女子力依存は外見だけじゃない!「内面の磨きすぎ」が引き起こす対人関係の落とし穴
すべてに対して風水や占いに頼るようになってくると、配偶者が「風水なんて鬱陶しい!」と思っていることもしばしばあり、もはや日常に支障をきたしているといってもよい程度でしょう。
自分の常識は疑うべきであり、自分の普通やあたりまえは人によって違うと思っているくらいのほうが人間関係をスムーズにしてくれます。
依存せず趣味程度に楽しむことが大切です。1つの考えやハマっているものに偏らないように視野を広げていろいろな要素を取り入れていくという姿勢をもつことで、人間関係のヒビを防ぐことができるでしょう。
そしてもうひとつ、キーワードとしてもっていただきたいのが“配慮”です。配慮の虜は、「おもんぱかる」とも読み、相手のことを思うという意味があります。相手を思いやる心を、いろいろな人に配ることを“配慮”といいます。配慮できなくなったら、女子力もおしまい!それを忘れずに内面の女子力磨きをしてくださいね。
【山名裕子】
メンタルオフィス「やまなmental care office」代表臨床心理士。
大学にて心理療法の心得と技術を学び、2013年に臨床心理士の資格を取得する。主に認知行動療法によってカウンセリングをすすめ、心の専門家としてメディア出演をはじめ幅広く活動中。