ソーシャルネットワークの「シェア」にも現れているように、近年の若者の価値観は「シェア:共有、共感」へと移行しつつあるという説がある。
「個人」から「社会」へと人々の意識は移り、結果的にシェアハウスやコミュニケーションを伴うお金の使い方へと消費の在り方は変化していっているそうだ。
この現象は、非正規雇用や結婚する若者の減少問題にも加え、国の経済に衰退を招くと懸念される。
しかし、古市憲寿著の『絶望の国の幸福な若者たち』によると、高度成長期に若者だった人々の中で当時「人生に満足している」と答えたのは5割だったのに対し、現在の若者は7割が幸せなそうだ。
「幸せ」の価値観が変化してきている
(Photo by Sabino Aguad Follow )
私たちミレニアルズの親の世代から見ると私たちは向上心が少なく見えるのかもしれない。
彼らの世代と比べたら「マイホーム」にも「マイカー」にも「キャリア」にも消極的なのかもしれない。
しかし、それは悪いことなのだろうか?
アメリカの科学者マット・キリングワースは幸福度追跡装置というものを開発した。