山下智久が12日、東京・六本木ミュージアムで行われた「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」オープニングプレビューに出席。ブラックスーツ姿でオーラを放った。パルファン・クリスチャン・ディオールは、新しいミス ディオール パルファンの誕生を記念し、世界中を巡ってきた同展覧会を、6月16日から7月15日まで東京・六本木ミュージアムにて開催。ディオールが受け継ぐアーカイブコレクションやクチュールドレス、オブジェをはじめ、国際的に活躍する7人のアーティストとのコラボレーションによって創り出されたアート作品が楽しめる。オープニングプレビューには、このイベントのために来日したミス ディオールのフェイスを務めるナタリー・ポートマン、ファッション&ビューティのグローバルアンバサダーのジス(BLACK PINK)や、ディオール ビューティー アンバサダーの新木優子、吉沢亮、山下智久、Cocomiら豪華ゲストが来場した。
2024年06月12日パルファン・クリスチャン・ディオールは、新ミス ディオール パルファンの誕生を記念して、「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」を、2024年6月16日から7月15日まで、東京 六本木ミュージアムで開催します。Courtesy of PARFUMS CHRISTIAN DIOR本展では、多くのアーティストにインスプレーションを与え続けてきた「ミス ディオール」の自由な精神を称え、ディオールが受け継ぐ卓越したクチュール作品やオブジェ、アーカイブ コレクションが一堂に会する展示と共に、国際的に活躍するアーティスト達とのコラボレーションによって特別に創り出されたアート作品を見ることができます。1949年 ミス ディオール ドレス ©LAZIZ HAMANIまた、フランス人 ビジュアル アーティスト、エヴァ・ジョスパンが手がけた、ミス ディオール パルファン限定エディションの舞台となる、一面に刺繍が施されたフローラル ガーデンのスペースも。ミス ディオール フレグランスのルーツから、アートやファッションがミス ディオールと交差するその運命まで、来場者をイマーシブな世界へと誘います。伝説的なミス ディオールのリボンに導かれながら、数々のオートクチュール ドレスにインスピレーションを与え、現在もアーティストたちの想像を掻き立てるフレグランスの歴史をたどるユニークなプロムナードが楽しめます。Courtesy of PARFUMS CHRISTIAN DIORアーティスト達とのコラボレーションによって特別に創り出されたアート作品が展示された会場では、ルネ・グリュオーやマッツ・グスタフソンによるドローイングや水彩画と共に、井田幸昌やサビーヌ・マルセリス、荒神明香の作品、そしてディオールのアート コレクションへ加った日本人アーティスト 江上越によるペインティングも展示されます。多くのアーティストにインスピレーションを与え続けてきたミス ディオールの自由な精神を称え、新たな形で各々の魅力を放ちます。会場には本展来場者限定で利用できるカフェを併設。ミス ディオールの世界にインスパイアされた、ピエール エルメとコラボレーションしたオリジナル マカロンや、花々や香りを彷彿とさせるシグネチャー デザートプレートをご用意。このほか、ピンクペタルが美しいスペシャルドリンクも登場します。展覧会の後も、ミス ディオールの余韻を楽しめます。「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」開催期間 :2024年6月16日(日) - 2024年7月15日(月・祝) 入場 :10:00-20:00(最終入場19:00)完全予約制(無料)場所 :六本木ミュージアム 東京都港区六本木5-6-20※6月25日(火)は休館、 7月15日(月・祝)は17:00 最終入場 / 18:00 CLOSE※ご入場・ご予約 はお一人様一回となります※会期・開場時間等が変更となる場合があります。詳細は公式特設サイトをご覧ください※会場でのお支払いはキャッシュレス決済のみとなります(各種クレジットカード、電子マネー、QR決済が利用可能)予約 :ディオール ビューティー公式LINEアカウントにて受付開始予約URL : バーチャル ミュージアム ブティックオープン期間 :2024年6月17日(月) - 7月15日(月・祝)まで対応機種 :スマートフォンやPCからGoogle Chrome / Safariのブラウザを利用@DIORBEAUTY#ミスディオール展覧会 #MISSDIORお問い合わせ:パルファン・クリスチャン・ディオールTEL 03-3239-0618
