悲願の“金”を目標に! なでしこジャパン「世界一を取れるだけのポテンシャルは絶対にある」
と意気込んでいる。
女子W杯で、スピードを武器にゴールを量産したことが評価されて、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドへ移籍。さらなる成長を期して海外挑戦をスタートさせた。代表チームでも得点源へと立場が変わり、順風満帆かと思われた彼女のサッカー人生に昨年12月、思わぬ障壁が現れる。なでしこジャパンのブラジル遠征で右足首を骨折して全治約4か月と診断。今年2月のパリ五輪アジア最終予選への出場が不可能になってしまう。だが、そこでも前向きに取り組む彼女の姿があった。
「みんななら絶対に勝ってくれると信じて、自分の体と向き合ったりしながらポジティブに考えました。
SNSで『強くなって戻ってきます』と投稿したとおり、筋力バランスを整えたりしながら復帰することができました」
4月上旬のアメリカ遠征で代表に復帰し、パリ五輪開幕にも間に合った。彼女の再合流はチームにとっても大きなプラス。鋭くゴールに襲いかかる宮澤選手のスピードは、間違いなくチームにビッグチャンスをもたらしてくれるはず。そして彼女自身も得点に直結するプレーへの期待を理解している。
「ゴールを期待される立場に変わってきたことは感じています。