2019年9月2日 10:22
【angersの小さなうつわ市】 児玉修治さんのうつわ[PR]
キャンバスを表現した、他に見ない表情のうつわ
新しいものは、通年通して試作を行い、製品化するまでに3-4年かかるものも。今回メインでご用意していただいたカンヴァスのうつわも3-4年の試作を経て、完成したものだそうです。
カンヴァスのうつわを見たときに、まず魅力を感じたのは、その独特な表情。プロダクトものでは出せない釉薬の質感がとても美しいです。
その表情は、絵画に使う「キャンバス」を表現したもの。刷毛を使って、釉薬をたてよこななめにで何度も塗ることで、キャンバスの織り目を表現しています。
料理が好きで、「料理家さんが好むような、一般的にはあまり見ないようなものを作りたいんです」と話す児玉さん。
料理を盛り付ける人にとってうつわはキャンバスとよく言いますが、実際に絵画を書くキャンバスのようなものを作ったらどうか、というところから始まったんだそうです。とても繊細な見た目ですが、普段使いしやすいように撥水加工されているので、油染みなどの心配もなくお使いいただけますよ。
使う人のことを考えた気配り
児玉さんのうつわの良さはその表情だけでなく、細部にまでこだわりを感じられるところ。