写真家トーマス・ルフの回顧展が東京と石川で開催!初期から未公開の作品まで展示
トーマス・ルフ 《Substrat 31 III》 2007年
©Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016
186×268cmC-print
ほかにも、日本の漫画やアニメから取り込んだ画像に、原形がわからなくなるまでデジタル加工を繰り返した「Substrate」、デジタル画像の特性に注目した「jpeg」なども登場。写真の既成概念そのものが覆ること間違いありません。
トーマス・ルフ 《jpeg ny01》 2004年
©Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016
256×188cmC-print
また、今回の展覧会では作品選択や展示構成にトーマス・ルフ自身も参加します。作家の全面的な協力を得て開催されるのもトーマス・ルフ展のポイントです。未発表の新作を含む世界観の全貌を楽しんでみてください。
●最新作「press++」シリーズに注目!世界初公開となる作品も展示
「press++」は、ある新聞社のプレス写真アーカイヴを入手したことから着想されたシリーズです。かつてのメディア空間で使用されていた紙焼写真と、それにともなう文字情報を素材に生まれました。