くらし情報『純粋な無知が生んだ「うつ病」を受け入れない世界』

純粋な無知が生んだ「うつ病」を受け入れない世界

「楽しい」といったイメージで、うつ病とは相反するような印象があるのではないだろうか。 
ケビンは現在、うつ病、そしてうつ病に対する社会的不名誉、無関心、無知、不寛容と闘っている。 

内なる闘い以上に恐ろしいこと

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彼は以前、「うつ病をわずらうコメディアンの告白」というテーマで、テッド・トークス(TED talks)に登壇した。 
トークの中で、ケビンが定義した本当のうつ病とは「人生のすべてがうまくいっているときに悲しくなること」。 
うつ病は、なにかがうまくいかないことによって、一時的に悲しくなることとは違う。 
彼が最も恐れることは、うつ病に対して自らが闘うこと(内なる闘い)ではなく、他人が抱くうつ病に対するネガティブなイメージ。 
このスティグマによって、うつ病を患う人たちはSOSを出しづらくなってしまうという。 
ケビンはトークの最後で訴えた。


“うつでも大丈夫。私たちは人間ですから、悶えたり、苦しんだりします。血が出て泣くこともあります。

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