右手と左手、どっちを見るの? 占い師が教える「手相の基本」を解説
明治時代以前に主流を占めていたアジアの手相占いでは、男性は左手、女性は右手という見方をしていました。これに西洋の手相占いが流入し、左手に先天的なものや過去が現れて、右手に後天的なものや未来が描かれるという説が登場しました。
しかし現在をもってしても、左右をどのように見分けるのが良いか、一言でわかりやすく説明する理論は存在しません。それ故に、丁寧に占うプロの手相家は、左右のどちらかの手だけを材料に判定することなく、常に両手を見比べながら慎重にその意味を判断することが多いです。また、左右の手に同じ意味を持つ線が出ているなら、それは片手だけに現れている場合よりも強烈な意味を持つと解釈して良いかもしれません。
五十六謀星もっちぃ
10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。 著書『占い大学公式テキスト五十六謀星もっちぃの西洋占星術講義』(説話社)など
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文・五十六謀星もっちぃ
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