3分でさらばストレス!秋の夜長にしたい瞑想の方法【10月18~22日】
「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。
昔から特別だった”秋の夜”
夜の長さは冬の方が長いのに、秋の夜ってなぜだか不思議と長く感じますね。
夜空に浮かぶ月は一年中見られますが、秋の月は夜空が澄んできれいに見えることから、古来より特別に親しまれていました。昔の人は、秋の夜空をながめ、虫の声に耳を澄ませ、多くの和歌を詠みました。
「いつはとは時はわかねど秋の夜(よ)ぞ物思ふことのかぎりなりける」(古今和歌集)とあるように、秋の夜は、ひとりしずかに物思いにふけることがかなうとき。ちなみに「月の秋」「月待ち」「夕月夜(ゆうづきよ)」「宵闇(よいやみ)」と、月に関係のある季語も多くあります。「無」にならなくていい?瞑想の秘訣
私はイギリス式カラーセラピー「オーラソーマ」のセラピストとして、かれこれ15年近く仕事をしています。「あなたの答えは、あなたの内側にあります」といわれるオーラソーマのコースでは、自分の内側に心の耳を澄ませる瞑想の時間があります。