【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】「ゆっくり急げ」を心に留めて[PR]
立て続けに予定外の用事が入り、しばらくバタバタと過ごしていました。
普段なら難なくこなせることでも2つ3つと重なると手が足りず、そんな時に限ってさらに不測の事態が起こったりして、やるべきことが終わらない。
気持ちばかりが空回りする中、ふと思い出したのが「ゆっくり急げ」という言葉。
学生時代に先生がよく口にしていたもので当時はぜんぜんピンとこなかったのですが、今のわたしにはこれ以上ない金言です。
焦ってしまうのは仕方のないことなのかも
「急ぐ時ほど慌てずに」という意味合いで使われることが多い、この言葉。ヨーロッパの古い格言で、ローマ皇帝アウグストゥスの座右の銘にも用いられていたんだとか。
「早くやらなきゃ」と急ぐほどミスを招き、かえって遠回りになるというのは、自分自身、過去に何度も経験済み。
そうならないように気を付けてはいても、いざ忙しくなると(それが不意打ちだと特に)やっぱり同じ失敗をしてしまう。
そんな自分を「ダメだなあ」と思う一方、大昔の人も、それこそローマ皇帝だって同じだったんだと思うと、少しだけ勇気づけられます。
落ち込んでいてもしょうがない。
自分ができることをやるしかない。