2023年1月17日 20:00
「信じたくなかった」生理の始まり。当時抱いていたある感情が理由からで…?
初めてナプキンを見たとき、なぜだか急に怖くなったのを覚えています。「やっぱり生理って認めなきゃいけないの?」。当時「性」というものに対して知識があいまいな中で、自分の体が大人になるのが怖く、「生理」を受け入れることができず……。「しばらくしたら血も止まるんじゃないか」と、母からナプキンを受け取ったものの、それを着けることを拒否してしまいました。
ナプキンを着けないまま出かけてしまい…
その日は祖母が病院へ行く日。父親が運転をして連れて行くと言うので、私はナプキンをしないまま一緒に行くことにしました。祖母が通っている病院は総合病院。診察までに時間がかかり、その間にじわじわと痛みが増してくるおなか。
下半身にもなんだか違和感を覚えたので病院のトイレに駆け込んだら、家を出る前に見た血の量とは比較にならないくらいの出血量が。すでにズボンにまでも血液がついてしまっていました。このとき改めて、自分に「生理がきた」のだと理解したのでした。
しかし、一緒にいるのは祖母と父親で言いづらい。父親には「体調が悪い」と言って車で祖母の診察が終わるのを待たせてもらうことに。