くらし情報『<選択的シングルマザー>「女の子なんだから…」教師からの言葉がきっかけで、声が出なくなった私は』

2023年4月9日 19:20

<選択的シングルマザー>「女の子なんだから…」教師からの言葉がきっかけで、声が出なくなった私は

結婚せず自らがシングルマザーという生き方を選ぶ「選択的シングルマザー」として生きるレイさんは、「精子バンク」で愛する娘を授かりました。まだ社会では認知度の低い「精子バンク」を利用しての出産。レイさんの選択には、過去に受けた実母からの虐待や、性別不合(体と心の性が一致しないこと)、人に対して性的欲求が湧かない無性愛など、といった複雑な背景がありました。さまざまな苦悩を乗り越え、娘とともに自分らしく生きる道を見つけたレイさんの、実際にあったお話です。

性別の固定概念に苦しめられ…

私は幼いながら、自分の心が「男の子」ではないかと感じていました。

しかし母が望む「女の子」でいなければ叱られてしまうと、自分の気持ちにフタをしていたのです。

テレビで性別不合について目にすることもありましたが、母によって着飾られた私はどう見ても女の子でしかなく、それとは違うと思い込んでいました。

そして着せ替え人形のように好きでもないスカートを履き、かわいい女の子を演じ続けていたのですが、中学生になったころ、あることがきっかけで突然声が出なくなりました……。

目次

・性別の固定概念に苦しめられ…
・作画:上村秀子


精子バンクで出産


精子バンクで出産


精子バンクで出産


精子バンクで出産


精子バンクで出産


精子バンクで出産


レイさんは男友だちに遊ぼうと声を掛けましたが「女子のくせに男子に話しかけんなよ!!」

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