栄養士がアドバイス!口内炎の原因と食事でできる対処法
口内炎とは、口の中の粘膜や舌に起こる炎症の総称です。一般的なのは、丸く白っぽい潰瘍ができ痛みを伴うアフタ性口内炎で、食事をとりにくくなることもあります。放置していても自然と治りますが、なるべく悪化させずに早く治したいですよね。そこで、口内炎の発生する原因や予防法について解説します。
口内炎が発生する原因
やけどや口の中を噛んで傷付けてしまうなどの直接的な原因のほか、疲労・ストレス・免疫力の低下・ビタミン不足・鉄不足・亜鉛不足も口内炎を起こすと考えられています。また、口の中が乾燥していたり、不衛生だったりすると口内炎ができやすいとも言われています。
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口内炎になったときに気をつけること
口の中を清潔に保つため、うがい・歯磨きを欠かさず行いましょう。
口内炎ができて食事量が落ちてしまうと、栄養バランスが崩れやすくなります。食べやすい食事にするよう工夫をし、栄養素が偏らないように気をつけましょう。
〈食べやすい食事にする工夫〉
・柔らかく調理する
・スパイスなど辛いものは避ける
・熱すぎない温度にする
・酸味の強いものは避ける
・水分不足を防ぐため、水分の多い食品を選ぶ(大根・ほうれん草などの葉野菜、トマトなど)