萩原利久、成田凌との共演シーンに「生きた現場だなと思いました」
というのも、プロデューサーさんがめちゃくちゃ現場にいらしていて。みんなに話しかけに行ったり、会話のなかに入ったりと、円滑な現場作りをしてくれたんです。
みんなにとって、相談する先があるというのは心強いので、現場に良い作用を与えていたと思います。
ーー印象に残っているシーンは?
萩原さん第1話の成田さん演じる冴木と蒼佑のシーンは、先々のシーンを演じるうえで基盤にしたい大事なものでした。テイクごとにお互いがお互いをキャッチして、少しずつ演技が変化していく感覚があり、生きた現場だなと思いました。
第3話で冴木と蒼佑が1対1で本音のやり取りをするシーンは、僕の中でここに向かって演じるという気持ちがあったこともあり、第1話を超えるようなヒリヒリした緊張感がありました。
萩原さん冴木は蒼佑にとって、究極の最重要人物のひとりです。ひとつひとつの会話ややり取りで、蒼佑のなかで変化していくものや受ける影響は大きいので、成田さんが冴木としてどっしりと構えてくださるのはありがたかったです。
また、吉川(愛)さんは昔から知っていますが、相変わらず化け物のようなレベルで、オンとオフの切り替え方をしていて。