2024年06月10日展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が、2024年7月23日(火)から9月2日(月)まで、横浜・そごう美術館にて開催。松坂屋名古屋店内の松坂屋美術館や、栃木の宇都宮美術館でも開催された巡回展となる。絵本作家・ヨシタケシンスケ初の大規模個展ヨシタケシンスケは、日常の1コマを切り取ったスケッチ集や、装画、挿絵など、幅広く活動する絵本作家・イラストレーターだ。2013年に初出版した絵本『りんごかもしれない』では、どこにでもあるひとつのりんごから、想像をふくらませたり視点を変えたりして考えることの楽しさを描いている。ヨシタケシンスケ“発想の源”探るスケッチ約2,500枚展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」は、ヨシタケシンスケ初の大規模個展となる。会場では、ヨシタケが絵本作家としてデビューする以前から描き留めていた1万枚を超えるスケッチの中から、約2,500枚を複製して公開。ヨシタケの発想の源を探ることができる。『りんごかもしれない』など人気絵本の原画やアイデアスケッチまた、デビュー作『りんごかもしれない』をはじめ、『つまんない つまんない』『なつみはなんにでもなれる』など、ヨシタケが手掛けた約20作の絵本から、原画や構想段階のアイデアスケッチなどを紹介。さらに、ヨシタケのアイデアをもとに、作品の世界に入り込んだような体験ができる展示も用意しており、子どもから大人まで体を動かして楽しむことができる。展覧会オリジナルグッズも会場では、展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」の公式図録やオリジナルグッズを販売。ヨシタケのイラストや世界観を落とし込んだミニトートバッグやぬいぐるみ、巾着など、多彩なアイテムがラインナップする。展覧会概要「ヨシタケシンスケ展かもしれない」会期:2024年7月23日(火)~9月2日(月)場所:そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店 6階)住所:横浜市西区高島2-18-1開館時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)入館料:一般 1,400(1,200)円、大学・高校生 1,200(1,000)円、中学生以下無料※公式オンラインチケット(e-tix)では( )内の料金。(7月8日(月)10:00~販売開始)※6階=ミュージアムショップでは、7月8日(月)から7月22日(月)まで( )内の料金で前売券を販売。※会期中、そごう美術館チケット売場にてクラブ・オン/ミレニアムカード、クラブ・オン/ミレニアム アプリの提示者の方は( )内の料金で案内。※障がい者手帳各種の所持者、およびご同伴者1名は無料で入館可能。※混雑時は入場制限および入館券の販売を中止する場合あり。【問い合わせ先】そごう美術館TEL:045-465-5515(美術館直通)
2024年06月10日展覧会「つくる展 TASKOファクトリーのひらめきをかたちに」が、2024年7月20日(土)から9月23日(月・振休)まで、茨城県近代美術館にて開催される。“ものづくりの秘密”に迫る展覧会「つくる展」“ものづくり”のプロフェッショナルたちが集うアートファクトリー「TASKO(タスコ)」。様々な企業やアーティストとのコラボレーションを展開しながら、豊かな発想力と優れた技術力により、映像や立体など様々な分野の作品を手掛けてきた。「つくる展 TASKOファクトリーのひらめきをかたちに」は、そんな「TASKO」の“ものづくりの秘密”に迫る展覧会だ。風力や電力で動く装置例えば、風力で動く《うかぶ風船》や、電力で動く《FLOWER DISPLAY》は、それぞれの動力が動かす仕掛けを楽しめる展示。また、パチンコ玉で動く《ししおどし?!》をはじめとする多くの作品では、アイデアスケッチや作品を構成する部品など、作品の“裏側”までを細かく観察することができる。ピクセル画や映像が映る“椅子”型展示今回が初出品となる「TASKO」の最新作《PIXTERIOR(ピクステリア)》。押しボタン式のスイッチが並んだ椅子の表面に、ピクセル画やカラフルな映像が映るという体験型展示だ。