なかでも、プリン体が多いのは、レバー・あん肝・白子など、動物の内臓にあたる食品です。
食事から摂ったプリン体の5~9割は、24時間内に体外に排出されるとされています。しかし、排出される量はほぼ一定であるため、摂り過ぎると体内にとどまりやすくなります。
プリン体ができるには、上記のように細胞内で生成されるルートと、食事から作られるルートがあります。
生成されるプリン体量は、食事から作られるものより、細胞内で生成されるものの比率の方が多く、プリン体を含む食品を厳しくカットすれば痛風にならないというわけではありません。 (※2)(※3)(※4)(※5)
プリン体が過剰にならないようにするポイント5つ
1.適切な体重を維持する
太り過ぎていて尿酸値が高い人は、減量することで尿酸値が正常に近づくことが分かっています。減量は、すでに痛風を発症している患者さんの治療の基本でもあります。
2.バランスのよい食事をとる
偏食を避け、年齢や活動量にあった適切なカロリーの食事を摂ることが大切です。
プリン体の多い食べ物ばかり食べていたり、食事の量が多すぎたりすると、プリン体の摂取量が多くなってしまうためです。