調査対象は、前代未聞の65万人もの人。
アプリを使って、世界中の人々の幸福度を数分単位で調べ、理由を探り出した。
結果、年齢、性別、収入、既婚/未婚かなどは関係なく、幸せの要因は「目の前に集中しているかどうか」だったそうだ。
「何をしているか」ではなく、「目の前のことに集中して取り組めているか」。
そこが大事だったのだ。
この結果を見ると、親の世代よりも今の世代の幸福度が高いのも理解ができる。
長い間働いて、お金を貯め、家や車を買うよりも、ある意味未来を諦め、その日その日を生きている人の方が長期的に見ても幸せだということだったのだ。
また、「物」よりも「経験」にお金を使う方が幸せだという説は定着してきていると思うが、現在の「ミレニアルズ」の「シェア思考」もそこにつながるのかもしれない。
人と共有する時間は物理的には手に入らない「経験」である。
そもそも私たちに選択肢はない
(Photo by Steven Depolo)
資源は限られていることは誰もが知っているが忘れがちだ。