『柚木さんちの四兄弟。』で長男役に! 藤原大祐「弟たちに気づかされることが多いです」
頼られたり甘えられたりするより、自分が甘えたいです。
――ドラマの末っ子・岳は小1ですが、藤原さんはどんなお子さんでしたか?
『プリキュア』や『仮面ライダー』に憧れていて、岳と同じ小学1年生の時は『ドラゴンボール』のスーパーサイヤ人になりたくて、ひたすらかめはめ波を出す特訓をしてましたね(笑)。『空想科学読本』というマンガやゲームの世界を科学的に考察する本に、何十日か気を溜めればちょっと出せるって書いてあったので、実践したんです。授業中も机の下でこっそり溜めてました(笑)。
――中学生になってから、たくさんスカウトを受けたそうで。
背が伸びたからだと思うんですけど、いろんな場所でスカウトしてもらいました。ある時、知らない人が近づいてきたから「スカウトですか?」ってこっちから聞いたら「いや、道を聞きたいんですけど…」ってことも(笑)。あの時は恥ずかしかった…。
――最初の現場で、演技で感情を表に出すことへの照れくささみたいなものはありましたか?
それはなかったんですけど、完成作を見たら想像以上に芝居ができてなくて…。その悔しさをバネに頑張ってきたところがありますね。最近は、オモロイ人間であることが、魅力的な芝居に繋がるのかなと思っています。