また、口にするとβ-エンドルフィンなどの快楽物質が放出されるので満足感を感じ、病みつきになることも知られています。
糖質+脂質のスイーツが無性に食べたくなるというのもこの理由からです。同じように、「うま味」もタンパク質(アミノ酸)として脳に認識されるため、脂質や糖質と同様の満足感がもたらされます。
ダイエット中は、糖質や脂質が多いものは避けたいところ。代わりにヘルシーな「だしのうま味」をもっと利用していきましょう。
だしのうま味で食べ過ぎを防止するコツ
だしを効かせた汁物を最初に飲む
普段の食事では、最初にうま味を効かせた汁物を食べると食べ過ぎ防止に繋がります。また、遅い時間の夕食として食べると、胃腸の負担が減るのでおすすめです。
減塩効果でご飯の量を減らす
だしは素材の味やおいしさを引き立てるため、調味料を減らしても美味しい料理ができます。
味が濃い料理だとついついご飯の量が増えてしまいがち。味を薄くすることで、ご飯の量を減らすことができます。だしは手軽に作ることができ、保存も可能です。時間があるときに多めに作って作り置きしたり、いりこや昆布を水に浸したものを常備したりすると便利です。