『化け猫あんずちゃん』山下敦弘監督、森山未來は「“任せられる俳優”なんです」
可愛くもどこか現実味のある、いまだかつて観たことがないシーンの数々を生み出しています。
森山さんのほか、キャスト(声・動き)に名を連ねているのは、五藤希愛さん、青木崇高さん、市川実和子さん。鈴木慶一さんは出演に加え、本作の音楽も担当。
美術監督をアカデミー賞ノミネート作品『レッドタートル ある島の物語』(2016年)で背景を担当したジュリアン・ドゥ・マンさんが務め、アニメーション制作は、『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』で知られるシンエイ動画と、フランスのスタジオMiyu Productionsが日仏共同にて行っています。ジャンルや国を超えた才能がタッグを組んだ、前代未聞のアニメーション映画です。
ーー出演の経緯を教えてください。
森山さん2020年に撮られたパイロット版に出演していたんです。そのときから面白そうな企画だと思っていました。
そのパイロット版の監督は山下(敦弘)さん、脚本がいまおかしんじさんで、映画『苦役列車』(2012年に公開された、森山未來さんの主演映画)と同じ座組でした。
ーー山下監督が、森山さんを主演に起用した理由は?
山下監督シンプルに、森山くんがあんずのキャラクターに合っていると思いました。