11歳前後の少年たちの踊りに胸が熱くなる! ミュージカル『ビリー・エリオット』に注目
僕は小さいときからお兄ちゃんと一緒にバレエのビデオを見たりバレエが大好きだったから、そこにすごく共感しました。お客様の前で踊りを見せたときに、会場の空気が変わっていくのが好きです。まだ歌は難しいですが、頑張って自分の限界に挑戦していきたいし、演技でひとつひとつの感情がしっかり伝えられるよう、最高のビリーを目指したいです。将来の目標はパリ・オペラ座バレエ団のプリンシパル!…言っちゃったからには絶対にならないとね。
バレエを始めたときからビリーになりたかったです。
春山嘉夢一(2011年1月生まれ)。撮影:加藤春日
小学校1年生でバレエを始めたんですが、そのときに観たビリーに感動して、自分も絶対になりたいと思いました。ビリーは、そのときの自分に重なる部分もあったし、憧れや夢、目標でもあって。
夢を諦めないのは僕もビリーと同じ。幼稚園の頃、逆上がりができなくて家でずっと練習していたそうで、その頃から、できるまでやり続けるタイプです。今は稽古中ですが、この時間がずっと続いたらいいのにって思うくらい毎日が楽しいです。タップも、重心の置き方によって重い音が出たり、クリーンな音になったり、勉強になることばかり。