友達と集まりながら、そこにいない誰かと“つながる”という状況なんて、日常茶飯事ではないだろうか?
彼のフォトシリーズ「リムーブド」は、スマートフォンなどの個人用の通信機器が社会や人間関係、身体との関わりのなかでどんな役割を果たしているのかを問う作品だ。
今の時代を生きる私たちの生活に欠かせないスマートフォンやタブレット機器を、あえて写真から「取り除くこと」で、機器を通じた“つながり”に依存している人間の姿がいかに滑稽なのかを見せている。
(Photo by Eric Pickersgill)
「スマートフォン」は実際のところ、どのくらい人の「人生」を変えるのだろうか?
「スマートフォンが私たちの人生をどこまで変えるのか、そこまではまだわからない」と彼は話す。
(Photo by Eric Pickersgill)
そして彼のテッド・トークは「(地球の反対側にいる友達とも、同じ部屋にいる友達と同じように会話ができるが)同じ部屋にいる友達と仲良くできなければ、地球の反対にいる友達と仲良くすることはできない」