五感で楽しむ展示の数々五感を使って楽しむ展示の数々にも注目。《ひかりの3原色》では、光源の前に立つと色の付いた影が現れ、タイトルの通り“光の三原色”を体感することができる。そのほかにも、レトロな音楽に合わせて町並みの影が移り変わっていく様子を鑑賞する《札幌ループライン》や、鍵盤を叩くと“香り”が出る《パフューマリー・オルガン》といった展示を用意している。【詳細】「つくる展 TASKOファクトリーのひらめきをかたちに」会期:2024年7月20日(土)〜9月23日(月・振休)場所:茨城県近代美術館住所:茨城県水戸市千波町東久保666-1時間:9:30〜17:00(最終入場 16:30)休館日:月曜日 ※8月12日(月)・9月16日(月)・9月23日(月)は開館し、翌日が休館入場料:・通常 一般 1,000円/満70歳以上 500円/高・大学生 730円/小・中学生 370円・団体 一般 870円/満70歳以上 430円/高・大学生 610円/小・中学生 240円※団体料金は、20名以上で適用。※9月15日(日)〜9月21日(土)は満70歳以上無料(ただし、9月17日(火)は休館)。※7月20日(土)・9月7日(土)・9月14日(土)・9月21日(土)は、高校生以下無料。※《PIXTERIOR》の展示期間は、7月20日(土)~7月30日(火)、8月18日(日)~9月18日(水)。【問い合わせ先】茨城県近代美術館TEL:029-243-5111
2024年06月09日Perfume(パフューム)の体験型展覧会「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」が、2024年8月9日(金)から10月14日(月・祝)までの期間、東京・虎ノ門ヒルズの「東京ノード(TOKYO NODE)」にて開催される。Perfumeの大規模展覧会が虎ノ門ヒルズで開催2024年9月に、結成25年というアニバーサリーイヤーに突入するアーティスト・Perfume。これを記念して開催される本展は、様々な先端技術や舞台演出を取り入れることで常に時代を先取りしてきた、彼女たちのライブステージに焦点を当てた大規模な体験型展覧会だ。“奇跡の同期(シンクロ)”をテーマに振り返る、25年の軌跡そのステージが成立する前提にあるのは、真鍋大度が率いるRhizomatiks(ライゾマティクス)をはじめとするクリエイターたちが駆使する「テクノロジー」と、制御された演出に体の動きを完全に一致させることができる、彼女たちの驚異的な「身体性」。この2つの要素が研鑽しあって生まれる“奇跡の同期(シンクロ)”をテーマに、これまでに作り上げてきた数々のステージを実際に再現。総面積1,500平米以上におよぶ「東京ノード」の3つのギャラリーを使い、チーム・Perfumeが25年に渡って取り組んできた表現への挑戦を紹介する。過去の伝説的なライブを追体験全長およそ60メートルにおよぶギャラリー内では、「歌詞と振り付けの同期」「3人の身体の同期」「身体表現と演出の同期」「ファンとの同期」「時代との同期」など、本展のテーマである“同期”を様々な形で再現。人間とテクノロジーの“同期”を実際に感じながら、過去の伝説的なライブを目の前で追体験できる。フォトスポットや巨大年表、オリジナルグッズもまた、展示室内の各所にはPerfumeのMVビジュアルが再現されたフォトスポットがを設置。このほか、25年を振り返りつつ裏話や秘蔵コレクションも紹介する巨大年表の展示、展示室をディスコ会場にした週末夜のDJイベント、オリジナルグッズを販売するショップ、メンバーが監修したコラボメニューなど、展覧会をより深く楽しめるコンテンツが多数展開予定となっている。MIKIKOや真鍋大度、Rhizomatiksらが参加なお、本展の総合監修には、Perfumeのダンス振り付けやライブ演出を手掛けるMIKIKO、インスタレーションには真鍋大度、クリエイティブコレクティブ・Rhizomatiksら、Perfumeに長年携わるメンバーが名を連ねている。Perfumeコメント私たちPerfumeの25年を振り返る展覧会、「Perfume Disco-Graphy」の開催が決定しました!結成してから25年分のPerfumeの歴史、そしてライブ演出の軌跡が、一気に見られる展覧会です。ライブの演出の進化と共に、テクノロジーの進化も体感してきました。未知数の実験的な“人間とテクノロジーの挑戦”がそれぞれの努力と信じる力でピタッと合わさると身震いするような高揚感がやみつきになります。