女性はもともと男性より骨が細いこと、閉経によって骨を作るもとになる女性ホルモンが減少することなどが影響しています。
さらに、加齢によって骨を作る量は自然と少なくなるため、骨の強度を維持するには早めに対策をする必要があります。
1.カルシウムを意識して摂る
牛乳などの乳製品のカルシウムは、効率良く吸収されるため、適量の乳製品を摂るようにしてみましょう。1日あたりの乳製品の適量は、牛乳でコップ1杯、またはスライスチーズなら2枚くらいです。
また、大豆製品・小魚・海草類・小松菜などの緑黄野菜にもカルシウムが含まれています。これらを組み合わせ、さまざまな食品からカルシウムを摂るように心がけると、栄養のバランスもよくなります。
2.ビタミンDを意識して摂る
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けるビタミンです。
鮭・さんま・卵・しいたけに豊富に含まれますが、日光浴により体内でも作られます。
夏なら木陰で30分程度、冬なら1時間程度は日に当たりましょう。しかし、窓越しの日光浴では、効果があまり望めません。日中はほとんど屋内で過ごすという人は、意識してビタミンDを補うことが大切です。(※2)
3.スナック菓子やインスタント食品を控える
多くのスナック菓子・インスタント食品・清涼飲料水には、摂り過ぎるとカルシウムの吸収を妨げるリンが多く含まれています。