みずみずしい新緑が美しい季節になり、晴れた日は気持ちよく過ごせる気候になってきました。しかし、季節の変わり目には体調を崩しやすい方も多いのでは。季節の変わり目を健康に乗り越えるために意識したい習慣をご紹介します。
季節の変わり目にどうして体調を崩しやすいのか
1年の中で「季節の変わり目」と呼ばれる時期は、一般的に3~4月、6月~7月、9月~11月頃と言われます。この時期は風邪を引きやすかったり、なんとなく疲れが取れない・だるい・頭痛がするなど体調がすっきりしないと感じることが多いのではないでしょうか。
この体調が崩れる原因の一つとして、自律神経の乱れがあります。自律神経は脳の中にある間脳という部位で調節されており、私たちが意識をしなくても24時間休むことなく、心拍・呼吸・体温・血液循環・消化吸収といったカラダの機能を維持しています。
季節の変わり目は寒暖差が激しいことも多いため、様々な調節をしている自律神経に負担がかかります。
また進学や就職、組織変更や転勤など環境に変化が起こりやすい時期でもあり、社会生活の中でも知らない間にストレスにさらされ、自律神経に影響を与えている可能性もあります。