大学へ行かない子どもは裏切り者?学歴重視の母に異常さに気づいて<親に整形させられた私>
と言います。
夢を追うのは間違っているのかと聞くと、医師や弁護士など、立派な夢なら応援できると母。
「それって美容師は立派じゃないってこと?」
「お母さんの言う立派ってどんな基準なの?」
矢継ぎ早に質問すると、母からは納得のいく返事はなく、性格が悪い、意地が悪いと話を断たれてしまいます。
「私、お母さんと離れなくちゃダメな気がする」
エリカさんは一人、自分の人生について考え込むのでした……。
親が子どもに夢を託すのはよく聞く話。しかしエリカさんの母のように、親の価値観を押しつけるようなやり方は、子どもの人生を本当に考えていると言えるのでしょうか?
親には、自分の選んだ道を見守っていてほしいものです。今まで「自分で選ぶ」ことが許されなかったエリカさん。やっと確信した母への違和感は、きっと間違っていません。
まだ高校生のエリカさんには、この先長い人生が待っています。自分の道を見つけるチャンスを見逃さずにつかんでほしいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター グラハム子
「母の関心は私じゃない」娘を支配する母…異常さに気づいた娘の決断とは?<親に整形させられた私>