くらし情報『【元90kgデブの回顧録】「最後の10kgが落ちない」ってときに必要なのは、気合いではなかった!』

【元90kgデブの回顧録】「最後の10kgが落ちない」ってときに必要なのは、気合いではなかった!

もの。

社会を渡り歩くための知識としては、非常に便利ですが、結局は他人が作った価値観。自分や人の心理、状態を判断する絶対の指標にはならないと思うのです。

そもそも、この世に存在する無数の人間の、無数の人生に咲く、無数の形の「好き」……どれが「本当」でどれが「本当ではない」と語りえましょう。

庭園に咲き誇る色鮮やかなバラも、アスファルトに咲く、排気ガスにすすけたタンポポも同じ「花」と呼ぶように、この世に咲く「好き」は、強弱濃淡あれど、全てがまごうことなき「本当の好き」だと私は思うのです。

“常識”と距離を置く!私は昔、「常識的には……」と、思い悩むことが本当に多かった。でも、自分が苦しくなるくらいなら“常識”を基準に物事を考えることをやめた方がいいと思ったんですね。“常識”は社会にいる時だけ、まわりと調和し、ともに過ごす人への敬意として使えば、それで十分だと。


“常識”と距離を置き、プライベートな面で「常識的には……」という考え方をやめ、心がかなり楽になりました。「常識的に有り得ない。○○君は私のこと好きじゃないんだ。うわああ~ん!」

ああ、あの時に……。“常識”に振りまわされ、泣きわめくのではなく、彼をあえて外に送り出せたら。

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