その何物にも代え難い感覚をぜひ体験して皆さんにぶっ飛んでほしいです。夏休みやシルバーウィークにも重なりますので、ぜひ全国の皆さんに遊びに来ていただけたら嬉しいです。今年の夏は、虎ノ門ヒルズ・TOKYO NODEで会いましょう!開催概要「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」開催期間:2024年8月9日(金)〜10月14日(月・祝)会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C(東京都港区虎ノ門 2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)<チケット>価格:一般 2,800円、高校生・中学生 2,200円、小学生 1,000円、未就学児 無料発売日:[第1期]7月2日(火)販売開始 - 8月9日(金)〜9月1日(日)分まで[第2期]8月13日(火)販売開始 - 9月2日(月)〜9月29日(日)分まで[第3期]9月10日(火)販売開始 - 9月30日(月)〜10月14日(月・祝)分まで※オンラインでの日時予約制。※障がい者1名につき介助者1名まで無料で入場可。※購入後のキャンセル不可(日時変更1回のみ可)。※チケットは3期に分けて発売。希来場日により販売開始日が異なる。
2024年06月08日2024年8月9日(金) から10月14日(月・祝) にかけて虎ノ門ヒルズ「TOKYO NODE(東京ノード)」にて、体験型展覧会『Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡』が開催される。同展は、「身体性」×「テクノロジー」表現の最先端を歩み続け、今年9月に結成25年目に突入するアーティスト・Perfumeの25年にわたる活動の軌跡を紹介するもの。彼女たちの驚異的な「身体性」と、その舞台を支えるクリエイターたちの「テクノロジー」それぞれが研鑽されて生まれる“奇跡の同期(シンクロ) ”をテーマに、Perfumeが作り上げてきた表現への挑戦とステージの数々を再現する体験型展覧会となっている。『Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡』(画像はイメージ)同展の総合監修には、Perfumeの振り付け・ライブ演出を手掛けるMIKIKO、インスタレーションには真鍋大度、クリエイティブコレクティブ・Rhizomatiksなど、“チームPerfume”に長年携わるメンバーが脇を固め、25年におよぶ取り組みをステージとその舞台裏の両面から紐解く。会場では、結成から現在までの歴史を巡る回顧展を総面積1,500平米以上におよぶTOKYO NODEの3つのギャラリーで展開。また、「歌詞と振り付けの同期」「3人の身体の同期」「身体表現と演出の同期」「ファンとの同期」「時代との同期」など、本展のテーマであるさまざまな“同期”を、全長およそ60メートルにおよぶギャラリー内に再現。ファンにとっては過去の伝説的なライブを目の前で追体験できるほか、ライブを見たことのないPerfumeの楽曲を知らない人も、演出の疑似体験を通して人間とテクノロジーの同期を感じることができる。『Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡』(画像はイメージ)さらに、展示室内には、ところどころにPerfumeのMVビジュアルが再現されたフォトスポットが登場。25年を振り返る巨大年表も制作され、本展覧会だからこそ見られる裏話や秘蔵コレクションの数々が展示される。そのほか、Perfumeの代表的な楽曲「チョコレイト・ディスコ」にちなんだ展示室をディスコ会場にした週末夜のDJイベントや、オリジナルグッズを販売するポップアップショップ、メンバーが監修したコラボメニューなど、展覧会をさらに楽しむコンテンツが多数登場予定となっている。■ Perfume コメント私たちPerfumeの25年を振り返る展覧会、『Perfume Disco-Graphy』の開催が決定しました!結成してから25年分のPerfumeの歴史、そしてライブ演出の軌跡が、一気に見られる展覧会です。ライブの演出の進化と共に、テクノロジーの進化も体感してきました。未知数の実験的な“人間とテクノロジーの挑戦”がそれぞれの努力と信じる力でピタッと合わさると身震いするような高揚感がやみつきになります。その何物にも代え難い感覚をぜひ体験して皆さんにぶっ飛んでほしいです。