ゆっきゅん「上京してしばらく地元の同級生に会うのは無理でした」 漫画家・冬野梅子と“上京者の心境”を語り合う
ゆっきゅんの連載「ゆっきゅんのあんたがDIVA」。漫画家の冬野梅子さんとの対談をお届けします!第2回となる今回のテーマは「上京して感じる東京のすごさとノスタルジーとの向き合い方」。
ゆっきゅん(以下、ゆ):冬野さんの漫画を読んでると、すごい東京を感じるんですよね。
冬野梅子(以下、冬):渋谷パルコとか出しがちです。東京の象徴じゃないですけど、大人の田舎者が目指す場所として必要な存在で。
ゆ:私も岡山出身の田舎者なのでなんかわかります。冬野さんは東北出身ですよね。いつ上京を?
冬:大学進学のタイミングで。
ゆっきゅんさんは青学に通ってたじゃないですか。青山を通るたびに、ここかーって思ってました。
ゆ:私は、幼稚園から大学までここに通う人がいるのかって思いながら青学に通ってました。内部生って独特の空気感があるんです。上品なんだけど嫌みがなくて、本当に映画の『あのこは貴族』みたいな感じです。
冬:私もそういう方にお会いすることがあります。コンプレックスをあまり感じてないというか。
ゆ:わかります。
悩みもハイクラスで「東京育ちの人」を感じる。
冬:上京してきた人って東京のことを描くじゃないですか。