Google創業者が「アイデアに価値はない」と言い切るワケ
今、多くの企業を巻き込んで行われているこのプロジェクトであるが、ボイヤンがこの問題に取り組もうと思ったのはとても些細な出来事がきっかけである。
(Photo by Facebook)
ある日、彼は旅行でギリシャを訪れていた。
ギリシャといえば青々とした澄んだ海が象徴的なのだが、そこで彼が目にしたものは、魚の数よりも多いプラスチックのゴミであったという。
彼は元々自然や科学に興味があったわけではないが、この状況にショックを受け、疑問を持った。
どうやったらこのゴミの回収ができるか。
すぐに実験に取りかかったそうだ。
すぐに行動できないことは「無意味」
(Photo by 日本経済新聞)
日本にも、思い立って即行動に移した異端児がいる。
『NejiLaw』という会社の社長、道脇裕がその人だ。
現在37歳の道脇氏は米航空宇宙規格の試験にも合格した、「緩まないネジ」を開発した人物である。
これを聞くと道脇氏は英才教育を受けたサラブレッドではないかと想像できるが、実はその真逆。