夏休みやシルバーウィークにも重なりますので、ぜひ全国の皆さんに遊びに来ていただけたら嬉しいです。今年の夏は、虎ノ門ヒルズ・TOKYO NODEで会いましょう!Perfumeメンバーコメント映像<開催情報>『Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡』(パフューム ディスコグラフィ)開催期間:2024年8月9日(金)~10月14日(月・祝) ※67日間会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C【チケット】一般:2,800円高校生・中学生:2,200円小学生:1,000円未就学児:無料※未就学児はチケットを持った保護者の方がご同伴ください。※チケットをお持ちの障がい者の方1名につき介助者1名まで無料で入場可※購入後のキャンセル不可(日時変更1回のみ可)※チケットは3期に分けて発売いたします。ご希望の来場日により販売開始日が異なりますのでご注意ください。■販売日程第1期:7月2日(火) 販売開始(8月9日(金)~9月1日(日) 分まで第2期:8月13日(火) 販売開始(9月2日(月)~9月29日(日) 分まで第3期:9月10日(火) 販売開始(9月30日(月)~10月14日(月・祝) 分まで特設ページ:
2024年06月05日展覧会「生誕140年記念 竹久夢二の軌跡」が、東京の竹久夢二美術館にて2024年7月6日(土)から9月22日(日)まで開催される。竹久夢二の生誕140年を記念した展覧会大正ロマンの画家・詩人として知られる竹久夢二。展覧会「生誕140年記念 竹久夢二の軌跡」では、新収蔵を含む約250点の作品・資料を通し、明治末期のデビューから昭和初期に至るまでの約30年間に及ぶ夢二の画業と人物像を紹介する。「夢二式美人」の広まり多彩なジャンルで活躍した夢二の作品の中でも特に話題を呼んだのが、「夢二式美人」と称される女性像を描いた作品たち。展覧会の冒頭では、明治末期から大正期に絶大な人気を博した「夢二式美人」の広まりをテーマに、《黒猫を抱く女》や《夏姿》といった作品を展示する。暮らしを彩るデザイン近代化が急激に浸透していった時代に、自身の理想の美を追求し続けたという夢二ならではの、暮らしを彩る作品も必見。例えば、アール・ヌーヴォー調の動植物を描いた図案は、暮らしに趣を加えるデザインを、雑誌を通して発信したものだ。そのほか、昭和初期に描いた、現代のデザイナーの先駆けともいえるポスターなどが紹介される。【詳細】展覧会「生誕140年記念 竹久夢二の軌跡」会期:2024年7月6日(土)〜9月22日(日)※前期 2024年7月6日(土)〜8月12日(月・祝)/後期 2024年8月14日(水)〜9月22日(日)場所:竹久夢二美術館住所:東京都文京区弥生2-4-2休館日:月曜日 ※7月15日(月・祝)・8月12日(月・祝)・9月16日(月・祝)は開館、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)は休館。入館料:一般 1,000円/大学生・高校生 900円/中学生・小学生 500円※弥生美術館と併せて観覧が可能。【問い合わせ先】TEL:03-5689-0462
2024年05月31日展覧会「いわさきちひろ ぼつご 50 ねん こどものみなさまへ あ・そ・ぼ」が、2024年6月22日(土)から10月6日(日)まで、ちひろ美術館・東京にて開催される。いわさきちひろ没後50年の展覧会いわさきちひろは、甘く柔らかな水彩画で子どもたちや花々を描き、絵本画家や童画家として活躍。青春時代に戦争を体験したことから、作品を通して、平和の大切さやいのちの輝きを表現し続けた。展覧会「いわさきちひろ ぼつご 50 ねん こどものみなさまへ」では、「あそび」 「自然」 「平和」の3つのテーマをもとに、それぞれ3期に分けて展示を開催。現代科学の視点も交えながら、 ちひろの絵を読み解いていく。「あそび」を楽しむ子どもたちにフォーカス第2期となる「あそび」に焦点を当てた本展では、ちひろの絵を通して、子どもにとって大切なあそびとは何かを紹介する。《そうじをする子ども》や《小犬と雨の日の子どもたち》など、ごっこあそびやかけっこはもちろん、雨の日の水たまりや掃除の手伝いもあそぶように楽しむ、ちひろが描いた子どもたちの姿に迫る展示内容だ。美術館があそび場に、ちひろの絵とあそぶ展示もまた展示室には、創造的な学びやワクワクするような体験の場を制作するアートユニット・プラプラックス(plaplax)の作品が登場。