梅原裕一郎、話題のアニメ『異世界スーサイド・スクワッド』ジョーカー役は「爽快感があります (笑) 」
実際、声のトーンにしても芝居にしても、いろんな引き出しが使えるんです。例えば、声が高いトーンから急に低くなってもいいし、いきなり早口になっても、ねっとりした喋りになってもいい。日常ではできないことなので、アフレコが終わったときは爽快感があります(笑)」
本作の第1話では、主人公ハーレイとの過激な掛け合いが楽しめる。ふたりの不思議な信頼関係が、会話劇にも反映されている。
「ハーレイとは師弟関係ですが、意外と彼女の方がぶっ飛んでいて、振り回されているように見える(笑)。ジョーカーが彼女を“イイ女だ”と評しますが、想像できない言動も含めて魅力に感じているんだと思います。一方で、ハーレイも重要な場面ではジョーカーの言葉を思い出してピンチを乗り切ったりする。根本に信頼があるんでしょうね」
冒頭で登場するジョーカーだが、その後いったんは物語から姿を消す。
しかし、神出鬼没の彼がこのままフェードアウトするとは思えない。
「スーサイド・スクワッドの面々と徒党を組んで行動するジョーカー、というのも変ですからね(笑)。彼はひとりで、トリックスター的に裏側で動いているはず。どこで再び現れるのか、楽しみにしてもらえれば」