“歌謡界の三銃士”真田ナオキ&辰巳ゆうと&新浜レオン、演歌と歌謡曲の魅力を語る
思いを込め、それと呼応するようにこぶしを回して歌うことができると、本当に気持ちがいい。それこそが、僕にとって演歌を歌う醍醐味です」
昔ながらの演歌を歌う一方で、新曲『迷宮のマリア』は、外連(けれん)味たっぷりの王道歌謡曲。ステージではファンとコール&レスポンスを交わすのが新鮮だとか。
「僕としては、ド演歌も歌いたいし歌謡曲も歌いたい、ミュージカルもやりたいし、フェスにも出たい。僕は“これを歌って”と頼まれたら、みなさんが想像する以上のクオリティでお届けするのがプロの歌手だと思う。そのためにもっともっと巧くなりたいです」
ボーダーを超え多くの挑戦をしたい、と辰巳さん。でもそれは音楽的なことだけではないようで、
「僕は大阪出身なので、めちゃめちゃお笑いが好き。実は真田くんと新浜くんに“一緒にM‐1に出よう”と誘ってるんですが、ずっと断られ続けていて(笑)。
他にも、3人でゴムパッチンで勝負して、勝った人だけ歌が歌える、みたいなこととかもやりたいんですよ。そういう演歌番組とか、ぜひやらせてください(笑)」
『迷宮のマリア』(ビクターエンタテインメント)
数多くの名曲を手掛けた松井五郎氏の歌詞を、疾走感溢れるメロディに乗せた新感覚歌謡曲。