2023年12月23日 21:55
「お父さんいないのに…」父を亡くした双子の姉妹は、幼稚園の対応に困惑<母子家庭で育った双子>
ある日、父の日に向けてお父さんの似顔絵を描く工作の時間がありました。むやさん姉妹が材料を見つめることしかできないでいると、「先生手伝うから、お父さんの絵描いちゃおう?」と声をかける先生。
むやさん姉妹にとって父親は、写真で顔は知っていたものの、母親を悲しませる存在と思っていたためこの工作そのものに不満を感じていました。
むやさん姉妹の母は、運動会などのイベントや家では、いつも一緒にいてくれ、そのためむやさんは、寂しさはさほど感じなかったと振り返っていました。
父親が他界した双子の姉妹に、父親の似顔絵を描かせた幼稚園の先生。幼稚園の方針やよかれと思った行動だったのかもしれませんが、もう少し子どもたちの気持ちを尊重が必要な部分だったのかもしれませんね。
父の日は父親へ感謝を伝える日ですが、それぞれの家庭環境や事情は異なります。
イベント事はできるだけみんなが楽しく過ごしてほしいもの。
いろいろな家庭や事情があることを尊重した行事ができるといいですよね。
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著者:マンガ家・イラストレーター むや
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