反町隆史「二人のいい化学反応が画面に表れれば」 杉野遥亮と刑事バディものでW主演
杉野:譲れないものを持っているところに僕自身、共感します。
――昭和と令和で世代の違いを感じることはありますか。
反町:2人の娘を見ていると、決断が速いですね。ネットから得る情報力も僕らの世代とは全然違う。
杉野:僕は割とネットの情報を鵜呑みにせず、実際に見聞きしたことを大事にしたいタイプです。同世代と比べるとSNSにも疎くて、どの世代を生きてるか自分でもよくわかってないです(笑)。
反町:僕ら世代ともなるとドラマの世界で1周どころか2周も3周もしてきて(笑)、今回の監督やプロデューサーも年下。自分とは違う感覚をたくさん持っているので、僕はとっつきにくくてうるさい親父にならず、素直に“はい”と何でも受け入れていこうと思っています(笑)。
――お蔵入りした事件に挑む千寿と利己のタッグが楽しみですが、“バディもの”の魅力とは?
反町:芝居にはふとしたリアクションや目線などに俳優の生き様や感覚、感性が出ます。そうした芝居であって芝居でない部分というのは、視聴者には嘘をつけないんですよ。3人や4人ではなく、2人の掛け合いでは、そうした素の部分が引き出されやすい。そこにこそバディものの魅力があるんじゃないかな。