2022年10月3日 19:30
マンションの階段にたむろする男子中学生。恐いと感じつつ、彼らの間を緊張しながら通ろうとすると…
とさわやかにあいさつしてくれるではありませんか。そして私たちが彼らの間を通りやすいように、左右にサッとよけて道を広くしてくれました。私はあいさつを返しながらも、それまで階段にダラっと座ってだるそうに話をしていた男の子たちとのギャップにびっくりしてしまいました。
当時年長だった長男もそんなさわやかなお兄さんたちのことをカッコ良いと思ったようで、それ以降その男の子たちを見つけると「あ、お兄さんたちだ! こんにちは!」と自分から積極的にあいさつするようになりました。
おばちゃん、心の中で叫ぶ
最初のころはあいさつを交わすだけでしたが、何度か会ううちに、その男の子たちは息子たちに話しかけてくれるようになりました。「保育園帰り? 頑張ってね」「俺らにもこんなときがあったな〜」とか、長男が階段を駆け上がろうとしたときは、やさしく諭すように「焦らないで」など。
またあるときは、長男が段ボールの切れ端で作った銃を持っているのを見て「その銃大事にしなよ!」と……。マスクをしているため彼らの表情までは読み取れませんが、毎回何ともさわやかな言いよう。