かといって、食事の量を減らして摂取カロリーを制限しすぎるのもよくありません。細胞がダメージを受け、核酸からプリン体が放出されてしまいます。また、体内から尿酸が排泄されにくくなって尿酸値が上昇してしまいます。(※3)
3.プリン体の摂り過ぎを避ける
プリン体はカラダの中にも存在しているので、完全にカットする必要はありません。ですが、プリン体を含む食品を食べ過ぎないようにするのがベターです。「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」では、1日のプリン体摂取量が400mgを超えないようにすべきであると示されています。例えば、レバーの焼き鳥3本ほどでプリン体は300mg近く摂取してしまうことになるので、カシコク食品を選ぶようにしたいものです。(※6)
4.アルコールは控えめにする
アルコール飲料は、それ自体にプリン体を多く含んでいなくとも、体内でのプリン体生成を促進し、尿酸の排泄を抑える作用があります。
さらに、から揚げ・お刺身・焼き鳥などプリン体の多い動物性食品をおつまみにすることも多くなりがち。
アルコールの作用で食欲が増し、肥満になる可能性もあります。お酒は、ほどほどを楽しむようにしましょう。