新作《絵を見るための遊具》や、自分の動きにあわせて足もとに色が広がる《絵の具の足あと》など、子どもがついあそびたくなる仕掛けを楽しみながら、ちひろが描いた作品の数々を鑑賞できる。詳細展覧会「いわさきちひろ ぼつご 50 ねん こどものみなさまへ あ・そ・ぼ」会期:2024年6月22日(土)~10月6日(日)会場:ちひろ美術館・東京住所:東京都練馬区下石神井4-7-2開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(祝休日は開館、翌平日休館)※8月13日(火)は開館入館料:大人 1200円、団体(有料入館者10名以上)・65歳以上・学生・18歳以下の子どもに同伴する保護者(子ども1名につき2名まで) 900円、年間パスポート 3000円※18歳以下・高校生以下・障害者手帳所持者とその介助者1名は無料【問い合わせ先】TEL:03-3995-0612(受付時間 10:00~17:00)※休館日を除く
2024年05月19日デザイナー、アートディレクターとして、広告から舞台、映画まで様々な分野で活躍した石岡瑛子。’70年代にはパルコ、角川文庫など時代を席捲した媒体のキャンペーンや、ファッションショーを演出した他、’80年代にはNYを拠点に活躍。美術および衣装デザインなどボーダーレスに仕事の領域を広げ、数々の権威ある賞を受賞。そんな彼女の黎明期ともいうべき1960~’80年代の仕事を中心に、約500点もの作品を公開した展覧会が話題を呼んでいる。石岡瑛子 I(アイ) デザイン1938年生まれの瑛子は、働く女性がまだ少なかった時代に資生堂宣伝部に就職してデザイナーとしてのキャリアをスタート。男性の愛玩物としての女性像に疑問を抱いていた彼女は、’66年の「太陽に愛されよう 資生堂ビューティケイク」のキャンペーン広告で、人形のような美人のイメージを覆す健康的で意志的な女性像を打ち出した。’70年にフリーランスとなり、’73年からパルコのキャンペーンを統括することに。彼女はここで性や国境、人種の枠組みを打ち破るべく、鮮烈なメッセージとともに斬新な表現を繰り広げる。「創作のゴールは、国を超え人種を超え性別を超えたところに存在する」という哲学を持っていた彼女の仕事は海外の巨匠たちの目に留まる。’80年代、NYに拠点を移してからも、ファッション写真界の巨匠アーヴィング・ペンや映画監督フランシス・フォード・コッポラとのコラボレーションを通じて、さらなる飛躍を続けた。彼女の仕事を貫く確固たる私「I(アイ)」を支えたのは、デザインを生み出すまでの徹底した調査や、1ミリの細部にも妥協を許さない姿勢。制作の現場は常に緊張の糸が張りつめ、刃物のような存在と彼女を揶揄する人もいた。そんな声を意に介さず、「表現者にとって一番大切なのは鍛錬」とバイタリティの塊のような生涯を送った。瑛子が信じ続けた“自分力”は、今を生きる私たちにとっても必要な考え方かもしれない。巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督と瑛子のコラボレーションが実現した映画。『ドラキュラ』で見事アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞。「ドラキュラ」映画ポスター(1992年)フェイ・ダナウェイを観音像に見立てた強烈なビジュアル。「西洋は東洋を着こなせるか」PARCOポスター(1979年)藤原新也とコラボレートしたパルコのキャンペーンでは、インド、モロッコ、ケニアの砂漠のまわりや山岳地域に住んでいる女性たちを撮影。都会の消費文明の最高峰ともいえるパルコが、彼女たちを「原点」と位置づけた発想が革新的だった。「あゝ原点。」PARCO ポスター(1977年)Who’s Eiko Ishioka瑛子は1938年、東京都文京区生まれ。父はグラフィックデザイナーの草分けである図案家で、洗練された家庭で育った。瑛子は父譲りで絵が上手く、中学高校はお茶の水女子大学の付属に通い、高校2年の秋に東京藝術大学の学園祭に衝撃を受けて、デザインを志した。石岡瑛子 ©Kazumi Kurigami 1983石岡瑛子 I(アイ) デザイン茨城県近代美術館茨城県水戸市千波町東久保666‐1開催中~7月7日(日)9時30分~17時(入場は閉館の30分前まで)月曜(5/6は開館)、5/7休一般1000円ほかTEL:029・243・5111※『anan』2024年5月8日‐15日合併号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2024年05月14日