メダルに必要とされる金の量は合計9.6kg。
それは、デスクトップパソコンでは7万4,000台、携帯電話では32万台分の電子基板に相当する。
日本には廃家電が大量に存在しており、「都市鉱山」と呼ばれる程、再利用可能な資源が眠っている。
「100%リサイクル金メダル」を実現することで、日本の技術の証明、そして環境や資源を大切にする日本の姿勢が世界に伝われば、それに越したことはない。
(Photo by Flickr)
日本はリサイクル率は世界トップクラス!
下図を見ても分かる通り2014年の時点で、日本のリサイクル率は欧州の約2倍、なんと米国の約4倍だった。
(Photo by PETボトルリサイクル推進協議会)
責任感が強く、モラルの高い日本人の気質がこの数字から伺える。
しかし、実はゴミ焼却場数も世界トップクラス…
これは、リサイクルはするが、消費スタイルは変えなかった結果だ。
そんな日本でも3Rは世間一般となったが、今後は4Rを新しい常識として定着させるべきだ。