くらし情報『昨年のSNS型投資詐欺の被害額は約278億円! 巧妙化する「広告詐欺」に騙されないためには?』

昨年のSNS型投資詐欺の被害額は約278億円! 巧妙化する「広告詐欺」に騙されないためには?

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「広告詐欺」です。

メタ社に大きな責任があるが、対処の方法はなし。
昨年のSNS型投資詐欺の被害額は約278億円! 巧妙化する「広告詐欺」に騙されないためには?


SNS上で、著名人になりすました「広告詐欺」が急増し、多くの被害が出ています。最も増えているのは、実業家の前澤友作さんや堀江貴文さん、森永卓郎さん、池上彰さんなどの画像を無断で使い、ご本人が語っているような文面で、投資講座に誘う広告です。その広告にアクセスすると、LINEグループに招待され、グループチャットを通して投資をさせられ、利益を得たように見せかけ、投資額を増やしていくうちに突然連絡が取れなくなり、全額騙し取られてしまいます。

これは組織的に行われている犯罪で、海外から狙われているケースがほとんどです。AI技術、翻訳機能の向上により、自然な日本語を使っていたり、生成AIで作成した本人そっくりの音声を聞かせて信用させるなど、手口は巧妙。
昨年のSNS型投資詐欺の被害額は約278億円に上りました。

なりすまし広告は主にメタ社のFacebookやインスタグラムで頻出しており、プラットフォーム側に責任があると、名前を悪用された前澤友作さんと堀江貴文さんは、自民党の勉強会で対策を求めました。

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