“歌謡界の三銃士”真田ナオキ&辰巳ゆうと&新浜レオン、演歌と歌謡曲の魅力を語る
ちなみに当時の新浜さんは、真っ黒に日焼けして髪型はツーブロック、体はガチガチのマッチョだった!
「事務所の社長に、『歌声はすごくいい!でもちょっと日焼けしすぎかな、髪も短すぎるかな。それからもう少しシュッとしたほうがいいかもね』と、逆張りを全否定されまして(笑)。でも僕は母親から、『大学4年間でデビューが決まらなかったら、諦めなさい』と言われていたので、まさに最後のチャンスだったんです。指摘されたポイントはすぐ修正し、無事にデビューが決まったときには、本当に嬉しかったです」
新浜さんが尊敬する人といえば父親。そしてもう一人、昭和の歌謡界で大活躍をした西城秀樹さんも、憧れの存在だ。新曲『全てあげよう』は、曲も衣装も振り付けも、“秀樹イズム”たっぷりの一曲。なんと曲を手掛けたのは所ジョージさんで、プロデュースは木梨憲武さんという豪華布陣。
「縁あって木梨さんのラジオに出演させていただき、そこで木梨さんが所さんに『レオンくんは秀樹さん好きだから、秀樹さんぽい曲作ってよ』と言ってくれたんです。
でも番組内でのリップサービスだと思っていたら、2日後に連絡をくださり、なんと翌週にはレコーディングまで話が進んで、本当にCDが完成してしまって…。