くらし情報『トランプ氏かハリス氏か…拮抗するアメリカ大統領選挙、堀潤が現地で取材して感じたこと』

トランプ氏かハリス氏か…拮抗するアメリカ大統領選挙、堀潤が現地で取材して感じたこと

民主党が経済対策をうまく発信できなければ、生活に不満を抱える人々をトランプ氏が吸収して、再び選挙に勝つ可能性があるなと現地で感じました。

その後、バイデン大統領は撤退を表明し、副大統領のカマラ・ハリス氏が民主党の候補者に。ハリス氏はカリフォルニア州の司法長官に就任していたこともあり、カリフォルニアのIT関連、シリコンバレーのベンチャーやスタートアップ企業との関係が深く、多額の献金が集まっています。バイデン氏よりも環境問題に対して前向きで、父がジャマイカ、母がインド出身というルーツもあり、多様性を重んじるという点でも、トランプ氏とは対立軸が鮮明です。ただ、民主党の選挙によって選ばれたわけではなく、バイデン氏からの指名による土壇場での交代劇、プロセスが曖昧という問題はあります。

ハリス氏が経済や安全保障、外交分野でどういう政策を打ち出すのか。中国やロシア、ウクライナ、またイスラエルとの関係について、どういうスタンスをとるのか、今後の発信に注目したいですね。トランプ氏かハリス氏か、本当に拮抗しているので、結果は全く読めない状態です。
トランプ氏かハリス氏か…拮抗するアメリカ大統領選挙、堀潤が現地で取材して感じたこと


ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。

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