恐竜博2016が大阪に上陸!スピノサウルスとティラノサウルスの二大肉食恐竜が競演
第2次大戦中のの1944年に標本が焼失してしまい、それ以来研究が進まずにいました。しかし2008年に新たな化石が発見され、2014年には「水中に進出していたようだ」という恐竜の定義を変える新仮説も発表されます。70年もの長い空白期間を経て驚きの姿が今、少しずつ明らかになりつつある注目の恐竜です。
今回は全長約15mおよぶ巨大なスピノサウルスの全身復元骨格が登場します。スピノサウルス研究の最前線に触れられるまたとないチャンスです。
●二大肉食恐竜、ティラノサウルスとスピノサウルスが夢の競演!
ティラノサウルス「スコッティ」の全身復元骨格
Courtesy of The Royal Saskatchewan Museum
恐竜の中で特に人気の高いティラノサウルスの全身復元骨格「スコッティ」も、カナダから初来日します。異なる時代・大陸に生き、異なる進化を遂げ、肉食恐竜として大型化を極めた二種の夢の競演です。
スコッティはティラノサウルスの貴重な全身復元骨格のひとつで、全長は約12mとこれまで発掘されたティラノサウルスの中でも最大級の大きさを誇ります。
二大肉食恐竜の迫力に圧倒されること間違いありませんよ。