JO1・木全翔也「『トラペジウム』は僕にとって大事な一歩となる作品に」
ゆうに気持ちが傾いてしまうのは、木全さんがオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で選ばれ、JO1としてデビューしたという経緯がゆうたちと重なるからだ。だが木全さんはアーティストになる夢をずっと胸に秘めていたそう。
「昔から歌うことが好きで、家でもよく歌っていましたが、ステージに立ちたいという夢は誰にも打ち明けられませんでした。それでいて心のどこかではずっと憧れていて…。早い人だともっと若い頃からオーディションを受けると思うんですけど、僕は『PRODUCE 101 JAPAN』が初めてでした。参加した時、一言コメントを書く欄があったんですけど、そこに何を書けばいいのか相談できる人もいなかったです。そもそも、オーディションに参加するとなって初めて自分の夢を親に打ち明けたくらいでした」
それまでは週6でアルバイトに精を出しながら、ステージへの憧れを募らせていた。
「僕はデビューが19歳だったので、いわゆる一般人としての期間が長いんですが、ずっとバイトしていましたね。
高校時代は学校に行って、部活して、バイトして、を繰り返していました。合間にカバーダンスのチームでコンテストにも出ていたんですが、学校の同級生には言ってなかったので、ダンスをやっていると言うと驚かれました。