比江島慎と河村勇輝が語る、パリへの意気込み 「日本バスケ界として過去最大のチャレンジに」
「ワールドカップでバスケに興味を持った方は3Pシュートのイメージが強いと思うんですけど、僕は何でもできると思っています。高確率で3Pシュートを決めることはもちろんですが、ドライブにもプライドを持っています」
独特の緩急で相手ディフェンスをかいくぐって決める“比江島ステップ”が彼の代名詞。
「自分でそんなに意識しているわけではありませんが、客観的に見ても動きが明らかに違うとは思います。ああいうリズムでプレーしたのは僕が初めてで、今はそういう感性を持つ選手がどんどん出てきていますけど、この部分ではまだ負けたくないですね」
いよいよ始まるオリンピックに向けて、比江島選手はこう意気込む。
「ワールドカップよりレベルが高いですし、日本バスケ界として過去最大のチャレンジになります。皆さんの応援の力をお借りして、一番良いプレーができるよう頑張ります」
ひえじま・まこと1990年8月11日生まれ、福岡県出身。身長191cm。シューティングガード。
2018年にBリーグMVPを受賞、海外挑戦を経て’19年から宇都宮ブレックスでプレー。大学時代から代表に選ばれ、世界を相手に多彩なスキルを駆使して得点力を発揮してきた“日本のエース”。