くらし情報『リオ五輪選手のエネルギーの源は、生まれながらの「不平等」』

リオ五輪選手のエネルギーの源は、生まれながらの「不平等」

目次

・オリンピック選手たちよ、“死に方”は自分で選べ!
・元難民……今はトップアスリート
・人々の命を救った、元難民少女の泳ぎ
・不平等を超えてゴールを目指す
(Photo by gooニュース)

(Photo by gooニュース)

8月5日に開幕した、リオデジャネイロオリンピック。 
出場する選手たちは、世界中の人々から注目を浴び「トップアスリート!」と賞賛される華やかな存在だ。 
しかし、彼らがこれまでに歩んできた人生は決して華やかであるとは限らない。 
差別や偏見と立ち向かい、故郷を離れ、私たちが想像を絶する苦痛を味わってきた選手たちもいる。 
大手スポーツブランドの「ナイキ」は、開幕より一足早く、そんな選手たちに向けて【ちょっと変わったエール】を送っていた。

オリンピック選手たちよ、“死に方”は自分で選べ!

※動画が見られない方はこちら

たくさんのベビーベッドが置かれた部屋に、1人の男が入ってくる。 
褐色の肌、白い肌、青い目、黒い目、縮れた毛、ブロンドの髪、そこにはさまざまな国籍の赤ちゃんがいた。 
そして、ベッドには“NEYMAR JR”、“SERENA WILLIAMS”……トップアスリートの名前が書かれたネームタグが下がっている。

「赤ん坊たちよ、よく聞け」

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