不動産会社の女性経営者が教える! プロがこっそり本音を漏らした「光熱費が高くなるNG間取り」
窓が最も外気の影響を受けやすいのですが、二重サッシや複層ガラスになっていると、さらに断熱効果が高まるため電気代の節約につながります。また、古い年式のエアコンは最新の省エネタイプと比べると電気代がかさむので、内見の際にエアコンの年式の確認も行うようにしてください。
NG2. 「日当たりや風通しが悪い間取り」
平出さん窓が大きく日当たりがいいお部屋は、冬でも日光を多く取り入れられ、昼間に照明を使わなくてすむうえ、暖房費を節約できます。西日が入る物件は冬は暖かくていいのですが、夏はかなり温度が上がってしまいますので斜光カーテンなどを取り入れるのがおすすめです。風通しがいいお部屋は熱を逃がせるため、夏の冷房費を抑えることにつながります。
NG3. 「生活スペースが区切られていない間取り」
平出さんワンルームで空間を仕切るドアがなかったり、デザイナーズ物件に多い高い天井の吹き抜けやメゾネットタイプは、オシャレで人気の間取りではあるものの空間面積が大きいため、エアコン代がかさむデメリットがあります。そのため電気代を考えるとおすすめできません。お部屋が区切られていたり、空間が小さくなるほど冷暖房の効率はよくなります。